Google 5
Yahoo!タグマネージャーやGoogleタグマネージャなどがありますが、「どのタグマネージャーを使えばいいのか分からない」「導入するといいことがあるの?」「そもそも使い方が分からないから手を出しにくい」と、精神的な導入障壁がとても高いのではないでしょうか。 今回は、タグマネージャーの中でも無料で使用でき、解析ツールなどとも相性のいい「Googleタグマネージャ」について、解説します。 いくつかの導入を経て、導入までの障壁の高さを感じてきましたので、まずは導入までを噛み砕いて解説いたします。 今後、導入を検討されている方の判断、導入の一助になればと思います。 また、アクセス解析にさらに注力したい方は、国内29種のアクセス解析ツールをまとめましたのでご覧ください。(参考:国内29種のアクセス解析ツール一覧) 【GAと連携するだけ】Webサイトの改善点をAIが自動で分析!無料診断を受けてみる≫ タグマネージャーでなにができるのか 実は、弊社のコーポレートサイトもタグマネージャーを使用しており、Googleアナリティクスなどを稼働させています。 タグマネージャーでなにができるのかGoogleタグマネージャとはタグマネージャーのメリットとはタグマネージャーが不要な状況Googleタグマネージャの使い方Googleタグマネージャの発行準備コンテナの新規作成タグの発行が完了管理画面の使い方タグ、ルールの設定タグとルールを合わせるバージョンを作成・公開する公開されているバージョンを確認する昔に戻りたいさいごに 本来Googleアナリティクスは計測する全ページにタグを設置しなければいけませんが、タグマネージャーを導入していたので、管理画面に設定しただけで導入完了となりました。 Googleタグアシスタントなどで見ていただくと、弊社コーポレートサイトでしっかりとGoogleアナリティクスが動いているのがご確認いただけます。 ※ソースを見ても、Googleアナリティクスのコードはありません また、Googleの公式ページでは実際に使用した企業の記事が掲載されています。 株式会社 LIXIL Google タグマネージャとリマーケティングの導入事例 この記事では工数削減だけでなく、工数削減によるPDCAサイクルの効率化など、タグマネージャーが及ぼした影響についても知ることができます。 Googleタグマネージャとは Googleが提供するタグマネージャーのことです。 タグマネージャーは、ひとつのタグを介して複数のタグを動かすことができるツールです。 このタグをウェブページに設置することにより、管理画面で様々なタグを設定し、稼働させることができます。 図にするとこのような形です。 タグマネージャーのメリットとは ウェブページにひとつのタグを設置するだけで複数のタグを動かせるようになることが大きなメリットになります。 また、それに伴ってタグマネージャーの管理画面で各タグが一覧できるようになるので、タグの管理がしやすくなることもメリットと言えます。 タグマネージャーが不要な状況 とはいえ。 もうすでにサイト全ページに必要なタグは埋まってます! しかもハードコーディングです! みたいな状況ですと、逆にタグマネージャーを導入するほうが手間になってしまいます。そのため、そのような状況の場合はタグマネージャーの導入はおすすめしておりません。 また、GoogleタグマネージャはYahooタグマネージャーと違い、動作保証しているタグがGoogleのものに限られます。そのため、Google以外のタグを設定し、そこで不具合が起きてしまうと解決が難しい場合があります。 ここに不安を覚える場合も、避けたほうが良いと思います。 Googleタグマネージャの使い方 それでは、ここからはGoogleタグマネージャの設定方法を解説していきます。 ※Googleタグマネージャを発行、webサイトへ設置。設定するタグはGoogleアナリティクス、という前提にて解説いたします Googleタグマネージャの発行準備 ※GoogleタグマネージャはGoogleアカウントを取得していることが使用条件になります まずタグマネージャーの公式サイトからログインします。 Googleタグマネージャー ログインすると以下の画面に遷移します。 Googleタグマネージャはひとつのアカウントの中に複数の「コンテナ」という枠を作ることができ、この「コンテナ」が変わると、管理画面やタグが変わります。 つまり、1コンテナ=1タグマネージャーと考えていただいてOKです。 このコンテナを新規作成するところから、Googleタグマネージャーの発行・設定はスタートです。 コンテナの新規作成 画面左の「新規作成」という赤いボタンから行います。 「コンテナ」と「ユーザー」がプルダウンされるので「コンテナ」を選択してください。 コンテナの初期設定画面に遷移しますので、各項目を埋めていきます。 コンテナの使用場所にアプリがあったりしますが、今回はウェブページを対象とします。 項目を埋めたら、保存をします。 タグの発行が完了 画面中央にタグが表示されます。これが、Googleタグマネージャのタグになります。 この画面では左下の「後でタグを追加」を選び、先に進みましょう。 管理画面の使い方 これで、コンテナ、タグおよび管理画面が発行されました。 管理画面では左カラムにメニューが並びますので、それをまず解説します。 ・【管理】GTMのインストール 先ほど表示された、Googleタグマネージャのタグを表示させることができます ・【管理】コンテナ設定 コンテナの名前やタイムゾーンなどを変更できます ・【ドラフトコンテナ】サマリー 現在設定されているタグの一覧を表示します ・【ドラフトコンテナ】タグ タグの設定をします ・【ドラフトコンテナ】ルール タグが発動するルール(URLなど)を設定します ・【ドラフトコンテナ】マクロ タグが発動するイベントを設定します ・【バージョン】 Googleタグマネージャは更新のたび、ここにその状態が保存されます。変更のログをとっているようなもので、ここを使用することで過去の設定内容に戻すことも可能です...