上位モデルPixel 4と同等の高性能カメラを備え、Pixel 3aよりもさらに軽量化、高性能なCPU採用で動作も快適になって、42,900円(税込)から購入できる価格設定も魅力です。 今回は、そんなPixel 4aを「デザイン」「スペック」「カメラ性能」、Pixel 4との違いを比較しながら、様々な視点からレビュー・評価していきます。 背面左上にスクエア型の「シングルカメラ」、中央付近に「指紋認証センサー」、下部に「G」とロゴが刻まれています。 背面素材にはポリカーボネートを使用しており、マット仕上げでサラサラとした触り心地の良い質感です。 側面右側に電源ボタンと音量ボタン、電源ボタンの下に音量ボタンがあるため、持ち直さずに片手で音量調節ができるのは便利です。 また、上部にはPixel 4にはないイヤホンジャックが搭載されています。 Pixel 4aの本体サイズは、約144mm(縦)x約69.4mm(横幅)x約8.2mm(厚さ)、重さは約143gです。iPhone SE 第二世代と本体のサイズ感は似ており、大きすぎて扱いにくい印象は一切ありません。 本体背面がラウンドフォルムを採用しているので、手に持ったときにフィットする感じがあります。また、5.8インチでバッテリー容量が3,000mAhを超えているとは思えないほど軽いのが、衝撃的で驚きました。 画面サイズの巨大化が進み、重くなるスマホが増える中、大画面は維持しつつ軽さにもこだわったPixel 4aは魅力的です。 カラーラインナップは、シンプルで飽きのこないJust Blackの1色展開です。Pixel 3aは選べる3色展開だっただけに、今回は少し寂しいような感じがしますが、Pixel 4aは男女問わず手に取りやすいカラーで販売されています。 Pixel 4aはミドルレンジモデル仕様となっていますが、ハイエンド並みのカメラ性能や日常的にストレスのない快適な動作レスポンスを実現しています。 また、安心の一日使えるバッテリー持ちや電子決済を利用できるおサイフケータイにも対応、1度購入すれば長く使える”3年間のOSアップデート保証”も魅力的です。 参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。 Pixel 4aのAntutu Benchmarkのスコアは「273,677点」で、Pixel 4のAntutu Benchmarkは「413,494点」でした。流石に上位モデルと比較するとスコアは落ちますが、国内で販売されているミドルレンジモデルの中ではトップクラスのスコアを記録しています。 もちろん、一般的な電話やメール、WEBブラウジング、LINE、SNSなどは問題なく快適に使えます。アプリの立ち上げ速度や動作のカクつきもなく、PUBGモバイルなどの重い3Dゲームも十分遊ぶことが可能です。 また、日常的に使うスマホだからこそ、バッテリー持ちは重要です。Pixel 4で不評だったバッテリー持ちは、Pixel 4aではミドルレンジ向けの省電力CPU搭載のおかげもあってか、安心して一日中使える電池持ちとなっています。 実際に朝9時から家に帰宅する20時まで、ある程度の利用をしても40%ほど残っていました。Pixel 4aのバッテリー持ちは、上位モデルよりも格段に良くなっており、安心して使うことができるようになっています。 ディスプレイの発色・色味も綺麗で、日常的に使う上で不満を感じることはまずありません。また、ディスプレイ上に物理ボタンがないため、一度に表示できる情報量も多く見やすいのも嬉しいポイントです。 Pixel 4aは、有機ELディスプレイを採用していますが、日中/逆光時でも十分見やすく、快適な操作が行えます。屋外での利用も不安に感じる必要はありません。 Pixel 4で話題となった「天体写真の撮影」も可能で、天の川を撮ることもできます。また、低価格ながらハイエンドモデル顔負けのポートレート撮影が可能です。被写体の背景をぼかす機能で、一眼レフカメラで撮影したような写真が手軽に撮れます。 また、上位モデルPixel 4で搭載された「明るさ」と「暗さ」をそれぞれ別々に調節出来る「デュアル露出補正」も利用可能です。それでは、Pixel 4aで撮影した作例を確認していきましょう。 ※以下、作例はクリックorタップで拡大することができます。

見たままを自然に撮れる標準カメラ

Pixel 4aの標準カメラは、見たままを自然に撮影することができます。 不自然に盛られることがないにも関わらず、細かなディテールもはっきりしていて、明るく撮影することが可能です。

超解像ズームに対応したデジタルズーム

上位モデルPixel 4に搭載された望遠レンズは非搭載ですが、劣化を抑えたデジタルズーム撮影が可能な「超解像ズーム」に対応しています。 最大7倍まで寄って撮影できるデジタルズームは、ある程度の粗さはあるものの十分撮りたいものが撮れるカメラになっています。

低価格とは思えないほど鮮明な夜景撮影が行える

同価格帯のミドルレンジモデルを圧倒する夜景撮影は、Pixel 4aの大きな魅力です。光量がほとんどない暗い場所でも、明るくノイズを抑えた写真が撮れます。 また、夜景モードにも対応しており、街頭などの白飛びを抑えた写真もシャッター押すだけで撮影可能です。 足元にある暗がりの段差や空の雲を、低価格でここまで綺麗に表現できます。暗所・夜景撮影をしたい人にはまず手にとって間違いない一台と言えるでしょう。

十分寄って撮れる接写撮影

風景同様に接写撮影も明るく、被写体の細かな部分の表現が出来ます。 食べ物の撮影も色味が変わることなく、自然に美味しそうに撮ることが可能です。

ハイエンド顔負けのポートレートモードが凄い

Pixel 4aのポートレート撮影は凄すぎます。被写体と背景の境界線を正確に判断して、一眼レフのように背景をぼかせるのは撮影していてとても楽しいです。 また、Pixel 4aのポートレートは人だけではなく、モノや花などにも利用できるので、使うシーンを選ばず撮れるのが便利でした。

同価格帯のミドルレンジモデルには敵なし、ハイエンドモデルと肩を並べられるほど正確なポートレート撮影を楽しめます。

顔認証には対応していない

Pixel 4aは背面指紋認証センサーを採用、顔認証には非対応です。自宅利用など、使う場面によっては顔認証の方が便利だと感じることもあるので、指紋認証のみの対応は使っていて惜しいと感じました。 とはいえ、最近ではマスクで外出することも多く、出先での利用時には指紋認証の有り難さを痛感しています。次期モデルでは、指紋認証を採用しつつ、顔認証にも対応してくれることに期待したいです。

写真撮影後の画像処理に時間がかかる

Pixel 4aは高性能なカメラを搭載しており、綺麗な写真が撮れます。ただし、上位モデルに採用されている画像処理専用プロセッサー「Pixel Neural Core」は非搭載です。 そのため、写真撮影後に行われる画像処理は、わずか数秒の差ではあるもののPixel 4の方が早く作業を完了してくれます。 写真を撮った直後に確認をされない方であればあまり気にする必要はありません。毎回撮ってすぐに写真を確認したい人とっては少し不便に感じると思うので、注意が必要です。

IP規格の防水防塵には非対応

Pixel 4aは、Pixel 3aで対応していたIP規格の防水防塵に非対応です。Pixel 3aでは対応していただけに、今回の仕様は非常に惜しいと思わず感じてしまいました。 最近では、日本国内で突然の豪雨などで、水害も多く発生しています。もしもの時に備えて防水はあってほしいと感じるユーザーも多いはずです。 もちろん、防水防塵を非対応にしたことで、コストカットに繋がっていたりと良いところもあります。そのため、自分にとって必要な機能・仕様は何なのかを考慮しながらスマホ選びをしていきましょう。

日常使いに最適なちょうど良いスマホ

Pixel 4aは使いやすいサイズ感と軽さ、見やすい大画面、ちょうど良い動作レスポンス、高性能なカメラが魅力的でした。 また、おサイフケータイ対応に加え、3年間のOSアップデート保証も付いているので、一度購入すれば長く使えるのも嬉しいポイントです。 大画面化で重くなるスマホが増える中、Pixel 4aは大画面と軽量化を実現した貴重な存在となっています。 Pixel 4aは、”日常的に使いやすい大画面と軽さ”を兼ね揃えたスマホを探している人にこそ、手にとってほしい一台です。

低価格スマホとは思えない写真が撮れる

Pixel 4aは、上位モデルPixel 4と同等レベルの写真が撮れるシングルカメラを搭載しています。 見たままをそのまま表現できるカメラで、中でも夜景・暗所、ポートレート撮影はハイエンド機と遜色ない写真撮影が可能です。 暗い場面でもノイズが少なくハッキリとしたディテールでの撮影が行えます。ポートレート撮影は背景と被写体の境目をしっかり判別して一眼レフカメラのようなぼかしを効かせることが可能です。 また、”被写体にカメラを向けてシャッターを押すだけ”で、難しい操作や設定は必要なく手軽に綺麗な写真を撮れるのは魅力でした。

一日使える安心のバッテリー持ち

Pixel 4aの購入にあたり、同価格帯のiPhone SE 第二世代と悩まれている方も多いと思います。 搭載OSが異なるため同一条件でのテストは難しく、あくまで参考程度にしかなりませんが、それぞれデフォルト設定で機内モードをオン、Wi-Fiのみを使いYouTubeを再生し続けたところ、最終的には約2倍ほど電池持ちに差がある結果となりました。 実際にPixel 4aを使っていても、iPhone SE 第二世代よりバッテリー持ちが良いと感じる場面は多くありました。どちらも使った筆者の感想としては、バッテリー持ちを優先したいのであればPixel 4aを選ぶのがおすすめです。 そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

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