auひかりからドコモ光に乗り換えて問題がないのは、auスマホとのセット割を適用していない人や開設工事費を完済している人などが挙げられます。 本記事ではドコモ光への乗り換え手順やメリット、注意点などについて解説していきます。 この記事を読めばauひかりからドコモ光への乗り換え手続きをスムーズに進められるため、ぜひ参考にしてみてください。 ■ この記事を読んでわかること ※記事中に記載の価格は特筆ない限りすべて税込表記としています。 ここではauひかりからドコモ光に乗り換えても問題ないか、ひとつずつ解説していきます。 auひかりからドコモ光に乗り換えても問題ない人 ※クリックで解説までスクロールします。

①契約期間の更新月に解約できそうな人

ドコモ光に乗り換えるとき、auひかりの契約更新月以外で解約すると違約金が発生します。 どうしても更新月以外で解約したい場合は違約金を我慢して支払うか、ドコモ光のキャンペーンで補填するかいずれかの方法を選ぶと良いでしょう。

②auひかりの開設工事費を完済している人

auひかりの回線工事費が残っている場合、解約時に一括支払いする必要があります。資金に余裕がないなら乗り換えを控えたほうがいいでしょう。 ただし工事費を完済していなくても、残債分を支払えるのであればドコモ光に乗り換えても問題ありません。

③auひかりの撤去工事費を支払い可能な人

auひかりとドコモ光は利用している回線が異なるため、乗り換えるときには必ず設備の撤去工事を行う必要があります。 auひかりの撤去工事費の金額を確認してからドコモ光への乗り換えを検討しましょう。

④auユーザーではない・セット割が外れても問題ない人

auひかりからドコモ光に乗り換えると、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」の対象から外れてしまいます。 ただしドコモ光ではドコモスマホとのセット割が組めるため、ドコモユーザーならお得になる可能性があります。 光回線の乗り換えとあわせて、スマホキャリアの見直しもおすすめです。

⑤auひかり発の電話番号を利用していない人

ドコモ光に乗り換えるとき、auひかりで発行した電話番号は引き継ぎができません。 NTTで発行した電話番号をauひかりで利用中なら、基本的にドコモ光へも引き継ぎが可能です。

⑥実測値がやや遅くなることが許容できる人

auひかりは独自回線を利用しており、ドコモ光などNTTのフレッツ光回線を利用している光コラボよりも通信速度が安定しています。 ドコモ光も実測値は約270Mbpsと十分高い数値が出ますが、速度差が気になる人はauひかりからの乗り換えはおすすめできません。 auひかりは独自回線を利用しているため、ドコモ光などの光コラボに乗り換える場合は設備の撤去工事を行う必要があります。 ドコモ光を利用するまでに合計で2回工事を行うことを頭に入れつつ、乗り換え手順を確認してみてください。

乗り換え手順①:auひかりを解約する

ドコモ光の申し込み手続きに移る前に、auひかりの解約手続きを済ませておきましょう。auひかりの解約手続きは、契約中のプロバイダにて受け付けています。 手続きは電話のみなので、プロバイダごとの解約窓口の電話番号をまとめました。年末年始は営業時間が変わる可能性がありますが、手続きをするときは参考にしてみてください。

■ 年中無休

■ 平日のみ

■ 平日・土曜のみ

「そもそも自分がどのプロバイダを契約中かわからない」という場合は、「KDDIお客様センター」に問い合わせて確認してから、解約の電話をかけましょう。 電話で解約したいと伝えたら、10日前後で返却キットが届きます。レンタルしていたauひかりのモデムやWiFiルーターを指定住所に返送してください。 もしレンタル機器の返却を忘れると、期間に応じた違約金を請求されるため注意が必要です。 また、auひかりは独自回線、ドコモ光はNTTのフレッツ光回線と利用している回線がそれぞれ異なります。 戸建てプランを契約している方は、auひかり設備の撤去工事を行う必要があります。

乗り換え手順②:auひかり解約にかかる費用を支払う

■ auひかり解約時にかかる費用の内訳 忘れてはいけないのが、auひかりを解約するときに費用が発生することです。 更新月以外にauひかりを解約した場合の違約金とauひかり設備の撤去工事費を合わせると、約4万円以上の費用を請求されます。 さらにauひかりの工事費を完済していない場合は残債を一括請求されるため、解約時は必ず支払える資金を準備してから手続きに入りましょう。 解約費用の具体的な金額については後ほど詳しく解説します。 先に解約費用を確認したい方はここをクリック!解説までスクロールします。

乗り換え手順③:ドコモ光に申し込む

■ ドコモ光の申し込みで必要なもの auひかりを解約できたら続いてドコモ光の申し込み手続きを進めます。申し込み手続きをスムーズに進めるため、事前に必要なものを用意しておきましょう。 ドコモ光の申し込みは、お得な独自特典と公式キャンペーンを併用できる代理店経由がおすすめです。 たとえばドコモ光のおすすめ代理店「ネットナビ」から申し込みする場合は、専用サイトにアクセスすると以下の表示が確認できます。 まずは利用状況を伝えるため、「ご利用のネット回線」の「その他回線/不明」にチェックを入れ、ほかの項目も選択してみてください。すべてにチェックを入れたら「次へ進む」をクリックしてページを進めましょう。 次ページに進むと「お客様情報の入力欄」が表示されます。氏名・住所・連絡先などを正確に入力してください。すべて入力して内容に不備がないことを確認すれば、Web申し込みは完了です。 申し込み手続きが終わればドコモ光のスタッフから折り返し電話がかかってきます。申込内容の確認や工事日程、特典の説明などをメモしながら聞きましょう。 ドコモ光の開通工事は立ち会いが必須です。イレギュラーな事態が発生する可能性があるため、できる限り時間に余裕がある日を伝えてスケジュール調整をしてください。

乗り換え手順④:開通工事や初期設定を行う

ドコモ光の開通工事日の当日がきたら業者の人から電話が入り、訪問後に工事が実施されます。工事自体は約30分~1時間と比較的早く終わります。 ただし先述したとおり立ち会いが必須であるため、余裕を持って2時間程度は時間を押さえておきましょう。 工事完了後は配布されたマニュアルに沿って、WiFiルーターの設定を済ませれば利用開始です。 WiFiの設定はルーター記載の、IDとパスワードをスマホやタブレットなどに入力するだけで完了します。 auひかりを解約してドコモ光を利用するには主に4つの費用を支払うことになるため、契約時に戸惑うことがないよう事前に確認しておいてください。

乗り換えにかかる費用①:auひかりの違約金

ドコモ光への乗り換え時、auひかりを契約期間の更新月以外で解約すると最大16,500円の違約金を請求されます。 auひかりの解約違約金はプランごとに金額が異なるため、確認しておきましょう。 3年契約は月額料金がお得になる分、解約時の違約金が高額に設定されていることがわかります。標準プランは契約期間がなく、いつ解約しても違約金が発生することがありません。

乗り換えにかかる費用②:auひかりの撤去工事費

これは戸建てタイプ(auひかりホーム)のプランを契約しているユーザーだけですが、NTTフレッツ光回線で通信するドコモ光に乗り換えるとき設備の撤去工事を求められます。 2018年2月28日以前にauひかりを契約していれば、設備の撤去工事を行うか自分で選ぶことができます。 2018年3月1日以降に契約していれば、撤去作業が必須です。また契約時期によって撤去にかかる工事費が異なるため、ここで確認しておきましょう。 2018年3月1日以降にauひかりを契約した人は、31,680円の撤去費用を支払えるかどうかも考慮して、ドコモ光への乗り換えを検討しましょう。

乗り換えにかかる費用③:auひかりの工事残債

auひかりの開通工事費を分割払いに設定し、完済せずに解約すると残債を一括で請求されます。 auひかりでは2021年7月から工事費の分割回数が変更されたことに伴い、残債額の仕組みが改定されている点にも注意が必要です。

■ 021年6月以前にauひかりの申し込みをした場合

まずは2021年6月以前にauひかりに申し込みをした場合の、工事費の分割金を確認してみましょう。 2021年6月以前は戸建てタイプの工事費の分割回数が60回のみだったため、auひかりの契約期間である2年の更新月であっても解約するタイミングによっては残債を一括請求されていました。

■ 2021年7月以降にauひかりの申し込みをした場合

2021年7月からは戸建てタイプの分割回数が契約期間と同じになり、完済しやすい仕様に変更されています。 2021年6月以前にauひかりを契約した人は分割回数が変わることがないため、解約時に工事費をいくら請求されるのかを確認してから手続きを進めるようにしましょう。

乗り換えにかかる費用④:ドコモ光の事務手数料

ドコモ光の契約時には事務手数料として、3,300円の支払いが発生します。 ただし大半の光回線で同額の事務手数料が発生するため、ドコモ光特有の費用としてデメリットに感じる必要はありません。 ここでは3つの注意点を解説していくため、確実に把握してからドコモ光へ乗り換える準備をしましょう。

注意点①:auのセット割が適用できなくなる

auひかりでスマホとのセット割「auスマートバリュー」を適用していた場合、ドコモ光に乗り換えることでスマホセット割引が受けられなくなってしまいます。 auスマートバリューとは、auひかりとauスマホを同時利用することでスマホ1台あたり最大1,100円の月額料金の割引が受けられる割引サービスのことです。 家族もauユーザーなら最大10台まで割引を適用でき、人数によっては大幅な通信費の節約につながる可能性があります。 auスマートバリューが適用できなくなってしまいますが、ドコモ光ではドコモスマホとのセット割「ドコモ光セット割」に対応しています。 ドコモ光セット割とは、ドコモ光とドコモスマホを同時利用することでスマホ1台あたり最大1,100円の割引が受けられる割引サービスです。 auひかりと同様に家族のスマホも最大10台まで割引が適用できるため、ドコモでスマホを利用中なら、むしろauひかりよりも大幅な節約につながることもあるでしょう。

注意点②:電話番号の引き継ぎができない

auひかりで固定電話を利用する場合、大きく分けて「auひかりで発行した電話番号」と「NTTから引き継いだ電話番号」の2つに分類されます。 このうちauひかりで発行した電話番号はドコモ光に乗り換えるとき、引き継ぎができないので注意が必要です。 一方、auひかりで「NTTから引き継いだ電話番号」を利用していた場合はドコモ光でも継続して使えます。 「どちらの電話番号か、よくわからない」という人は必ずauひかりに問い合わせて確認を取ってから、乗り換え手続きに移りましょう。

注意点③:必ずエリア内かどうか確認する

auひかりは独自回線、ドコモ光はNTTのフレッツ光回線で通信しているため、それぞれ提供しているエリアも異なります。 auひかりがつながっていても、ドコモ光に乗り換えて通信ができるかはわかりません。 基本的にフレッツ光回線のほうがカバーしているエリアは全国的に広く、auひかりが使えているなら通信できる可能性は高いでしょう。 とはいえ100%利用できるとも限らないため、念のためドコモ光の公式サイトで提供エリアを確認しておいてください。 ここまで読んできた人の中には違約金を満額支払う可能性を考えて、ドコモ光への乗り換えを諦めかけている人もいるでしょう。 そこでここからは、auひかりの解約違約金を抑えてドコモ光に乗り換えるコツを2つほど解説していきます。

auひかり違約金を抑えるコツ①:契約更新月に乗り換える

auひかりの違約金が発生するのは契約更新月以外で解約した場合であるため、タイミングさえ注意すれば費用を支払わずに済みます。 つまり契約更新月がいつかさえ把握しておけば、解約違約金を0円にできる可能性があるということです。 auひかりの更新月は2021年6月以降に契約した場合と、それ以前に契約した場合で異なるため確認しておきましょう。 2021年5月以前にauひかりを契約した場合は2ヶ月間、2021年6月以降に契約した場合は3ヶ月間と更新月が1ヶ月分増えていることがわかります。 契約更新月の確認方法

auひかり違約金を抑えるコツ②:他社キャンペーンを活用する

どうしてもauひかりを契約更新月に解約できない場合は、他社で実施中のキャッシュバックキャンペーンの特典分を違約金に充てる方法もおすすめです。 ※2.2021年6月以降のルールが適用 auひかりの解約違約金は最大でも16,500円であるため、20,000円ほどの還元が受けられる窓口を選べば違約金を相殺できます。 20,000円の高額キャッシュバックがもらえるおすすめ窓口については、このあと詳しく解説していきます。 代理店ネットナビでは、最大20,000円のキャッシュバックが最短翌月にもらえます。 ※参考:みんなのネット回線速度に投稿された10月~12月の実測値平均 ■ 最新キャンペーン情報 ※参考:みんなのネット回線速度に投稿された10月~12月の実測値平均 ■ 最新キャンペーン情報 auひかり解約時にかかる違約金を全額カバーできるため、実質料金最安でドコモ光を利用できるのも見逃せないポイントです。 ドコモ光の開通工事が完了するまでの期間限定にはポケットWiFiを1ヶ月無料でレンタルでき、インターネットにつながらなくて困ることもありません。 速度重視で光回線を検討中の人には、v6プラス対応の高性能WiFiルーターを無料でレンタルできるのもおすすめしたいポイントです。 特に「ドコモ光新規工事費無料」キャンペーンが秀逸で、今申し込みすれば最大19,800円の開設工事費を完全無料にしてもらえます。 他社光回線でも工事費無料キャンペーンを実施していますが、そのほとんどが継続利用を条件とした「実質無料」タイプの特典です。 しかしドコモ光の工事費無料キャンペーンは「完全無料」タイプで、いつ解約しても違約金が発生しないというメリットがあります。 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック ドコモ光へ乗り換えるなら、まずはauひかりの解約をしてから新規申し込み手続きを行う必要があります。 そのためドコモ光の開設工事費に加え、auひかりの解約違約金や撤去工事費、工事費の残債などの支払いも同時に発生する可能性があります。 またドコモ光に乗り換えると、auひかりで適用していた「auスマートバリュー」の適用から外されることにも注意が必要です。 ドコモ光では「ドコモ光セット割」で、スマホ1台あたり最大1,100円の割引が受けられます。 この割引サービスを適用すれば、乗り換えをきっかけにスマホをauからドコモに切り替える際に通信費を抑えられるでしょう。 現在auユーザーで今後ドコモ光の利用を検討している人は、今回の記事でメリット・注意点に目を通し、自分に向いているか吟味してから申し込みしてみてください。

au                                   - 16au                                   - 26au                                   - 13au                                   - 19au                                   - 3au                                   - 5au                                   - 63au                                   - 14au                                   - 96au                                   - 58au                                   - 30au                                   - 59au                                   - 73au                                   - 80au                                   - 60