Ec Web
10分でわかるEC/D2C集客(無料) しかし、広告を実施して効果が出なかったらどうしよう、本当にやったほうがいいのかと疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。 結論から言えば、ECサイトが集客する上で広告の活用は必須といえます。 ECサイトが実施すべきWeb広告は、リスティング広告・リターゲティング広告・ショッピング広告のたった3種類です。Web広告のなかでも特に費用対効果の高い、これらの広告メニューを活用することで、必ずECサイトの売上を増やすことができます。 筆者は数十社のECサイト向けにWeb広告を運用し成果を出してきました。 本記事を読めば、ECサイトがWeb広告を出稿する上での費用や方法に対する不安を解消し、実際にどのようにすれば効果をあげられるかまで理解できるはずです。 ECサイトがWeb広告を活用する3つのメリット ECサイトがWeb広告を活用するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。 ECサイトがWeb広告を活用する3つのメリットメリット1.すぐに効果が実感できるメリット2.採算が合わなければすぐやめられるメリット3.費用対効果が良い【参考】ECサイトのWeb広告活用が進んでいる押さえておきたいECサイトのWeb広告費用Web広告予算の算出方法Web広告の費用相場ECサイトにオススメのWeb広告3種まずはこれから:リスティング広告効果が良ければ:リターゲティング広告更に売上を拡大したいなら:ショッピング広告SNS広告・動画広告・アフィリエイト広告・純広告は上級者向けECサイトがWeb広告で集客を成功させるための4つのポイント1.フェーズに合わせた手法を選択する2.ランディングページ(LP)を活用する3.ABテストでクリエイティブを最適化する4.リピーター向けの広告も実施するまとめ手間をかけずにWeb広告運用を最適化するには? メリット1:すぐに効果が実感できるメリット2:採算が合わなければすぐやめられるメリット3:費用対効果が良い メリット1.すぐに効果が実感できる ECサイトがWeb広告を実施すれば、すぐに売上アップなどの効果を実感することができます。 代表的な集客施策であるSEOやSNS運用と、Web広告を比較すると以下の通りです。 SEOやSNSでは、上位表示されたり一定のフォロワーを集めるまでに時間が掛かるため、中長期的に追っていく施策になります。 一方のWeb広告は、費用は掛かる分、今まさに商品を買おうとしている人に絞ってアプローチができ、すぐに売上につなげることができます。 リスティング広告で購買を検討しているユーザーに広告を出したり、リターゲティング広告で過去にECサイトに来訪したことのあるユーザーに絞って配信すれば、費用対効果を高く集客ができます。 メリット2.採算が合わなければすぐやめられる Web広告は配信結果をリアルタイムで確認ができ、採算が合わなければすぐやめることができます。 ECサイトの場合、商品の購買を最終ゴールに置いて配信するのが基本ですが、Web広告ではこの購買を計測することで、1回の購買に掛けた費用を簡単にモニタリングすることができます。 Web広告は本当に効果があるのか、やって赤字だったらどうしようと思われる方も多いかもしれませんが、そうした方にとって採算性を常に確認できるのは大きなメリットです。 またWeb広告は、広告媒体上でワンクリックで広告配信を即座に停止することができます。 万が一採算が合わなければ、すぐにやめられるのでチャレンジしやすい施策です。 メリット3.費用対効果が良い そもそもECサイトとWeb広告は相性が良く、費用対効果が良い施策です。 Web広告から、購入の場であるECサイトに直接誘導できるのがその理由です。 以下は、とあるECサイトのWeb広告の配信結果です。 購入単価が1,000円を超える商材ですが、コンバージョン単価(1回の購入に掛かった広告費)が420円と非常に安く購買につなげられています。 リピート購入も発生するので、LTVベースで考えれば更に高い費用対効果であると考えられます。 【参考】ECサイトのWeb広告活用が進んでいる ECサイトのWeb広告活用が進んでいることを示す、ECマーケティング株式会社の調査をご紹介します。 参考:ネットショップ動向調査~小規模/大規模ネットショップ~ 流通チャネル まず月商1,000万円以上のECサイトでは、リスティング広告が21.8%と最も多い流入チャネルになっています。 引用:ネットショップ動向調査~小規模/大規模ネットショップ~|PR TIMES 月商1,000万円未満のECサイトでは、ダイレクトが23.4%でトップで、リスティング広告は10.8%となっています。 より売上の大きいECサイトほど、Web広告を活用して売上につなげていることがここから分かります。 広告の実施有無 広告の実施の有無ですが、月商1,000万円以上のECサイトでは90.9%、月商1,000万円未満のECサイトでも71.2%が広告を実施しています。 引用:ネットショップ動向調査~小規模/大規模ネットショップ~|PR TIMES 競合サイトの多くが広告を活用して集客をしているということなので、そのなかで競合優位性を持って自社ECに集客するためには、やはりWeb広告を活用することが求められます。 押さえておきたいECサイトのWeb広告費用 Web広告を実施する際に気になる、ECサイトのWeb広告費用について解説します。 Web広告予算の算出方法 Web広告の費用・予算は、目標の売上から逆算して算出します。 上記の場合、たとえば購入1件にかけられる上限コストを1,000円とすると、おのずと広告予算が50万円となります。 また購入1件にかけられる上限コストは、LTV(顧客生涯価値)を超えない金額にしましょう。 上記の場合、顧客一人あたりから生涯に得られる利益=LTVが1,200円となり、これ以上は広告で費用を掛けると赤字になります。 Web広告の費用相場 Web広告の費用相場は、業種や商材によって様々です。 ECサイトの場合は、商品単価が比較的安いので、上記相場の下限値に近いと考えると良いでしょう。 参考:Web広告の費用の相場・予算の算出方法・費用を抑えるポイント ECサイトにオススメのWeb広告3種 ECサイトにおすすめなWeb広告メニューは以下の3種があります。 リスティング広告:検索語句に対応したテキスト広告を配信リターゲティング広告:過去サイトに来訪したことのあるユーザーに配信ショッピング広告:商品画像に価格などの情報をあわせて表示する ECサイトでは、コンバージョン率の高い上記3つから始めるのがオススメです。 購買に直接つながりにくい認知拡大施策に費用をつぎ込んでも、CPAが合わなくてWeb広告自体をやめることにもなりかねません。 まずは費用対効果が高く、運用もしやすいリスティング広告から始めましょう。 続いて、リスティング広告を実施して一定の集客ができ、リターゲティングリストが溜まったらリターゲティング広告を実施。 最後に、費用対効果良く売上を拡大できるショッピング広告です。 ブランドの認知度が低いうちは、検索数が少ない&リターゲティングリストが少ないため、リスティング広告とリターゲティング広告だけでは思ったほど売上拡大ができないので、ショッピング広告も必須です。 まずはこれから:リスティング広告 リスティング広告は、ブラウザの検索結果の上部に表示される検索連動型の広告です。 検索したキーワードに関連する広告が表示されるので、狙ったユーザーに配信しやすいメニューです。 商品購入を検討中の、以下のような検索キーワードで検索しているユーザーに向けて配信することで、費用対効果高く配信が可能です。 ブランド名:「NIKE」など商品名:「エアフォースワン」などサービス・商材名+おすすめ・購入など:「スニーカー おすすめ 買う」など...