3GB・6GB・10GB・20GB・30GBから好みの容量を選べるシンプルな料金プランが最大の特徴。通話定額やデータシェアといった多彩なオプションも用意されており、他のドコモ系の格安SIMよりも比較的料金が安いと評判です。 本記事では、そんなLIBMO(リブモ)を徹底解説! 「特徴」「通信速度」「口コミ・評判」「取り扱い端末」まで一挙ご紹介します。

LIBMO(リブモ)とは?

LIBMOは、2017年2月23日に「TOKAIコミュニケーションズ」が提供を開始した格安SIM。大手キャリアと比べて格安SIMはサポート面での不安を指摘されがちですが、LIBMOはサポート面が充実していることを特徴にしています。 運営会社の拠点は東海地区になりますが、他の格安SIM同様に全国どの地域からでも申し込みが可能。ドコモ回線を使用しているので、ドコモで購入したスマートフォンであればSIMカードを差し替えるだけでそのまま使うことができます。

SIMだけでなく端末セットも販売

LIBMO(リブモ)では、データSIM・音声SIMとスマートフォンがセットになった「端末+SIMセット」も販売しています。 セットで購入した端末は、初期設定やAPN設定などのセットアップ作業を施した「キッティング済み」の状態で到着します。 ■端末キッティングサービスの設定済み項目 セットアップされた端末が届くので、面倒な初期設定を自分で行う手間が省けて便利です。端末受け取り後、電源を入れるだけですぐに使用できるので格安SIM初心者も安心ですね。 ただし、他社からの乗り換え・MNPで契約する場合は、自分でMNPの開通手続きを実施しなければならないので注意が必要です。

独自のポイントサービス「TLCポイント」を展開

「TLC会員サービス」に加入すると、LIBMOを含めたTOKAIグループが提供するサービスを毎月200円利用するごとに1TLCポイントが貯まります。 貯まったTLCポイントはLIBMOの利用料金の支払いに充当させることができます。また、TLCポイントは、TLCチケット・WAON・Suica・LuLuCaポイント・ドットマネーなどに交換することも可能です。

セキュリティサービス「TOKAI SAFE」が最大3ヶ月無料!

LIBMO(リブモ)に契約すると、TOKAIグループが提供するセキュリティサービス「TOKAI SAFE」を最大3ヶ月無料で使うことができます。 TOKAI SAFEのサービス内容は、「ウイルス保護」「ブラウザ保護およびバンキング保護」「ネットワーク保護」「家族の保護」「Finder 機能」「セキュリティ・ソフトウェア」と非常に充実。 1つのライセンスにつき、最大6台まで使用可能。PCやタブレットなどのスマホ以外のデバイスに適用できるだけでなく、家族のスマートフォンでも利用することができます。 また、低速通信(最大通信速度200Kbps)が使い放題の「ライトプラン」もLIBMOの特徴の1つ。主にメールやSNSでのテキストベースのやり取りが中心という人なら月々の料金をさらに安価に抑えることができます。 最大3枚のSIMカードでデータ通信容量をシェアできる「シェアオプション」も魅力。家族での利用にも配慮したプランが用意されているのはうれしいですね。

データ通信容量の繰越と追加購入

LIBMOでは、余った高速データ通信容量を翌月に繰り越しする「データ繰越」に対応しています。繰越したデータ容量の有効期限は翌月末までなので忘れずに使い切るようにしましょう。 ■データ容量追加の料金 また、毎月の通信容量の上限を超えた際に、使う分だけデータ量を追加(データリチャージ)することも可能です。 データリチャージできるのは、データ容量に関わらず月5回まで。リチャージしたデータ容量は90日間有効です。

通話料と通話オプション

LIBMOの音声通話料金は、20円/30秒。10分間の通話で400円と考えると、料金自体は決して安いものではありません。 ■LIBMOの通話料金 しかし、音声通話の類用頻度が多い人のために、複数の通話オプションが用意されているので安心してください。下記の通話オプションを利用すれば、通話料を抑えて利用することができます。 ■LIBMOの通話オプション

初期費用と契約解除手数料

■初期費用 LIBMOに契約する際、初期費用として月額料金にプラスして事務手数料3,000円(税抜)が掛かります。 ■最低利用期間と契約解除手数料 また、音声通話SIMのみ1年間の最低利用期間が設定されています。そのため、利用開始日から1年以内に解約する場合は9,500円の契約解約手数料が発生します。データ通信SIMに関しては最低利用期間が設定されていないため、解約時の契約解除手数料は発生しません。

他のドコモ系格安SIMと料金比較してみた

■ドコモ系格安SIMとの料金比較(データ通信プラン) 同じドコモ回線を利用している「mineo(Dプラン)」「BIGLOBEモバイル(タイプD)」とLIBMOの料金比較をしてみました。 それぞれデータ通信プランで同じ容量のプランの金額を算出したところ、6GBを除くすべてのデータ容量プランでLIBMOの料金が最安値という結果に。 他のドコモ系格安SIMと比べて、LIBMOの利用料金が安いということがおわかり頂けたでしょうか。LIBMOの詳しい料金やオプションサービスについては下記の記事で詳しくまとめていますので合わせてご確認ください。 LIBMOの通信速度や繋がりやすさを検証するため、実際に筆者の自宅と混雑時間帯の最寄り駅でそれぞれ測定してみました。 ■測定環境と測定条件 通信速度計測は、平日に1日3回(朝・昼・夕方)。「OOKLA SPEED TEST」アプリを使用し、各時間帯で3回ずつ測定した平均値を計測結果として掲載しています。 ■LIBMOの通信速度の測定結果 ※この項目で記載している計測速度情報は2018年12月時点での情報です。 朝の時間帯は、回線がすいていたのか自宅では40Mbpsを超える爆速をマーク。最寄り駅でも18Mbpsとなかなかの速度が出ており、ブラウジングは快適そのものでした。 しかし、お昼前辺りから自宅・最寄り駅の計測ともに徐々に速度が低下。夕方の時間帯は、自宅での速度に変化は無かったものの、混雑している駅構内の通信速度は平均2Mbps以下と苦戦。混雑時・混雑した場所で著しく通信速度が低下するのは格安SIM系の宿命なのかもしれません。 測定環境や条件、測定アプリによっても通信速度は異なりますので、今回の測定結果はあくまでも参考程度にお考えください。

実際に使用してみて感じたLIBMO(リブモ)の通信速度

今回の記事執筆に際して、筆者も実際に1~2週間ほど日常生活でLIBMOを使ってみました。深夜〜朝(正午12時前)までの通信速度は文句なしに高速でしたが、昼〜夕方は5Mbps近辺を行ったり来たりという感じで、つながりにくさを感じるシーンも……。夜19時以降になると10Mbps前後まで持ち直し、そこから深夜に向かって速度が上がっていくようなイメージです。

LIBMO(リブモ)の通信速度に関する口コミ・評判

通信速度に関しては「他のMVNOよりも速度が出ない」「以前より速度が出ない」といった口コミもありましたが、「速い」「まったく不満がない」といった肯定的な意見が多く見られました。多くのユーザーがLIBMOの通信速度に満足しているようです。 — 繁田修 (@pextcvpd) 2018年12月10日 — タケよん!@分散しすぎリーマン投資家 (@takeyon7) 2018年8月1日 また、LIBMOの回線速度には満足してはいるものの、高速通信と低速通信の切り替えができないことに不満を持っている方もいました。OCN モバイル ONEのターボ機能やIIJmioの高速/低速切替ウィジェットのように、今後利用状況に合わせて低速通信に切り替えて高速通信を節約できるようになれば最良ですね。 現時点で通信速度の切り替えをうまく使いながら格安SIMを運用したい方は、通信速度は遅いですが制限の無いライトプランを使うか、LIBMO以外の格安SIMを検討する必要があるかもしれません。

LIBMO(リブモ)のサービス全般に関する口コミ・評判

今回、筆者がLIBMOの口コミや評判を調べていくなかで、「LIBMOに乗り換えてよかった」「LIBMOにしたら料金が安くなった」といったLIBMOのサービス自体に好印象を持っているユーザーが多い印象を受けました。 — 繁田修 (@pextcvpd) 2018年12月13日 — みゃー (@nihonjin1400) 2018年7月23日 他のMVNOに比べて、知名度という面ではLIBMOはややマイナーな格安SIMかもしれません。しかし、月々の利用料金が安く、大手キャリアよりも契約年数などの縛りも緩いので使いやすさはしっかりと評価されていました。今後、今以上にLIBMOの知名度も上昇していくのではないでしょうか。

メリット① 安定のドコモ回線(ドコモで購入したスマホが使える)

LIBMOは、ドコモ回線を使用したMVNO。NTTドコモの前身が国有企業ということもあり、大手キャリアの回線のなかでも強力なインフラを有していることで知られています。電波の安定性、エリアの広さともに満足できる回線といえるでしょう。 また、ドコモで購入したスマートフォンにSIMを挿入するだけで使うことができる手軽さも大きなメリット。現在ドコモのスマホを使っていて格安SIMへの乗り換えを検討している人に最適です。 もちろんSIMロックが掛かっていないSIMフリー端末もLIBMOで使用することができます。LIBMOで動作確認が取れている端末に関しては、下記の公式ページを参照してください。 参照:LIBMO動作確認済み端末一覧

メリット② 料金が安い(他のドコモ系格安SIMと比較しても安価)

大手キャリアよりも月々の料金が安いことで知られている格安SIMですが、LIBMOは他のドコモ系格安SIMと比べても全体的に料金が安いことで知られています。特に20GBプランに関しては、数多く存在する格安SIMの料金プランの中でも最安クラスです。 また、通信速度が200kbpsと低速ながらデータ通信に制限の無いライトプランが存在するのもLIBMOの特徴の1つ。 LIBMOは「毎月の料金をできるだけ安くしたい!」という人におすすめの格安SIMです。

メリット③ 家族での利用時にうれしいデータシェアオプションに対応

LIBMOには、データ通信容量を最大3枚のSIMカードでシェアできる「データシェアオプション」が用意されています。しかも、データシェアオプションの月額料金は120円と非常に安価。 例えば、家族3人で30GBのデータ通信容量をシェアする場合、音声通話+データ通信10GBを3回線個別に契約するよりも720円/月もお得になります。 家族でデータ通信容量をシェアしたい方や、2台目のスマホやタブレット、モバイルWi-Fiルーターといった複数の端末で利用したい方におすすめです。

デメリット① 高速通信・低速通信を手動で切り替えられない

LIBMO(リブモ)は手動で通信速度を高速・低速に切り替えることができません。 通信速度の切り替えができる格安SIMの場合、使用状況に合わせて低速にすることで高速データ通信容量の消費を抑えられるメリットがあります。 LIBMOの場合、データ通信を利用した分だけ高速データ通信容量を消費していく仕組みなので、データ使用量を節約しながら運用したいという方には不向きかもしれません。

デメリット② 通信速度制限時は最大128kbpsと他社より遅い

大手キャリアや他の格安SIMにも共通することですが、契約している高速通信データ容量をすべて消費してしまうと通信制限が掛かります。 通信制限時のLIBMOの通信速度は最大128Kbpsと一般的な格安SIMと比べて遅く設定されています。同じドコモ回線を提供するmineoの場合は最大200kbpsなので、その差は一目瞭然です。 通信制限を避ける方法として、高速通信データ容量を使う分だけ有料で追加することも可能ですが、データ容量にかかわらず月5回までしかデータリチャージできないという回数制限がある点には注意が必要です。

デメリット③ ライトプランは高速通信容量を追加(リチャージ)できない

ライトプランはデータ通信量の制限が設けられていない代わりに、通信速度が最大200kbpsに制限される低速データ通信が使い放題になるプランです。 他のMVNOが提供する低速データ通信プランでは、必要に応じて高速データ通信容量を追加購入することができますがLIBMOでは対応していません。 つまりLIBMOのライトプランは使い放題ではあるものの、常に最大200kbpsのデータ通信速度で使用しなければならないのです。

デメリット④ 支払い方法がクレジットカードのみ

大手キャリアや一部の格安SIMでは、クレジットカード以外にも口座振替やデビットカードなどが支払い方法の選択肢として用意されています。 しかし、LIBMOで選択できる支払い方法はクレジットカードのみ。そのため、クレジットカードを持っていない人はLIBMOに契約することができません。 ■LIBMOの取扱機種(スマートフォン) ASUSやHuaweiといった海外製のAndroid端末を中心に、SHARPやFUJITSUといった国内メーカーの端末まで幅広くラインナップされています。 ここで注意しなければいけないのは、LIBMOではiPhone(iOS端末)が販売されていないこと。格安SIMとiPhoneをセットで購入したいと考えている場合は、LIBMO以外の格安SIMを選ぶ必要があります。 ■LIBMOの取扱機種(タブレット・ルーター) LIBMOではスマートフォン以外にも、タブレットやルーターもセットで販売しています。 LIBMOの取扱機種の中で、筆者がおすすめしたいスマホ5機種を厳選しました。それぞれの魅力を以下に解説していきます。

おすすめスマホ① Zenfone Max(M1)(ASUS)

ZenFone Max (M1) は2018年9月21日(金)に発売された端末で、4,000mAhの大容量バッテリーが最大の特徴。 22,000円とお手頃価格ながら、縦横比18:9の縦長ディスプレイ、デュアルレンズカメラといった最近のトレンドをしっかり抑えたコストパフォーマンス抜群の1台です。 ■ZenFone Max (M1)のスペック情報(参照:製品ページ)

おすすめスマホ② ZenFone 5(ASUS)

ZenFone 5は、ASUSスマホの代名詞ともいえる「ZenFone」シリーズの最新フラッグシップモデル。 6GBのメモリとAIブースト機能でハイパフォーマンスを実現。ノッチ付きディスプレイのインパクトだけでなく、AI技術を活用したダブルレンズカメラや便利機能が特徴です。最近のスマートフォンのトレンドを詰め込んだ最先端のモデルです。 ■ZenFone 5のスペック情報(参照:製品ページ)

おすすめスマホ③ HUAWEI P20 lite(Huawei)

HUAWEI P20 liteは、 ロングセラーを記録した人気SIMフリースマートフォン「HUAWEI P10 lite」の後継機。上位機種のHUAWEI P20 / P20 Pro同様に、ノッチ付きの大画面ワイドディスプレイを搭載しているのが特徴です。 ガラス素材を用いたボディにはカラフルなカラーバリエーションが用意され、顔認証や急速充電、デュアルBluetoothといった最新のトレンドもしっかり取り入れられています。 ■HUAWEI P20 liteのスペック情報(参照:製品ページ)

おすすめスマホ④ AQUOS sense lite(SHARP)

AQUOS sense liteは、音声アシスタント「エモパー」、画面を自動スクロールする「スクロールオート」、横からののぞき見を防止できる「のぞき見ブロック」、指紋認証など便利機能が充実した使いやすいスマートフォンです。 また、おサイフケータイや防水・防塵、緊急地震速報やJアラートなどの緊急速報に対応するなど、日本国内向けの機能を使うことができる1台です。 ■AQUOS sense liteのスペック情報(参照:製品ページ)

おすすめスマホ⑤ HUAWEI nova lite 2(Huawei)

HUAWEI nova lite 2は、縦横比18:9の縦長ディスプレイやデュアルカメラ、顔認証といった最新のトレンドを取り入れたミドルレンジモデル。 低価格帯で購入できるSIMフリースマートフォンのなかでは、性能面・機能面ともに優秀。2台目のスマホや初めてのスマホにもおすすめのコストパフォーマンスに優れた1台です。 ■HUAWEI nova lite 2のスペック情報(参照:製品ページ) 「毎月の利用料金を安くしたい」「大手キャリアから家族揃って乗り換えたい」という人にLIBMOは非常にオススメです。本記事を参考に、乗り換えの候補の1つとして検討されてみてはいかがでしょうか。 ・ 他のドコモ系格安SIMと比べて月額料金が安い ・ データシェアオプションで通信容量をシェアできる ・ 通話かけ放題などのオプションが豊富

LIBMO音声サポートプログラム

現在、LIBMOでは「LIBMO音声サポートプログラム」が実施されており、キャンペーン期間中に音声通話SIMに申し込むと月額利用料が最大6ヶ月間(600円/月)割引されます。 音声通話SIMであればデータシェアを含むすべてのプランが対象です。 ただでさえ月々の料金が安い格安SIMですが、キャンペーンを適用すればさらにお得に使い始めることができます。キャンペーン適用時の料金は下記の通り。 ■キャンペーン適用時の料金プラン表 割引金額の合計は最大3,600円。さほど大きな金額ではないように見えるかもしれませんが、格安SIMの月々の料金の安さを考えれば割引率はかなりのもの。 もともと音声通話SIMに申し込む予定だった人にはまったくデメリットが無いので、キャンペーンを利用しての申し込みを検討してみてはいかがでしょうか?

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