今回はテレビ会議システムの特徴やシステムを選ぶ基準をご説明した上で、実際に良く使われているツールを10種類紹介します。 どんな企業の利用におすすめかも合わせてご紹介していくので、本記事を参考にテレビ会議システムへの理解を深めてみてください。

テレビ会議システムとは?

テレビ会議システムとは、テレビなどのモニターやパソコン、スマホを使用し、画面を通して、遠隔の人と会議ができるシステムを指します。導入をすれば、音声だけでなく、映像、資料を共有したり、1対1ではなく、グループ会議もできます。

テレビ会議システムとは?テレビ会議システムを選ぶ基準テレビ会議システムを導入するメリット・デメリットテレビ会議システムのメリットとは?テレビ会議システムのデメリットはあるの?テレビ会議に必要なものモニターカメラマイクテレビ会議システム比較10選1.Live On2.東和の会議システム3.Polycom4.RICOH Unified Communication System5.SHARPの会議システム6.V-CUBE7.SONYのVision Exchange8.Skype for Business9.Googleハングアウト10.Appear.inまとめ

近年は遠隔でやり取りをする機会が増えました。例えば、ビジネスでは、遠隔にいてもネット回線を通じて打ち合わせをする場面があります。 このように、リモートのやり取りが増え、テレビ会議システムの需要も増してきています。

テレビ会議システムを選ぶ基準

テレビ会議システムを選ぶ基準は以下の2点です。

テレビ型か?Web型か?

テレビ会議システムには2つのタイプがあるため、自分のオフィスの規模にあったものを選ぶ必要があります。 テレビなどモニターを使用するテレビ型会議システムとパソコンでも使えるWeb型会議システムです。 テレビ型会議システムは設備が搭載されている会議室で利用するのに対して、Web型会議システムは、インターネットが利用できる環境であれば使えます。 また、必要な機材も異なります。テレビ型会議システムでは高価な集音機材や専用機材を使用します。一方、Web型はPC用のWebカメラやイヤホンなどで済ませられます。 大企業の場合は、MTGでの参加人数も多数になるのでテレビ型会議システムの方が良く、少人数の会議の場合は、機材などもいらないためPCのみですぐに会議を始められます。

共有機能があるかないか?

会議の際に共有機能があると資料や映像、画面の共有が可能となりますが、システムによっては入ってない場合もあります。機能があると会議がスムーズに進むためどのような会議をするかによって判断すると良いでしょう。

テレビ会議システムを導入するメリット・デメリット

テレビ会議システムにはメリットとデメリットがあります。導入する前に知っておくと参考になるでしょう。

テレビ会議システムのメリットとは?

メリット①どこでも打ち合わせができる

働く方の中には外出の機会が多い人もいますが、外出先にいながら本社に繋いでの会議も可能です。また、自宅からでも会社にいる社員と会議ができるので、外出できない社員も自宅にいながらにして会議に参加できます。 また打ち合わせなどの際、直接相手に会って伝えたくても遠くにいるなどの理由で難しい場合もあります。もしテレビ会議システムを導入すれば、遠く離れた人と顔を見ながら身振り手振りで内容を伝えられるので便利です。

メリット②社内教育の効率化

テレビ会議システムを導入して得られるメリットには、社内教育の効率化もあります。日本の企業の中には、営業所や支店などが日本全国に点在しているところも少なくありません。このような企業が社内教育をする時、新入社員が各都道府県にいるので、教育期間だけ本社に出張してもらったり、教育担当者が新入社員がいる支店に足を運ぶ形になります。 そのため、交通費などのコストがかかります。しかしテレビ会議システムを購入すれば、各支店や営業所に新入社員がいる場合でも、本社からリモートで教育ができるので、コスト削減を実現できます。

テレビ会議システムのデメリットはあるの?

テレビ会議システムのデメリットは、音声トラブルが発生する可能性があります。そのため、音声の品質が高いテレビ会議システムを導入するのをおすすめします。 また、相手の雰囲気まで読み取れない場合もあります。実際に1つの会議室に集合したほうが、相手の顔色や雰囲気を伺いやすいでしょう。

テレビ会議に必要なもの

テレビ会議システムを使って会議をするためには、必要なもの揃えなければなりません。そのため、あらかじめ必要なものを知っておくと、参考になるでしょう。

モニター

テレビ会議システムに必要なもののひとつとして、モニターは欠かせません。モニターで相手の顔を映し出し、顔を見ながら話すほか、資料共有などに必要です。

カメラ

カメラも準備しましょう。カメラがないと撮影ができないので、会議をしている相手に映像を届けられません。

マイク

マイクも必要なもののひとつです。現在ではパソコンで会議ができる製品もあります。パソコンにスピーカーは内蔵されていても、マイクはない場合もあるので注意しましょう。 その他、インターネット回線も準備する必要があります。インターネットを利用して映像や音声を届けるため、インターネット環境は必ず必要です。

テレビ会議システム比較10選

時間がない人、簡単にそれぞれの製品を比較したい方もいるので、確認がしやすい表を作成しました。そのため、簡単に比較したい人はチェックして下さい。(「テレビ会議システム」で検索し、上位10サイトから比較しました)

1.Live On

Live On 運営会社:ジャパンメディアシステム株式会社 価格:3,000円(月額) Live Onは高品質、高機能、簡単操作が魅力的なテレビ会議システムです。音声遅延と音切れを極力回避する独自の機能を採用しています。 また、機能が豊富で、例えばさまざまな形式の資料を共有できます。例えば下記のような形式です。

ExcelWordPowerPointPDF

さらに安全な通信を実現するために、セキュリティが強化されているため、重要な議題の会議でも安心して利用できるテレビ会議システムです。 ブラウザで立ち上げられて、簡単に操作ができるようにレイアウト配置がされているため、使いやすいです。 価格も月額3,000円となっており、ほかのテレビ会議システムよりも非常に安価になっています。

こんな企業におすすめ

会議システムを重要な話し合いに利用したい企業

2.東和の会議システム

東和の会議システム 運営会社:株式会社東和エンジニアリング 価格:不明 東和の会議システムは株式会社東和エンジニアリングが開発したテレビ会議システムです。会議にはプロジェクターやマイクまざまな機器が必要ですが、東和の会議システムを利用すれば、テレビ会議システムに必要な機器を一括で揃えられます。ほかのテレビ会議システムと比較して導入が手軽です。 価格はホームページなどに記載されておらず、メールや資料請求をする必要があるでしょう。

こんな企業におすすめ

ゼロからテレビ会議システムの導入を検討をしたい企業

3.Polycom

Polycom 運営会社:Polycom, Inc. 価格:数万円から数百万円 Polycomは1人〜12人まで使えるテレビ会議システムです。価格は数万円〜数百万円となっており、機能や利用人数によって変動します。Polycomは販売台数が1位で、多くの人から選ばれるシステムです。 高品質の音声や画質を提供してくれる点、拡張が可能でカスタマイズ性が高い点、スケジュールを前もって予約しておき、会議を開始できる機能が搭載されている点などがシステムの特徴として挙げられます。

こんな企業におすすめ

大規模での運用を検討している企業

4.RICOH Unified Communication System

RICOH Unified Communication System 運営会社:株式会社リコー 価格:268,000円(本体価格) RICOH Unified Communication Systemは株式会社リコーが提供するテレビ会議システムです。こちらは月額制ではないため、一度購入すれば再び費用が発生することはありません。 RICOH Unified Communication Systemの特徴はほかの製品よりも操作性に配慮があるため、直感的な操作が可能です。また、セキュリティ対策も万全で安心して利用できます。

こんな企業におすすめ

簡単な操作でのテレビ会議を実現したい企業

5.SHARPの会議システム

SHARPの会議システム 運営会社:シャープ株式会社 価格:不明 SHARPの会議システムの価格は不明なため、お問い合わせや資料請求が必要です。液晶テレビのメーカー、SHARPが作る会議システムということもあり、なめらかな映像を実現します。映像の途切れが少ないので、遠隔でもスムーズな会話ができます。 また、大型液晶ディスプレイを採用しているので、リアルなコミュニケーションを実現してくれます。

こんな企業におすすめ

テレビ会議映像の画質にこだわりたい企業

6.V-CUBE

V-CUBE 運営会社:株式会社ブイキューブ 価格:カスタマイズにより価格変動あり V-CUBEはカスタマイズが可能で、導入企業によって価格が変動します。 V-CUBEの特徴は世界中から利用できる点です。ほかの製品の中には日本国内にしか対応していないものもあるので、グローバルなお付き合いをしている企業におすすめです。 また、マルチデバイスに対応しているので、ほかの製品と比較してさまざまな人と会議がスタートさせやすいです。

こんな企業におすすめ

海外とのテレビ会議をする機会がある企業

7.SONYのVision Exchange

SONYのVision Exchange 運営会社:ソニー株式会社 価格:オープン価格(具体的な金額は不明) Vision Exchangeはソニー株式会社が開発をしたテレビ会議システムです。具体的な価格は決まっておらず、見積もりをとる必要があります。 会議資料を同じ画面を複数人で共有できる機能があります。また、ホワイトボードに書かれた内容を保存できるので、メモや会議を振り返る時に使用できます。

こんな企業におすすめ

会議内容の振り返りをしやすくしたい企業

8.Skype for Business

Skype for Business 運営会社:マイクロソフト 価格:無料 Skypeのテレビ会議システムは無料で使えますが、ビジネス版のシステムも用意されています。こちらはOffice 365 Business Essentialsにユーザー登録すると使えます。 無料版では1つのグループの最大参加数が25人なのに対し、ビジネス版を利用すれば250人まで同時参加が可能になります1対1ではなく、グループで画面を共有するのも可能です。

こんな企業におすすめ

Office365を利用している企業

9.Googleハングアウト

Googleハングアウト 運営会社:Google .inc 価格:無料 GoogleハングアウトもSkypeと同様、無料で利用できるテレビ会議システムです。無料で利用できますが、Googleアカウントは必要です。 Googleハングアウトはブラウザはもちろん、スマホアプリにも対応しているので、スマホからのテレビ会議参加もできます。

こんな企業におすすめ

Googleアカウントを利用している企業

10.Appear.in

Appear.in 運営会社:Telenor(ノルウェーの電話会社) 価格:無料 Appear.inも無料で利用できるテレビ会議システムです。グラフで書かれた資料などを複数人で共有もできますし、さまざまなデバイスから会議に参加もできます。十分な機能が搭載されているので、無料でテレビ会議をしたい人におすすめです。

こんな企業におすすめ

無料で海外のとのテレビ会議をする機会がある企業

まとめ

近年は働く場所を選ばない時代になりました。必ずしも会社ではなく、テレワークや在宅ワーク、リモートワークなどもよくある話です。 テレビ会議システムを導入すれば、そのようなフリーランスの人と働く時や、海外の人とやりとりする時に便利なので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

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