この記事ではGoogleマイビジネスの情報を編集する方法について画像を使って分かりやすく解説しています。 また、昨今のコロナ禍において、店舗がどのような対策の取り組みをしているのか常に最新情報を正しく発信していくことが大切です。 一般的な編集方法を解説したうえで、コロナ禍の現代に情報を追加すべきポイントについても解説しています。 Googleマイビジネス運用におけるポイントと事例紹介

監修者

光山 誠一(みつやま せいいち)

監修者Googleマイビジネスでの集客では「正しい情報の掲載」が重要Googleマイビジネスを編集できるのは「オーナー」と「Google」Googleマイビジネスの情報編集の方法パソコン・モバイル(Android・iOS)から編集できるログイン方法〜編集項目ごとの編集方法ビジネス名カテゴリ住所営業時間電話番号ウェブサイトビジネス情報写真の追加口コミ新型コロナウイルスの状況に合わせた編集新型コロナウイルス関連の最新情報臨時休業設定テイクアウト、宅配の設定営業時間の詳細設定Googleビジネスプロフィールへのアップデートで検索結果・Googleマップ上から編集できるようになったまとめGoogleマイビジネスの登録から運用まで一挙におまかせ! 多店舗経営と相性の良い『ライクルGMB』

大手Webマーケティング会社、シナジーマーケティング社で従事した経験を経て、2021年よりSO Technologies株式会社に参画。累計30,000店舗以上に対して支援を実施している多店舗向け集客支援サービス「ライクル」のマーケティング活動に従事。年間約70件以上Googleビジネスプロフィールの運用に関するセミナーに登壇。 インタビュー:広告会社が知っておきたいGoogleマイビジネスの集客効果と提案する上での課題とは?

Googleマイビジネスでの集客では「正しい情報の掲載」が重要

  Googleマイビジネスの運用において一番重要なのは、「正しい情報」を掲載することです。 ユーザーは検索時に表示されるGoogleマイビジネス情報が正しいと認識しており、公式サイトの情報よりも重視しています。 Googleマイビジネスの情報更新がされていないと「店舗に行ったのに営業時間が間違っていた」「臨時休業していた」という 単純な機会損失だけではなく、興味をもって来店した顧客の信頼を失う可能性があります。 営業時間など顧客の信頼につながる情報は変更に応じて正しい情報を掲載しなければなりません。

Googleマイビジネスを編集できるのは「オーナー」と「Google」

Googleマイビジネスの編集権限を持つのは「オーナー」「Google」です。 基本的にGoogleマイビジネスの情報更新はオーナーが行いますが、「勝手に情報が書き換えられた」という事象が起こった場合、Googleによる書き換えだと認識しましょう。 Googleはユーザーからの修正依頼やその他外部サイトからの情報などをもとに、Googleマイビジネスに書かれている情報を変更することがあります。 Googleが情報を更新しようとしたら、「編集の提案」という通知が管理画面にGoogleマイビジネスの管理画面が表示されます。 この通知を一定期間放置すると、提案した情報を掲載することに了承したとみなされ、Googleによって情報が更新されています。 Googleによる更新の内容が必ずしも正しいとは言えないので、勝手に情報が書き換わらないよう定期的にチェック・更新が必要です。

Googleマイビジネスの情報編集の方法

Googleマイビジネスをどのように編集するか、ログイン方法から各項目の編集方法、新型コロナウイルスに関連した情報の編集方法まで、詳しく解説します。

パソコン・モバイル(Android・iOS)から編集できる

Googleマイビジネスの編集をするためには、PC版とモバイル版、2つの方法があります。 パソコン版 では、Googleマイビジネスの削除機能とオーナー権限の譲渡、情報のインポートが可能です。 モバイル版は、Googleが提供する「マイビジネスアプリ」(iOSとAndroidの両方で提供中)をダウンロードして利用します。 パソコン版とモバイル版では利用できる機能が異なります。集客数や検索数の確認、プロフィール管理など機能は両方で使えますが、以下の機能はパソコン・モバイル版それぞれでしか使えないので注意が必要です。

モバイル版のGoogleマイビジネスの機能

フォロー機能メッセージ機能

パソコン版のGoogleマイビジネスの機能

Googleマイビジネスの削除機能の可否オーナー権限の譲渡の可否情報のインポートの可否

マイビジネスアプリ/iOS版 マイビジネスアプリ/Android版  

ログイン方法〜編集

Googleマイビジネスのログインから編集画面までを解説します。 1.Googleマイビジネスのトップ画面の右上の「ログイン」をクリックし、ログインします。 2.赤枠内の「ビジネス情報を管理」の基本情報を編集するアカウントを開きます。 3.赤枠内の「情報」を選択します。 4.基本情報の編集画面にて情報の編集を行います。

項目ごとの編集方法

Googleマイビジネスで編集ができる項目は、下記9つです。

ビジネス名カテゴリ住所営業時間電話番号ウェブサイトビジネス情報写真口コミ

また、新型コロナウイルス感染症の状況に合わせて情報の発信ができるよう、下記の編集項目も追加されました。

投稿機能臨時休業の設定テイクアウト・宅配の設定

情報の編集をし、更新をしてもすぐに反映されない場合があります。それは、公開前に編集内容に審査が入ることがあるからです。審査が入った場合、最大で48時間程度はかかります。 それ以上かかる場合は、こちらに問い合わせをしてみてください。 https://support.google.com/business/gethelp それでは、各項目ごとの編集方法を説明します。

ビジネス名

自動的に登録されたビジネス名を変える場合は、次の手順で編集します。 1.ビジネス名の横にある「ペンマーク」をクリックします。 2.ビジネス名の入力画面が現れるので、店舗の名前を記載して「適用」をクリックします。

カテゴリ

カテゴリには、ビジネス全体を示す「メインカテゴリ」と、複数の事業や商品がある場合に選ぶ「追加カテゴリ」があります。 追加カテゴリは、複数登録が可能です。ただし、追加するときに入力した文言がGoogleが設定するカテゴリ一覧に存在していないと表示されません。 また、自分の業態に合っていないカテゴリを選ぶと、情報を編集しても反映されないことがあるので、注意が必要です。 カテゴリの編集手順は次の通りです。 1.カテゴリの横の「ペンマーク」をクリックします。 2.赤枠内「メインカテゴリ」にカテゴリを記載します。 3.「追加カテゴリ」にカテゴリ入力すると登録可能リストが表示されます。 追加カテゴリは、メインカテゴリを「レストラン」とした場合、追加カテゴリは「スペイン料理点」にするなど、メインカテゴリと関連性が高いものを選ぶようにします。

なお、このように登録可能リストにないワードは登録することができません。 登録できない場合は他の関連性のあるカテゴリを選択するか、キャンセルしましょう。

住所

住所の編集方法は次の通りです。 出張・配達の可否では、「はい」を選択すると、出張や配達サービスを探しているユーザーが検索する際には表示されやすくなります。しかし、店舗を探しているユーザーには表示されにくくなってしまうため注意が必要です。 なお、住所の編集の手順は次の通りです。 1.住所が記載されている横の「ピンアイコン」または「ペンアイコン」をクリックします。 2.住所を記載し、「適用」をクリックすると登録完了です。 マップの場合、ピンの位置はドラッグ&ドロップで変更可能です。拡大は「+」でできます。ピンの位置を変更しても住所が変わることはありません。  また、住所を変更しても、同じ住所で営業をしていた前の店舗が出てくる場合があります。その場合は、「情報の修正の提案」から「廃業」を選ぶと削除することができます。 参考:Google マップでビジネス情報を編集する

営業時間

営業時間および特別営業時間の編集の手順は次の通りです。 1.住所の下部にある「時計アイコン」または「ペンマーク」をクリックします。 2.曜日単位で設定し、営業時間を30分単位で設定または直接記載します。昼、夜と分けて営業する場合は、「営業時間を追加」から設定可能です。 3.定休日でも営業をするなどの、特別営業日の設定は、営業時間の下部の「カレンダーアイコン」または「ペンマーク」をクリックします。 4.「カレンダーアイコン」を開くと、変則的な営業日と定休日の設定ができます。 Googleマイビジネスは日本特有の祝日などは認識しておらず、曜日単位で設定されます。祝日の営業に関しては、その都度設定を行なう必要があります。。

電話番号

電話番号の編集の手順は次の通りです。 1.特別営業時間の下部にある「電話アイコン」または「ペンマーク」をクリックします。 2.電話番号を記載し、「適用」をクリックして登録完了です。「電話番号を追加」で複数の電話番号を登録できます。

ウェブサイト

編集の手順は次の通りです。 1.電話番号の下部にある「地球アイコン」または「ペンマーク」をクリックします。 2.「ウェブサイト」にURLを記載し、「適用」をクリックして登録完了です。 必要に応じてメニューや予約専用URLも記載すると、ユーザーに親切です。 ウェブサイトがない場合、「ウェブサイトビルダー」というGoogleマイビジネスに搭載されているウェブサイト作成ツールがあるので、活用してみましょう。ウェブサイトビルダーの特徴は下記の通りです。 無料でウェブサイトを作成できるので、予算を抑えたい人にもおすすめです。ただし、デザインは初心者でも作れるシンプルなものに限定されます。 また、検索時に上位に表示させるためのSEO対策には向いていません。

ビジネス情報

編集の手順は次の通りです。 1.属性の下部にある「お店アイコン」または「ペンマーク」をクリックします。 2.アピールポイントや店舗の情報などを全角375文字(半角750文字)以内で記載します。※URLやHTMLコードの利用はできません 編集後は「適用」をクリックし、登録完了です。

ビジネス情報の説明では、Googleガイドラインに沿った内容で登録しましょう。差別的、侮辱的な表現や個人情報の掲載などはガイドライン違反です。また、過度に強調したキャンペーンなどのコンテンツや自社サイトからのコピー内容の掲載もガイドラインに反するので注意しましょう。 ユーザーから見ると改行されていない状態で表示されます。強調したい文言は記号を使うなどして読みやすいように工夫しましょう。

写真の追加

写真の追加方法は次の通りです。 1.Googleマイビジネスにログインし、「写真」をクリックします。 2.赤枠内のカテゴリを選択し、「カメラアイコン」をクリックして写真を追加します。 掲載する写真は以下の基準を満たしたものを選びましょう。 写真は、店舗やサービスの雰囲気や特徴を伝える重要なコンテンツです。実際にGoogleは、写真が「集客に効果的」であるデータを公表しています。 また、カバー画像を登録すると、Googleマイビジネス情報のトップに表示されるので、積極的に写真の追加をしましょう。 参考:ビジネス プロフィールの質を高める

口コミ

口コミの編集でできることは、「クチコミを報告」と口コミへの返答です。ユーザーの率直な意見が口コミとして反映されますが、その中には低評価な口コミも含まれます。 低評価の口コミは管理者側から削除はできません。しかしGoogleのコンテンツポリシーに違反する内容は「クチコミを報告」をして、違反が認められると削除できます。 削除されない場合は、口コミをしたユーザーに返答で誠意を持った対応をしましょう。 不満に対しきちんとした対応をとることでユーザーが口コミを削除したり、他のユーザーが目にした時に良い印象を与えることもできます。 口コミの返答をすることは集客において非常に重要ですので、積極的にチェックしましょう。

新型コロナウイルスの状況に合わせた編集

新型コロナウイルス対策をどのようにしているかを記載できます。 ユーザーに安心して来店してもらうために、細かく記載しましょう。

新型コロナウイルス関連の最新情報

Googleマイビジネスには、2017年6月から投稿機能が追加されました。この機能を使い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の最新情報を発信できます。 投稿は、ユーザーの目に留まりやすい場所に表示されますので、通常の投稿と使い分けて利用しましょう。

投稿すると、以下のようにユーザーに表示されます。 なお、投稿はテキストのみで写真を使った投稿はできません。投稿期間も7日間と限られていますので、その都度更新しましょう。イベント情報の投稿の場合は、期間中は表示されるしくみです。

臨時休業設定

臨時休業設定の手順は次の通りです。 また、臨時休業日の設定をした店舗はGoogle検索やマップに表示されません。そのため、店内の営業が休みでもテイクアウトができる場合は臨時休業日の設定をしないようにしましょう。

テイクアウト、宅配の設定

カテゴリでの設定と、属性での設定方法があります。 まずはカテゴリでの設定から説明します。 1.ログイン後、「情報」をクリックします。 2.ビジネス名の下部にある「ペンマーク」をクリックします。 3.「別のカテゴリを追加」をクリックします。 4.該当するカテゴリを選択します。「適用」をクリックして登録完了です。 続いて、属性での設定です。 1.ログイン後、「情報」へ進み、「お支払い」項目の「ペンマーク」をクリックします。 2.食事の項目に「テイクアウト」、「宅配可能」、「非接触デリバリー」があるため、該当するものにチェックを入れます。 非接触デリバリーとは、たとえばUberEatsなどが行っている宅配サービスを利用した宅配です。こうしたサービスを通じて宅配する場合は、「非接触デリバリー」の設定をしましょう。 3.属性の設定後、「適用」をクリックして登録完了です。 テイクアウトや宅配可能であることをビジネス情報で発信しておくと、検索するユーザーが利用しやすく、集客につながることもあります。

営業時間の詳細設定

テイクアウトや宅配可能な時間が通常の営業時間とは異なる場合は、ユーザーに正しい情報を伝えるためにも営業時間の詳細を追加設定する必要があります。 通常の営業時間を設定すると、編集画面に詳細設定が表示されます。詳細設定をすると、通常の営業時間の横に「営業時間の詳細を表示」が表示され、詳細を把握できるしくみです。 詳細設定の手順は次の通りです。 1.「時計アイコン」に「+」がついているのが営業時間の詳細を設定できるところです。「ペンマーク」のどちらかをクリックします。 2.特別サービスの種類を選択し、「適用」をクリックします。 3.特別サービスごとに営業時間を記載し、「適用」をクリックして登録完了です。

Googleビジネスプロフィールへのアップデートで検索結果・Googleマップ上から編集できるようになった

Googleマイビジネスは、2022年に「Googleビジネスプロフィール」へと名称が変わり、それに伴って機能にも変更が加えられました。 主な変更点としては、Googleの検索結果やGoogleマップ上から営業時間や休業日などの店舗情報を管理を行えるようになった点です。 管理画面にアクセスしなくても店舗情報の編集や数値の分析等が行えるようになりました。 Googleマイビジネスに登録しているアカウントで自社の店舗名、企業名をGoogleで検索すると検索トップに編集用エリアが出てくるので、ここから直接、編集、投稿が可能になります。 参考:GMBはもう不要? すべてのビジネスプロフィールをウェブ検索とGoogleマップから直接編集できるように

まとめ

Googleマイビジネスでもっとも重要なことは、正確な情報を更新することです。 店舗や企業を訪れてくれるユーザーに対して正しい情報を提供できていないと、ユーザー離れやブランド毀損につながる恐れがあるので、定期的な更新・管理を怠らないようにしましょう。 Googleマイビジネスはパソコン・モバイルで編集可能です。アップデートもあり、検索結果やマップ上から編集できるなど、管理しやすくなっています。 さらに詳しい運用ポイントやTipsを知りたい方は以下の運用ポイントとコツをまとめた資料をダウンロードし、参考にしてください。 Googleマイビジネス運用におけるポイントと事例紹介

Googleマイビジネスの登録から運用まで一挙におまかせ! 多店舗経営と相性の良い『ライクルGMB』

『ライクルGMB』はGoogleマイビジネスを自動で保守・運用してくれる連携ツールで、25,000社超(2020年11月現在)を管理運用しています。 Googleが認定した「Googleマイビジネス公式パートナー」であるSO Technologiesが開発しています。ライクルGMBを連携すると、以下のようなことが自動で行えます。

オーナー認証まで通常20日かかる期間を最短1日に営業情報の一括更新Googleマイビジネス上の店舗情報の他人による書き換えを自動修正月1度の自動レポート機能

など。 とくに多数店舗を管理したい担当者のニーズに特化して対応する機能をそなえています。興味がある方は、上記のフォームから資料をダウンロードできるので、ぜひご覧ください。 多店舗のGoogleマイビジネスを一括管理・自動運用できる『ライクルGMB』

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