最大の特徴は、縦横比21:9の約6.0インチの有機ELディスプレイが搭載されている点です。残像感が少ないコントラストの高い映像が楽しむことができます。大画面・有機ELとなると、特に映画やYouTubeなどの動画コンテンツを存分に堪能することができます。 「4万円台」という比較的安めの価格設定は、多くの人が手を出しやすい価格帯です。 本記事では、Xperia 10 Ⅱの外観やデザイン、スペックやパフォーマンスに加えて、特徴的な機能やカメラの性能まで、気になる部分を実際に使ってレビューをします。 iPhone 13シリーズが値下げ! 最新スマホも!対象機種一括1円〜! 通話かけ放題 最大1年間割引! まず最初に目に入るのは、その特徴的な縦長のディスプレイでしょう。2,520×1,080のフルHD+表示に対応する有機ELディスプレイを搭載し、そのボディサイズは、約69(幅)×157(高さ)×8.2(厚さ)mmとなっています。 縦には長いのですが横幅は iPhone SE2よりも小さく片手でも持ちやすいサイズ感となっています。

背面デザイン

背面は、光沢のある高強度のCorning® Gorilla® Glass 6を採用。つるっとした質感で全体的に高級感があるデザインとなっています。指紋もあまり目立ちません。 背面上部にNFCを搭載しており、急速に進むキャッシュレス化にも問題なく対応できます。その横には3連のカメラが存在感を醸し出しています。 カメラ部分は約0.2mmほどの出っ張りがあるため、テーブルなどに置いた際には少しガタつきが発生します。レンズに傷が付く可能性もありますので、気になる人はカバーなどで保護をしましょう。 今回のレビューではホワイトを使用していますが、男性にも女性にもマッチする爽やかなホワイト色となっています。

側面デザイン

側面は、樹脂素材を採用しており、さらっとした手触りで片手で持った時も手にしっかり馴染むデザインとなっています。背面のつるっとしたデザインと相性も良く、安っぽさは感じません。 廃止する端末が多い中、3.5mmイヤホンジャックも健在です。

サイズ感・重量

端末は縦長で、全体的に大きな印象があり一見持ちにくいように思われがちですが、横幅は約69mmとあまり大きくなく、非常に手になじみやすく持ちやすい形状となっています。 重さは151gで、大きさの割には軽く、片手操作で長時間使用しても疲れにくいと感じました。手の大きくない人でも、長時間快適に使うことができると思います。 「画面は大きい方がいいけど、操作は片手で快適に行いたい!」そんな願いを叶えるようなバランス感になっています。

カラーバリエーション

カラーバリエーションは「ミント」「ホワイト」「ブラック」「ブルー」の4色展開となっています。「ブルー」はドコモ、ワイモバイル限定カラーです。 ガラス素材のため、色の薄い「ミント」「ホワイト」はクリア感があり可愛らしい印象、色の濃い「ブラック」「ブルー」はスッキリとしたスタイリッシュな印象にあります。 本機はミドルレンジSoCである「Snapdragon 665」を搭載しています。このプロセッサは、2万円台の端末に搭載されることもあり、ハイスペックと呼べるものではありません。この価格帯であるなら、個人的には700番台のSnapdragonを搭載していれば、文句なしで一押し端末間違いなかったでしょう。 スペック表では少し惜しい気がしますが、実際の動作が安定していればまったく問題はありません。実際の操作について検証していきましょう。 まず、ウェブページの閲覧を検証してみました。独特の縦長液晶は表示される範囲が非常に広く快適にネットサーフィンが出来ました。 ディスプレイが縦に長いため、表示範囲が非常に広く、地図のアプリなど画面にたくさんの情報を出しておきたい時にとても快適に使用できました。縦読みをする漫画アプリなどを使用した場合には特に活躍するのではないかと思います。 動きに関しても極端にカクつくこともなく、基本的にはミドルレンジとして特にストレスを感じることない操作感でした。 ミドルレンジということを加味すればスペックは十分ですが、普段ハイスペックなスマホに使い慣れてる人にとっては、若干動きが鈍いように感じるかもしれません。完璧な動作を求める人にはおすすめはできません。 なお、性能を数値化するベンチマークスコアをAnTuTuで測定したところ「175,286点」を記録しました。ミドルレンジでこの値なら十分といったところではないでしょうか。 バッテリー性能の高さには非常に驚きました。朝フル充電にし、Web閲覧をしたり動画の視聴をしたりしながら1日使用しましたが、その日の夜のバッテリー残量は半分程度の50%となっていました。

普段私が使用しているバッテリーがヘタり始めているiPhone Xの場合、ほぼ空っぽになっている感覚です。さすがは3,600mAhの大容量バッテリーを搭載しているだけあって電池の持ちは折り紙付きです。軽さをキープしているところもポイントは高いですね。 大容量バッテリーの場合、充電時間が長くかかってしまうことが一般的にはデメリットとあげられますが、USB PDに対応しているため、最短で約140分で充電が完了するといううれしい機能が備わっています。また、充電にともなうバッテリーの劣化を低減させる「いたわり充電」という機能も搭載されているので、気になる人は設定しておくとよいでしょう。

サイズ感の違い

以下の表が、Xperia 10 ⅡとXperia 8のサイズ比較表になります。その差はほぼなく、同等のサイズ感であることがわかります。 注目すべきは重さの違いです。前作の重さが「170g」なのに対し、本機は「151g」となっており、前作と比較すると約20gほど軽くなっていることがわかります。 バッテリー容量が2,760mAhから3,600mAhと大幅に増えていて、軽量化を実現している点は注目ポイントです。長時間の使用にも向いていて、さらに軽量化により長時間の使用でも疲れないという点については、非常に大きなメリットとしてあげられます。

ディスプレイの違い

前作のXperia 8は「液晶」ディスプレイを搭載していましたが、今作「Xperia 10 II」は有機ELディスプレイを搭載しています。一般的に「有機EL」は「液晶」と比べて、高コントラストで発色に優れるなど、画質を始めとする利点があります。 私も実際に使用してみて、発色の良さはすぐに感じました。写真を見る機会が多かったり動画を視聴することが多いなど、ディスプレイを見る機会が多い人にはとても嬉しい点といえるでしょう。表示範囲の広い縦長の大型ディスプレイとの相性も抜群です。

カメラの違い

Xperia 10 IIは背面にトリプルカメラ(3眼)を搭載していますが、Xperia 8はデュアルカメラ(2眼)です。Xperia 8は「メインカメラ」+「望遠カメラ」の構成でしたが、Xperia 10 IIはさらに「超広角カメラ」が追加で搭載され、3眼カメラとなっています。 ただ注意しなければならない点としては、レンズの数が増えたからといって、画質そのものがアップするというものではありません。あくまでも超広角で撮影できるという機能が追加されたという点でのメリットとして捉えたほうが良いでしょう。 狭い室内で広範囲の撮影がしたい場合や旅先で大きな被写体を一枚の写真に収めたいといった場合には、活躍が期待される機能です。

日中の様子を撮影してみた

撮影日はあいにくの曇り空でしたが、カメラの性能を試してみました。まずはノーマルモードでの撮影です。全体的に明るさ調整がうまくいかず、暗めの写真となってしまいましたが、草木の緑は非常に綺麗に表現されていて綺麗な写真が撮影できたという印象です。 超広角レンズは、撮影できる幅が広がり、明るさの補正はノーマルモードより効いた印象。色味も比較的明るく出ていますが、全体の再現度はそこそこ高く感じます。しかし、全体的に繊細さが描けるイメージです。 これだけ広い範囲が撮影できるようになると活躍の場が多くありそうです。

食べ物を接写で撮影してみた

普段テレワークで仕事をすることが多いため、外でお昼を食べる機会が少なくなり、家で簡単に済ませることが増えてきました。そんな状況下で、家で食べるご飯を美味しそうに綺麗に撮影することできるのかという検証も兼ね、今回はカップラーメンの撮影を試みました。 本機には、料理モードという撮影モードがあります。特別な設定は特に必要なく、料理にカメラを向けると自動で料理モードに切り替えてくれるので、カメラ初心者の人でも簡単に料理に適した設定で写真の撮影することができます。 写真については、麺の細かな部分まで綺麗に撮影することができましたが、調整が効きすぎてやや明るすぎる写真になった印象です。おいしそうに撮影できる反面で、リアルさは少し欠けてしまうかも。

接写撮影してみた

某ハンバーガーショップのフライドポテトを接写で撮影してみました。塩の粒まで確認できるほど近づいてもピンボケすることはありませんでした。しかしこれ以上近づくと被写体にピントが合わず、接写の性能だけ見るとそこまで高くないように感じました。

夜景を撮影してみた

続いて夜景の撮影について検証してみました。夜8時頃のショッピングモールにて、ノーマルモードとナイトモードを使用して撮影してみました。 ナイトモードは明るさの補正がしっかりとされ、綺麗な写真を撮ることができました。デメリットとしては、シャッターを押してから、写真が保存されるまで約3秒ほど後処理に時間がかかることが挙げられます。 ノーマルモードでもナイトモードに及ばずとも綺麗な写真を撮ることができました。夜景にはナイトモードの使用を推奨しますが、気軽にサクッと撮りたい場合はノーマルモードでも十分かもしれません。

マルチウィンドウが便利

21:9の縦長のディスプレイを生かしたマルチウィンドウ機能がとても便利です。 この機能は上半分と下半分の画面でそれぞれ別のアプリを同時に起動できるという機能になります。YouTube で動画を見ながら地図アプリを使ったり 、SNS を複数起動してたくさんの情報を同時に取り入れるといった使い方ができます。 本機のCPU性能がそこまで高くないため、アプリを複数起動すると動作が重くなることがあります。使用するアプリの選択は注意する必要があります。

有機ELディスプレイが綺麗

ミドルレンジモデルでは珍しく、有機ELディスプレイを搭載しており発色の良い綺麗な画質を楽しむことができます。ディスプレイの大きく動画などを見る機会も増えることが予想されるため画質が綺麗なことはとても嬉しい点です。

防水、おサイフケータイ、イヤホンジャックに対応

本機は「防水」「おサイフケータイ」に対応しています。台所や風呂場といった水場での使用も問題なくできる上、近年急速に進むキャッシュレス化社会にも問題なく対応することができます。 また、特におすすめしたいのが、廃止されている機種も増えている3.5mmイヤホンジャックを搭載されている点です。近年Bluetoothイヤホンの使用が主流となってきており、有線イヤホンの活躍の場が少なくなっていると感じている方も多いのではないでしょうか? しかし、有線イヤホンにもたくさんのメリットが存在します。Bluetoothイヤホンは物によっては、音の劣化やズレが発生することがありますが、有線の場合は、端末から直接ケーブルを繋ぐため、音の劣化やズレが非常に少なく済みます。 また、有線イヤホンはイヤホン自体の充電が不要という点もメリットとして挙げられます。有線イヤホンの場合はいつでも安心して音楽を楽しむことができるのもメリットとしてあげられます。 なお、ハイレゾ音源の再生にも対応しているため、有線イヤホンとの相性もバッチリで、高音質な音楽を楽しむには最適です。有線イヤホン派の人にとってイヤホンジャックの搭載はとても嬉しい点ではないでしょうか。

価格が安い

「価格が安い」という点だけ考えると、ほかに海外メーカーのスマホで安い端末はたくさんありますが、ミドルレンジモデルとはいえ、有機ELディスプレイ搭載のXperiaが4万円台で購入できるというのは、非常に大きなメリットといえるでしょう。 なお、上記の価格表は支払いパターンの一例で、各キャリアごとにお得なサービスプログラムを取り扱っていますので、もっとお得名価格で購入できるプログラムがある場合があります。キャリアの公式ページで実際の価格をご確認ください。 防水機能やおサイフケータイ、3.5mmイヤホンジャックなど、あると嬉しい機能もしっかり搭載しつつ、マルチウィンドウ機能や有機ELディスプレイを搭載などの最先端な機能や装備は、「次はそこそこスペックの高いスマホが欲しい」と考えている、いわゆる「スマホ中級者」の人とって、間違いなくおすすめできる1台となっています。 最新のCPUが搭載されていない点や、カメラの画質がそこそこ性能ということを鑑みると、スマホ上級者の人とっては、物足りなさを感じるかもしれません。しかし、最先端の技術も実感でき、価格も抑えられていて比較的購入しやすいという点を加味すると、「脱スマホ初心者」の人にうってつけの端末だと感じました。 国産メーカーの最新の技術を低予算で実感したいという人は、ぜひ次の1台の候補として検討してみてはいかがでしょうか。 iPhone 13シリーズが値下げ! 最新スマホも!対象機種一括1円〜! 通話かけ放題 最大1年間割引! そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

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