Xperia Ace IIIは、5.5インチの液晶ディスプレイに1,300万画素のシングルリアカメラ、おサイフケータイや防水防塵対応など、Aceシリーズで初めて5Gに対応したエントリークラスのスマートフォンです。 CPUはSnapdragon 480 5Gを搭載し、前機種「Xperia Ace II」から処理性能が大幅に向上しました。 ■Xperia Ace III 機種代金の比較 ※各種キャンペーンを適用しない本体価格 販売価格はドコモが34,408円、auとUQモバイルが33,415円、ワイモバイルが31,680円となっています。 各社が実施しているキャンペーンやお得な割引施策を適用すれば、更に安く購入することも可能です。 本記事では、Xperia Ace III の外観デザインやスペック、カメラ性能や前機種Xperia Ace Ⅱから進化したポイントを詳しく解説します。 Xperia Ace III の購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。 ※ 記事内の価格はすべて税込み価格です。 まずはじめに、Xperia Ace IIIの外観を確認していきましょう。 Xperia Ace IIIの本体サイズは「幅69mm×高さ140mm×厚み8.9mm」となっており、ディスプレイは「5.5インチ」のTFT液晶を搭載しています。 コンパクトなサイズ感なので、女性や手が小さい方でも問題なく片手操作できるはずです。 ディスプレイはフラットなデザインでベゼルが細く、水滴型ノッチを採用しています。 また、ディスプレイの保護ガラスには最大2mの高さからの落下に耐えるGorilla Glass Victusを採用しているので、耐久性もバッチリです。

背面デザイン

背面は樹脂素材ながらもサラサラとした手触りで質感がよく、エントリークラスでありながらも所有欲を満たしてくれる満足度の高い仕上がりとなっています。 光沢がなくマットな質感なので、ホコリや指紋汚れが目立ちにくいのもポイントです。 背面左上のシングルカメラは1300万画素(1/3型 26mm F1.8)です。レンズ部分は本体より僅かに凹んでいるので、机などフラットな場所においてもガタつくことがありません。 NFCを搭載しているので、おサイフケータイやキャッシュレス決済にも対応しています。

側面デザイン

側面は背面と同素材でサラッとした質感になっています。このおかげで端末を持った時にしっかりと手に馴染む感覚があって非常に持ちやすいです。 右側面には電源ボタン(指紋センサー)と音量ボタン、左側面にはカードスロットを搭載し、SIMカード(nanoSIM)と最大1TBまでのmicroSDカードを挿入することができます。 また、3.5mmオーディオジャックに有線イヤホンを接続して音楽を楽しむことが可能です。 本体下部の充電端子はUSB Type C仕様で、急速充電にも対応しています。

サイズ感・重量

軽量かつコンパクトなサイズ感なので片手で持ちやすいです。 背面のサラサラとしたテクスチャのおかげで滑りにくく、しっかりとしたホールド感があります。 左右どちらの手で持っても片手で操作したり指紋認証でロックを解除することができる絶妙なサイズ感で、長時間操作していても疲れにくい端末だと感じました。

カラーバリエーション

Xperia Ace IIIのカラーバリエーションは「ブラック」「グレー」「ブリックオレンジ」「ブルー」の全4色です。 どのカラーも光沢がなくマットで落ち着いた雰囲気なので、プライベート・ビジネス問わず使用することができるスマートフォンではないでしょうか。 販売元のキャリアによって、本体カラーの取り扱いがそれぞれ以下の様に異なるので注意して下さい。 ■Xperia Ace III キャリア別カラーバリエーション 参考:SONY[2] Xperia Ace IIIは、CPUに2021年1月に発表されたエントリー向けの「Snapdargon 480 5G Mobile Platform」を搭載しています。 低価格帯のスマホということもあってスペックに関しては低めです。 最新の3Dゲームを快適に遊びたい方や、広角や望遠を切り替えてカメラで撮影したい方、マルチタスク作業を頻繁にされる方にはあまり向いていない端末と言えます。 しかし、ワイヤレス充電やフルセグ/ワンセグに対応していない点は残念ですが、おサイフケータイや防水/防塵、3.5mmオーディオジャック搭載など、端末価格のわりに日常使いで重宝される機能を多く搭載している点は見逃せません。 「Antutu Benchmark」でベンチマークテストを行った結果、スコアは「287499」を記録。 前機種と比べてスコアが約3倍向上していることが分かりました。 万人におすすめできる端末ではありませんが、スマホを初めて使う人・メールやLINE、電話程度しかスマホを使わないライトユーザーの方には必要十分な性能の端末に仕上がっています。 Xperia Ace IIIは、4500mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、毎日長時間スマホを使う人や充電を忘れてしまいがちな人でも安心して使うことができるでしょう。 さらに、Xperia独自の充電最適化技術と「いたわり充電機能」によって、3年間使い続けても劣化しにくい長寿命バッテリーを実現しています。 約5.5インチのディスプレイはTFT液晶ということもあって、輝度を最大にしても暗い印象です。 解像度もHD+と若干荒いので、スマホで高画質な動画を楽しみたい人には若干物足りないでしょう。 日中・食事・接写(マクロ)・夜景・プレミアムおまかせオートで撮影すると、それぞれどんな写真が撮れるのか参考になれば幸いです。

日中の様子を撮影してみた

今回は日差しが強い最高気温36℃の真夏日に撮影しましたが、ディスプレイの輝度をMAXにしても画面が暗く、ピント合わせや構図の確認、撮影した写真の確認がしにくかったです。 撮影した写真はどれも発色が濃く、やや不自然な仕上がりとなりました。 スマホの小さな画面で確認するとそれなりに撮影できている様な印象を受けましたが、等倍で確認すると全体的な色味や解像度など、正直画質に関してはイマイチという印象を受けました。

食べ物を接写で撮影してみた

料理の写真は、画面をタップしてピントを合わせるごとに色温度がコロコロ変わるので、オートで上手く撮影するのが難しかったです。 特に白っぽい寒色系の食べ物(右側の写真)を美味しそうな色味で撮影するには、マニュアルで明るさと色温度をそれぞれ設定してから撮影するのがおすすめです。 ちなみに今回2枚の作例をアップしていますが、それぞれ20枚以上撮影した中から厳選したものを掲載しています。

接写撮影してみた

Xperia Ace IIIでは、残念ながら前機種に搭載されていた深度カメラは廃止されたものの、背景をぼかしたマクロ撮影は可能です。 背景のぼけ具合もやりすぎていない感じで、植物の質感をしっかりと確認できる写真を撮影することができました。

夜景を撮影してみた(暗所・夜間でも可)

深夜の工場と公園で撮影してみました。 ナイトモードには対応していませんが、プレミアムおまかせオートで撮影すると「夜景」として認識して撮影することができます。 やはりここまで暗い状態だと、手ブレ補正が強力という訳でもないので、ピンぼけ写真を連発してしまいました。 撮影した写真はどれも解像度が低く、靄がかかったような仕上がりになってしまうので、夜景など暗所での撮影がメインの方にはかなり厳しいレベルだと思います。

プレミアムおまかせオートで撮影してみた

Xperia Ace IIIは、被写体や環境に応じた設定を自動で選択してくれる「プレミアムおまかせオート」に対応しています。 今回の撮影でも風景や夜景、料理やマクロなどを自動で認識して撮影することができました。 特に逆光のシーンでは、太陽の明るさに合わせて周囲を上手く補正してくれるので、非常に便利です。 ■ Xperia Ace III と Xperia Ace II のスペック比較表 ※縦にスクロールできます。 参考:SONY[2][4] 本体サイズやディスプレイの大きさ、バッテリー容量は全く同じですが、重量は前機種よりも約3g増加しています。その他基本的な機能に大きな違いはありません。 Xperia Ace IIとの最大の違いは5Gに対応したことです。 また、CPUはHelio P35からSnapdragon 480 5Gにアップグレードされ、普段使いに問題ないスペックのエントリーモデルへと進化しました。 また、アウトカメラは画素数は変わらず約1300万画素で、F値が2.0から1.8へと向上しました。 しかし、200万画素の深度測位カメラが廃止されてしまったので、ポートレート撮影など背景をぼかした写真を撮影する際は前機種の方が有利かもしれません。 Xperia Ace IIを使っていて処理性能に不満がある人や、5G回線を使いたいという人はXperia Ace IIIへの乗り換えを検討する価値があります。 購入を迷われている方は、ぜひ参考にして下さい。

コンパクトで手にフィットするサイズ感

Xperia Ace IIIは「ずっと使えるシンプルコンパクト」というキャッチフレーズ通り、片手でも持ちやすく、本体重量も軽いので長時間使っていても手が疲れにくい端末でした。 幅約69mm、厚さ約8.9mmなので、シャツの胸ポケットやズボンのポケットにもすっぽり収まります。 また、右側面に指紋センサーがついているので、いちいちマスクを外さなくても画面のロックを解除できるのが便利でした。 指紋は最大5つまで登録することができます。 右利きの方であれば右手の親指と左手の中指の指紋を登録しておけば、左右どちらの手で端末を持った時でもかんたんにロックを解除することが可能です。 端末の大きさが絶妙なので、文字入力に関してもフリック・フルキーボード(QWERTY配列)どちらも片手で操作しやすい印象でした。 Xperia Ace IIIは、コンパクトなスマートフォンが欲しいという方に、かなりおすすめな機種です。

防水防塵+高耐久ガラス仕様で気軽に使える

ボディーの質感についてはここまで何度か解説してきましたが、実は触り心地がいいだけでなく、細かな傷を目立ちにくくする効果もあります。 しかも、ディスプレイは割れにくく傷にも強い高耐久ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しているので、スマホをポケットからよく落としてしまうという人でも安心です。 また、IPX5/8の防水性能があるので、キッチンなどの水回りでも水濡れを気にせず使うことができます。 キャンプやアウトドアスポーツが好きな方でメインで使っている端末が防水防塵に対応していない場合は、Xperia Ace IIIをサブ端末として契約するのもいいかもしれません。

ハイレゾ対応で有線でも無線でも高音質

Xperia Ace IIIはSONY製の端末ということもあって、ハイレゾ音源の再生に対応しています。 ワイヤレスではハイレゾ相当のLDACコーデック(最大転送速度990kbps)に対応し、3.5mmオーディオジャックには別売りのハイレゾ対応ヘッドホンを接続することで、高音質で音楽を楽しむことが可能です。 最近のスマートフォンは、3.5mmオーディオジャック非搭載の機種が多いので、有線イヤホン/ヘッドホン派にもおすすめです。

大容量バッテリー搭載で電池持ち抜群

前機種同様、Xperia Ace IIIは4500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。 しかも、3年間使い続けても劣化が少なく快適に使い続けることが可能です。 スマホを使う時間が長い人でも3Dゲームなど重い作業をしなければ、翌日まで十分バッテリーが持つでしょう。 電池消費を抑え電池持ちをよくする「STAMINAモード」を使えば、通常よりも待ち受け時間を更に伸ばすことも可能です。

シニアでも安心の使いやすい「かんたんホーム」

Xperia Ace IIIは、文字やアイコンサイズが大きくて見やすいホーム画面「かんたんホーム」に設定することができます。 例えば、家族や友人など頻繁に通話する相手の短縮をショートカットに設定してホーム画面に表示したり、必要最低限のアプリだけを表示することができます。 今までスマホを使ったことがないご年配の方でも、かんたんにスマホを使うことができます。 ホーム画面は「docomo LIVE UX(ドコモ版のみ)」「Xperiaホーム」「かんたんホーム」3つの中から選んでいつでも変更することができるので、老若男女問わず使える一台です。 Xperia Ace IIIは、前機種からスペックが向上し、耐久性や機能の充実具合などエントリーモデルにしては十分な仕上がりの一台です。 実際にしばらく使ってみましたが、端末のデザインやサイズ感に関してはとても気に入りました。Xperia Ace IIIを触ってから他の6インチクラスの機種を触ると、大きさと重さがとても気になります。コンパクトな端末の使い勝手の良さに改めて気付かされました。 必要最低限の機能は搭載していますが、3Dゲームなど高負荷な作業や、高画質なカメラを求める方には向いていない機種なので、本記事を参考に自分の用途で問題なく使うことができるか判断しつつ、購入を検討してみて下さい。 Y!mobileなら最大36,000円割引! iPhone 13シリーズが値下げ! SIMのみ乗り換えで最大13,000円相当キャッシュバック! そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

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