この記事では、これからauでスマホを購入・機種変更しようと考えている方は、知っておくべき「かえトクプログラム」のサービス概要やメリット・デメリットを解説します。 iPhone 13シリーズが値下げ! さらに! ・機種変更なら「5G機種変更おトク割」で最大5,000円割引 かえトクプログラムを利用すると、購入機種の2年後の買取予想価格を差し引いた料金で端末を購入することが出来ます。 条件としては、購入時に24回払いを選択すること・13~25ヶ月目までに「かえトクプログラム」で購入した機種をauに返却すること・auで新たな機種への買い替えることです。 ここでは、「かえトクプログラム」のサービス概要について、残価設定型、適用条件、対象機種、申し込み方法からもう少し紐解いて解説します。

残価設定型とは

かえトクプログラムにおける「残価」の意味は、スマホの2年後の価値を指します。 au側で機種ごとに、2年後にどれだけの需要がまだ残っているか残価を設定し、ユーザーはその残価を除いた金額分を分割で支払っていくことなります。iPhoneなどの人気機種ほど残価は高く設定され、お得に購入できる傾向にあります。 残価分の支払いについては、以下3つのケースが想定されます。 それぞれ次項で説明します。

■ 25ヶ月目に新しい機種へ買い替えする場合

上記の画像は、25ヶ月目に新しい機種へ買い替えする場合の支払いイメージです。端末代金は96,600円、ここから残価分の38,640円を差し引いた57,960円を分割し、月々支払う必要があります。 25ヶ月目のタイミングで、「かえトクプログラム」対象端末をauに返却し、新しい機種を買い替えすることで、残価分は全て免除されます。 13ヶ月目移行であれば端末をauに返却し買い換えることは可能ですが、24ヶ月分の支払いは必要です。24ヶ月間利用した後に、25ヶ月目に新しい機種への買い替えをすることで、最も損がない形で免除を受けることができます。

■ 25ヶ月目に新しい機種へ買い替えしない場合

上記の画像は、25ヶ月目に新しい機種へ買い替えしない場合の支払いイメージです。25ヶ月目に新しい機種へ買い替えしない場合は、最終回支払い分(残価)を再度24回の分割、もしくは一括払いにて支払うことになります。 ただし、25ヶ月目を過ぎてもプログラムの利用は可能です。支払いが完了する48ヶ月目までに端末をauに返却+auで端末の買い替えをした場合は、残価の残債分が免除されます。 ▽25ヶ月目以降にプログラムを利用したイメージ

■ 13~25ヶ月間に新しい機種へ買い替えする場合

「かえトクプログラム」を適用していても、13ヶ月目から新しい端末の買い替えが可能になります。上記の画像は、13ヶ月目に新しい機種へ買い替えした場合の支払いイメージです。 結論、早めに機種変更したからといって残価が変わる事はないため、25ヶ月目で機種変更した場合と同等の金額を支払うことになります。

適用条件

かえトクプログラムの適用条件は主に4つです。 au回線を契約していない方も端末の購入をauで行っていれば適用することが可能です。④の「auショップ」は店頭・オンラインショップどちらも含みます。

申し込み方法

かえトクプログラムの申し込みは、auショップ・au取扱店・auオンラインショップから行うことができます。かえトクプログラムは端末申し込み時のみの加入で、途中加入をすることはできません。なお、プログラム料は無料です。 auオンラインショップから申し込む手順は以下の通りです。 ▼auオンラインショップから申し込む手順 該当の項目にチェックを入れるだけで適用可能になります。 店頭で申し込みをする場合は、端末購入時に「かえトクプログラムを適用したい」と伝えましょう。あとは販売スタッフが手続きを進めてくれます。併せて販売スタッフから注意事項や料金についての説明があるため、内容をしっかり聞いておきましょう。

対象機種

Androidスマホだけでなく、iPhoneも「かえトクプログラム」の対象機種です。具体的な対象機種は以下の通り。 ▼iPhone対象機種 ▼Android対象機種 auオンラインショップでは、販売価格と併せて「かえトクプログラム適用時の利用料金」も記載しています。auオンラインショップの製品価格一覧から詳しい料金をチェックしてみると良いでしょう。 iPhone 13シリーズが値下げ!

月額料金が安くなる

かえトクプログラムを利用することで、月額料金を安く抑えることが可能です。 iPhone12 mini(64GB)を通常購入した場合・かえトクプログラム適用した場合それぞれシュミレーションしてみました。 どちらも24回払いに設定した場合の月額料金です。月あたりでみると1,657円も抑えられていることが分かります。

最新iPhoneの残価率が高い

人気端末であるiPhoneシリーズは2年後の価値が高いと判断されており、他機種に比べても残価が高く設定されています。 その残価率はおおよそ定価の40%程度もあります。この残価率が高いほどユーザーが負担する実質負担金額は安くなります。 かえトクプログラムに加入することで、40%程度という高い残価率が割引されてiPhone端末を利用することが可能です。

2年ごとに価格を抑えて機種変更できる

かえトクプログラムでは、25ヶ月目に端末返却と併せてauで端末の買い替えをすることが条件にあります。そのため、2年単位で買い替えると、毎回端末を安く利用できるのでお得です。 また、2年使用した端末であれば少しずつ劣化しており、バッテリーの持ちや処理速度といった性能も購入時に比べれば落ちてきます。端末を購入してから2年たてば最新端末の性能も大幅に進化しているので、端末を買い替えるサイクルとしてもちょうど良いと言えるでしょう。

残価が決まっているので安心

au側で各端末ごとに2年後どれくらいの価値があるかを決め、それぞれ残価を設定します。この設定した残価は、申し込み後に変わることはありません。 「かえトクプログラムを適用したのに、結局安くならなかった…」ということはないので、安心して申し込めることができます。

auの回線契約がなくても利用できる

かえトクプログラムはauの回線契約無しで加入することができます。つまり、端末単体をプログラムを使うことで安く購入することができ、格安SIMと組み合わせてさらに安く利用するといったことも可能です。 また、auは大手キャリアということもあり取り扱いの端末も多いのは嬉しいポイントです。 iPhone 13シリーズが値下げ! 上手に活用すれば、スマホがお得に利用できる「かえトクプログラム」ですが、いくつかの注意点があります。返って損をしてしまうケースもあるので、必ず確認しておきましょう。

端末故障の場合は最大22,000円の支払いが必要なケースもある

以下のケースの場合、特典利用の際に故障時利用料が必要です。 また、以下の場合も特典を利用することはできません。 かえトクプログラムを利用する場合は、端末を丁寧に扱っておきましょう。丁寧といっても、落下などで破損させたり、防水でないのに水に濡らしてしまうなど使い方に気を付けていれば問題ありません。 もし不安な場合は、あらかじめ各種保証サポートに加入しておくことをおすすめします。

auでの機種変更が必要

かえトクプログラムは端末返却と併せて、auでの端末買い替えが必須なので注意しましょう。 auで取り扱いのない端末を購入したい・回線を他社に変えたいなどの場合、残価分の代金免除はできません。通常の下取りと同じ条件での「買い取り」となります。

機種変更した翌月25日までに返却が必要

かえトクプログラム対象端末の返却は、郵送で行うことが可能です。郵送の場合、期限は新しい機種へ買い替えた月の翌月25日です。 また、返却はau側で端末の検品まで完了する必要があります。端末を買い替えたら、余裕をもって早めに返却することをおすすめします。 au取扱店への持ち込みの場合は、新しい機種へ買い替えた日の翌月末までに持ち込む必要があり、期限を過ぎた場合は、支払い不要の特典は適用されません。新機種との支払いが重複してしまう期間が発生しかねないので注意しましょう。 iPhone 13シリーズが値下げ! 「アップグレードプログラムNX」は「かえトクプログラム」提供のタイミングで新規受付は終了していますが、すでに「アップグレードプログラムNX」を利用している方へ「かえトクプログラム」との違いを説明します。 大きく変わった点は割引方式・割引額です。 「アップグレードプログラムNX」は、対象端末を36回分割で契約・25ヶ月目以降の返却で、以降の機種代金を免除するといった内容でした。つまり最大で機種代金の3割が割引される方式です。 一方で「かえトクプログラム」は、あらかじめ機種ごとに2年後の価値を見据えた残価が設定され、その残価分が最大で割引される方式です。 iPhone 11(128GB)購入時にそれぞれ適用した例を見ると、以下のようになります。 かえトクプログラムの方が7,510円安くなっていることが分かります。「かえトクプログラム」では3割以上の割引も可能になっているので、よりお得になったと言えるでしょう。 今回は、iPhone 11 Pro Max(64GB)を「かえトクプログラム」と「下取りプログラム」それぞれを利用した場合どちらが割引額が大きいのかを比較します。 結論、実質負担金で見ると「かえトクプログラム」の方がお得です。 iPhone 11 Pro Max(64GB)を購入時に「かえトクプログラム」を適用し、25ヶ月目に返却した場合の割引額は56,640円です。実質負担金は75,325円になります。 iPhone 11 Pro Max(64GB)を「下取りプログラム」に適用し、新しく購入する端末代金から買取価格39,050円の割引が適用されます。そのため実質負担金は92,915円になると言えるでしょう。 続いて利用期間にフォーカスし解説します。 「かえトクプログラム」では、利用期間25ヶ月目に端末返却+新しい端末購入することで一番お得になります。以降も使い続ける場合は、残価分を再度24回に分割し、月々の支払が再度設定されます。なので、25ヶ月目以降はお得になる額は毎月減っていくということです。(参考:25ヶ月目目に新しい機種へ買い替えしない場合) 「下取りプログラム」では、いつ利用するとお得になるなど下取りに決まった利用月の指定はありません。ただし、下取りプログラムの価格や対象端末は定期的に更新されています。 人気機種・最新機種であるほど下取り価格は高く設定されますが、端末購入時点では買い取り価格が高額でも、下取りに出すタイミングで対象外になっていたり価格が落ちていることがあるので注意が必要です。 そのため、端末購入時には「かえトクプログラム」を適用しておくことがおすすめです。もし2年後買い替えしない場合でも、残価分を支払えばそのまま買い取ることができます。「かえトクプログラム」を申し込んだ端末でも、残価分支払い後は下取りプログラムに出すことができます。 ▼かえトクプログラムがおすすめのユーザー ▼下取りプログラムがおすすめのユーザー iPhone 13シリーズが値下げ! 対象端末は随時入れ替わっているので、申込前に、欲しい端末が対象端末として登録されているかチェックしておきましょう。対象端末はauオンラインショップから見ることが出来ます。 たとえばiPhone 12 Pro Max(全容量)であれば、新規契約で11,000円割引・のりかえで22,000円割引が適用できます。 さらに5G端末を購入すると5,500円の割引 / キャッシュバックが受け取れるでは「5G機種変更おトク割」も併用ができます。 ただし、これは新しく対象プランに加入する必要があるので認識しておきましょう。 また、上記に加え22歳以下の方は「au Online Shop U22キャッシュバック」も併用することが可能です。対象端末購入で10,000円のキャッシュバックを受け取ることができ、より安く端末を購入できます。 全て併用できれば、初期費用だけでも37,500円お得にすることができます。 iPhone 13シリーズが値下げ! ただしかえトクプログラムの申し込みをした端末を故障・破損させてしまった場合は追加で最大22,000円請求されますので、注意しましょう。

かえトクプログラム適用中、au回線を解約したらどうなる?

au回線解約後もプログラムの継続利用は可能です。 au回線も契約している場合は端末代金+通信料や通話料が毎月請求されますが、解約した場合は端末代金のみが継続して請求されます。

端末の返却方法は?

回収キットにデータを削除した状態で端末を入れ、指定の住所に送付すれば完了です。 回収キットの申請は、店頭の場合、機種変更時に申し出れば自宅に郵送もしくは店舗で受け取ることが可能です。 auオンラインショップの場合は、機種変更手続きのお申込み途中にある「プログラムの特典利用」から「利用する」を選択すると、機種変更のお申し込みから1週間ほどで自宅に回収キットが送付されます。 新しい端末と回収キットを受け取ったら速やかに返送しましょう。 「かえトクプログラム」の残価設定方の割引方式は、通信業界初の取り組みであり、ドコモやソフトバンクのスマホ購入補助プログラムでは以前の「アップグレードプログラムNX」と同じ割引方式で展開されています。 残価設定型の割引方式は、人気機種ほど免除額が高くなる傾向にあるので、最新端末や人気端末であるiPhoneシリーズを定期的に買い替えていきたいという人には最もおすすめのサービスです。 上手に活用してお得にスマホを利用していきましょう! そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!

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