iPhoneユーザーの中には毎月の携帯電話料金の高さに悩んでいる人も多いと思いますが、通信キャリアに格安SIMを選択することで、毎月の携帯電話料金を大きく節約できることはご存知でしょうか? 格安SIMならドコモ・au・ ソフトバンクといった大手キャリアを利用している場合、毎月3,000円〜7,000円程度かかる通信費用を毎月2,000円以下まで節約することができます。 今回は大手通信事業者のNTTグループが運営するドコモ回線の格安SIM「OCN モバイル ONE」をiPhoneで活用する方法を解説します。 iPhone 13シリーズ販売中! NTTグループが手がけるOCNならではの規模感や通信事業のノウハウは、ユーザーとしてはとても安心感がありますね。もちろん格安SIMなので、大手キャリアと比較して通信料金もとても安いです。 それでは、OCN モバイル ONEの料金プランをみてみましょう。 新コースの月額基本料 ※全て税込み 従来コース(新コース以外)の月額基本料 ※全て税込み ●初期費用 初期手数料:3,300円 SIMカード手配料:433円 ●支払い方法 ・クレジットカード(一部デビットカード) ・口座振替 ※口座振替を希望の場合はカスタマーズフロントへの連絡後、申込み用紙の送付・返送が必要 ●通話料 ・国内通話料:22円/30秒 ・OCNでんわアプリ経由:11円/30秒 ・050Plus:国内の一般電話8.64円/3分、国内のケータイ 17.28円/1分など  ※国際通話などその他詳細はこちら ●利用可能端末 ・iPhone ・SIMフリースマートフォン ・ドコモで購入した端末(SIMロック解除不要) ●通信制限 ・基本通信量超過時:200kbps ※新プランの場合、「節約モード」での通信容量が、基本通信容量の半分を超えると200kbpsを下回る速度に制限する2段階の通信制限が設けられてます。 ●契約期間・違約金 (新コース) ・違約金も契約期間もなし。 (新コース以外) ・音声対応SIMカードのみ利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目までの最低利用期間あり ・最低利用期間内での解約、他のSIMカードに変更する場合は1,000円の解約違約金あり OCN モバイル ONEの料金プランは2つのコースに分かれています。 ■OCN モバイル ONE 2つの料金プラン ・新コース(2段階の通信制限)  ・従来コース(新コース以外) 新コースと従来コース(新コース以外)は、月額料金、最低利用期間・違約金、速度制限の違いがあります。 新コースと従来コース(新コース以外)の違い ※2019年10月以前に契約した場合の違約金は、8,000円(不課税)です。 月額料金は、新コースの方が安く、他社MVNOに比べても割安なプランに。従来コースのみ日割りコースが選択できます。最低利用期間・違約金は新コースでは完全になしに設定されています。 OCN モバイル ONEでは、高速通信を使い切ると最大200kbpsに制限されます。新コースでは、低速通信での通信容量が基本通信容量の半分を超えると200kbpsを下回る速度に制限する2段階の通信制限をもうけています。 月額料金を安く使いたい・低速通信を使わない方は新コース、高速通信はそこまで必要ない方・日割りコースを使いたい方は従来コースがおすすめです。 ドコモ・au・ソフトバンク・SIMフリーごとに、OCN モバイル ONEでのiPhone対応状況を見てみましょう。

ドコモ版iPhoneの対応状況

ドコモでiPhoneを購入した場合、ドコモの回線でしか使えないようにSIMロックがかけられています。 OCN モバイル ONEはドコモ回線を利用した格安SIMなので、ドコモ回線のSIMロックがかけれていたとしても、そのまま使うことができます。SIMロック解除は不要です。 ■ドコモ版iPhoneの対応一覧表 ※横にスクロールできます。 ※OCN モバイル ONE公式ページ「動作確認済み端末一覧」を参照 SIMロックがかけられているドコモ版iPhoneは、すべての機種で動作確認がとれています。ドコモ系MVNOならではの強みといえるでしょう。

au版iPhoneの対応状況

auで購入したiPhoneには、auでしか使えないようにSIMロックがかけられているので、ドコモ回線で使えるようにSIMロック解除する必要があります。 ■au版iPhoneの対応一覧表 ※横にスクロールできます。 ※OCN モバイル ONE公式ページ「動作確認済み端末一覧」を参照 ※動作確認済み端末一覧に記載のないものは「-」表記 au版iPhoneの場合、公式の動作確認済み端末一覧で対応が発表されているのは、iPhone 11 Pro、iPhone 7、iPhone 6、iPhone SEの4機種のみです。 いずれも、SIMロック解除が必要となるので、事前にauショップまたはMy auなどでSIMロック解除を行っておくとスムーズに切り替えができます。 SIMロック解除さえ行えば、OCN モバイル ONEの通信が使えることに加えて、au系の格安SIMでは利用できないテザリング機能も使えるようになります。 現状Appleでも販売されているiPhone 12シリーズやiPhone SE(第2世代)などは動作確認されていない端末なので、利用を検討している人は注意しましょう。

ソフトバンク版iPhoneの対応状況

続いて、ソフトバンク版iPhoneの対応状況をご紹介します。 ■ソフトバンク版iPhoneの対応一覧表 ※横にスクロールできます。 ※OCN モバイル ONE公式ページ「動作確認済み端末一覧」を参照※動作確認済み端末一覧に記載のないものは「-」表記 ソフトバンク版iPhoneには、ソフトバンク回線でしか使えないようにSIMロックがかけられています。そのため、ドコモ回線のOCN モバイル ONEを利用するには、SIMロック解除が必要になります。 公式の動作確認済み端末一覧では、iPhone 7、iPhone SE、iPhone 6sの3機種のみ対応していると発表されています。 これらの機種はSIMロック解除を行うことで、通話・メール・SMS・テザリングといった機能が利用できます。 現状Appleでも販売されているiPhone 12シリーズやiPhone SE(第2世代)などは動作確認されていない端末なので、利用を検討している人は注意しましょう。

SIMフリー版iPhoneの対応状況

Apple StoreやApple公式サイトで購入したiPhoneは、特定のキャリアによるSIMロックがかかっていないSIMフリー版のiPhoneとなります。 SIMフリー版のiPhoneの対応状況は以下の通りです。 ■SIMフリー版iPhoneの対応一覧表 ※横にスクロールできます。 ※OCN モバイル ONE公式ページ「動作確認済み端末一覧」を参照 ※動作確認済み端末一覧に記載のないものは「-」表記 SIMフリー版のiPhoneでは、iPhone 8 Plusを除く全機種で動作確認が取れています。最新のiPhone 12シリーズでもしっかりと動作確認が取れています。 キャリア版のiPhoneと違ってSIMロック解除する必要がないので、端末購入後にOCN モバイル ONEのSIMカードを挿入すればすぐに使用できます。 ただし、キャリアで購入する場合と違ってSIMフリー版は端末割り引きがないため、初期費用が高くなってしまいます。その代わりに、契約の縛りや違約金が発生しないので、どの格安SIMでも自由に使えるというメリットがあります。 シンプルに格安SIMを利用したいのであれば、SIMフリー版のiPhoneがおすすめです。 オンラインの公式サイトから申し込むと、約1週間程度で自宅にSIMカード一式が届きます。到着後、SIMカードを使用するiPhoneに差し込み、初期設定を行います。 大手キャリアとは異なり、OCN モバイル ONEの通信を利用するためには、最初にAPN設定を行う必要があります。 しかし決して難しい作業ではなく、下記の公式ページからAPN構成プロファイルをダウンロードしてインストールするだけの簡単な手順です。 参照: APN構成プロファイルをダウンロード iPhoneやiPadといったiOSを搭載したすべての端末に共通するファイルですが、新コースかそれ以外のコースかでダウンロードするファイルが異なるので注意しましょう。 APN設定が完了すると、OCN モバイル ONEの回線が開通し、すぐに通信利用できるようになります。 なお、OCN モバイル ONEにはネットショップや家電量販店でエントリーパッケージを購入することができ、データ通信専用SIMであればすぐに使用可能。音声通話対応SIMの開通をお急ぎの方は家電量販店などに設置された「音声対応SIMカード即日受渡カウンター」で手続きすれば即日開通させることもできます。 参照: 音声対応SIMカード即日受渡カウンター 例として、ドコモを利用した場合の通信料金と比較してみましょう。 ※金額は税込※ドコモは定期契約なし、割引適用前の金額 データ通信容量が3GBのプランで比較しています。上記の比較例の場合、ドコモで利用した場合より毎月3,500円程度も安くなります。 OCN モバイル ONEへ家族でまとめようとすると、ドコモ1回線分の料金で家族3人分の通信料金をまかなうこともできる計算になります。 このように、iPhoneをOCN モバイル ONEで活用すれば、通信料金を大きく圧縮できるので家計にもやさしいですね。 しかし、これから格安SIMを始めようとしている人の中には「格安SIMで本当に通信がしっかりとできるのだろうか」と不安に思っている人もいるかもしれません。 現在、数多くの企業が格安SIMを提供していますが、OCN モバイル ONEはNTTコミュニケーションズが運営しているのでひときわ安心感があります。 もちろんサポート体制も充実! 設定方法や活用術などを専任スタッフが教えてくれるオプション「OCN プレミアムサポート for スマートフォン」も用意されているので、格安SIM初心者の人でも安心です。 また、通信料金では他の格安SIMにない日割りコースもあるので、毎日のデータ通信利用量に変動が少ないユーザーであれば、格安料金で十分な容量のデータ通信を使えるかもしれません。

OCN モバイル ONEでiPhoneを使うデメリット

OCN モバイル ONEを利用することで月々の料金は大幅に安くなりますが、一部デメリットもあります。大きく挙げられるのは、データ通信速度です。 大手キャリアの場合、時間帯に関係なく常時20〜30Mbps程度の通信速度が出るので、YouTubeなどの動画サイトのような大容量のデータ通信が必要な場合でも問題なくサクサク動作します。 しかし、大手キャリアの環境に慣れている場合、OCN モバイル ONEの通信速度に満足がいかないシーンも時に出てくるかもしれません。 特に平日のランチタイムなど、データ通信の需要が高くなる時間帯においては、通信回線が混雑するのでネット環境が不便な状況に陥る可能性があります。 実際に、モバレコで測定している「格安SIM速度ランキング」を見てみると、もちろん環境によっては変わりますがすごく速い!といった結果は出ていません。 毎月の通信費用が安くなるかわりに、このようなデータ通信速度低下のデメリットがあることもしっかり押さえておきましょう。 以下、OCN モバイル ONEのおすすめポイントを簡単にまとめました! iPhoneは端末代金が高価なため、毎月の通信料金が高いと二重に負担がかかってしまいます。 ・大手キャリアに比べて毎月の通信料金が大幅に安くなる(MVNOの中でも最安級)・ドコモ版iPhoneなら、全機種がSIMロック解除なしでそのまま使える・SIMフリー版iPhoneなら、ほぼ全機種で利用できる・NTTコミュニケーションズが運営している安心感・1GBから10GBまでの豊富に設定されたデータ通信容量・他の格安SIMにはないデータ通信の日割りプランを用意・サポート体制も充実(有料オプションで専任スタッフによるサポートも有)・かけ放題サービスも充実しているので音声通話が多いユーザーにも最適 OCN モバイル ONEでiPhoneを使えば、通信料金を大きく節約することができ、浮いたお金で新たなiPhoneの購入費用に回すといった活用もできます。 格安SIMへの乗り換えを検討中の方は、安心感抜群のOCN モバイル ONEの利用を検討してみてはいかがでしょうか!? iPhone 13シリーズ販売中!

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