新しい端末購入後の旧端末の処理にも困ることなく、一石二鳥のとても有用なプログラムです。現auユーザーも、他社キャリアからの乗り換えでauを契約する方も利用できるものですが、下取り金額や条件に差があるため、事前に確認をしておきましょう。 この記事では、この「下取りプログラム」について、下取り条件・機種ごとの下取り金額・利用の手順まで、詳しく解説いたします。ぜひ、参考にしてください。 iPhone 13シリーズが値下げ！ さらに！ ・機種変更なら「5G機種変更おトク割」で最大5,000円割引 現auユーザー、他社キャリアからauへ乗り換えをされる方のどちらも対象となっています。下取り端末が最新機種である場合、最大67,100円もの還元が受けられるため、確実に利用しておきたいキャンペーンです。
手持ちのスマホ・タブレットを下取りして機種代金にあてられるサービス
現在ご利用中の端末をauに下取りに出すと、auで次に購入する端末の機種代金が大きく割引されます。 しかし、新しく購入する端末がスマホである場合の下取り対象はスマホ、タブレットの下取り対象はタブレットとなるため、それ以外でのパターンでの取り扱いができない点に注意が必要です。
現金ではなくau WALLETポイントで還元
下取りプログラムによる還元方法はau WALLETポイントでの還元が基本となります。 このポイントは1ポイント1円で使用できるため、実質的なキャッシュバックといえるでしょう。店頭下取りですぐにポイントが受け取れた場合は、新しい端末の購入代金に即時充当することができます。 また、その他にも以下のような利用用途があります。 例外として、NTTドコモやソフトバンクなど他社キャリアからの乗り換えをauショップ店頭で行い、即日端末を下取りに出す場合は新しい端末の購入金額に充当できます。 乗り換えの場合でもau Online Shopからの乗り換えや、後日下取り端末を郵送でauに送るケースではau WALLETポイント付与でしか還元を受けられませんので、ご注意ください。
機種変更・乗り換え（MNP）どちらでも利用可能
先の記載にもありますが、この下取りプログラムは現auユーザーの機種変更、他社キャリアユーザーのauへの乗り換え（MNP）、どちらのパターンでも利用可能です。 以前は機種変更の場合のみ、店頭下取りの場合のみといった条件がありましたが、2019年10月以降は乗り換えや郵送下取りの場合も対象となっています。 以上の条件を満たしていることが必須です。
下取りの対象機種であること
下取りプログラムの対象機種となっているのは、auまたはその他キャリアから販売されているiPhone、Android、ガラケー、タブレットの4種類です。 これらの中で発売日が新しく、かつデータ保存容量などのスペックが高い機種ほど高い下取り金額が設定されています。具体的な機種名については、後述の下取り額の一覧にて紹介をしていきます。
水漏れなど故障していないこと
端末自体が正常に作動するかどうかも、もちろん下取り可否の基準です。破損による下取りが不可となる状態には、以下のような条件が設定されています。 現在流通しているスマホには、内部に「水濡れシール」というものが付いています・これは水分に反応するとシール表面に赤い模様が滲むようになっており、この滲みの有無で過去に水没や水濡れがあったかどうかを判断しています。 実際には水没・水濡れがなかったとしても、この水濡れシールに反応があった場合は、下取り不可となります。
画面割れは査定価格が下がるが下取り可能
auの下取りプログラムでは、多少の傷や画面が割れたスマホ・タブレットも下取り対象です。もちろん、画面割れのない美品と比べると、下取り金額は3割程度に下がってしまいますが、一般的な買取業者よりも比較的高い査定額を維持しています。 また、後述にもありますが、非正規店での修理品は下取りプログラムの対象外になる要因のひとつであるため、下取り金額の増額を狙って安易に修理に出すことはやめましょう。 逆に「Apple Care +」などで正規修理を安価に受けられる場合は、あらかじめ修理をしておくと査定額が上がる可能性があります。
初期化とアクティベーションロックの解除を行っていること
端末の内部を誰に見られてもいい、また、誰もが見られるような状態にしておくことが下取りには必要です。つまり、画面ロックもかかっておらず、内部データもすべて削除・初期化が完了している状態でなければ、下取りを行うことはできません。 また、iPhone、iPadなどApple製品についてはiCloudを通して遠隔で端末をロック・リセットできる「アクティベーションロック」という機能があります。この機能が有効になったままだと下取りプログラム対象外となってしまうため、必ず無効にしておきましょう。
脱獄や非正規修理などでメーカー保証外になっていないこと
メーカー保証対象外となる主な基準は以下のようなものがあります。 脱獄とは、iPhoneにおいてAppleが認めていないアプリをインストールできるようにして、通常できないようなカスタマイズを可能にする内部のプログラム改造のことです。 このように、脱獄や非正規修理店での修理歴があると、いわゆる改造品と判断され、Appleやauなど各キャリアのメーカー保証対象外となり、auの下取りプログラムにおいても対象外となってしまいます。 また、毎月の利用料金の未払いや、盗難などの不正取得が疑われる端末に対して、キャリア側からネットワーク通信の制限かけることが可能です。このようなネットワーク利用制限がかかっている端末も下取りプログラムを使うことはできません。 下取り価格は2020年4月時点での情報です。下取りプログラムを利用する場合は必ずau公式ページの情報もチェックするようにしてください。 【機種変更（iPhone）参照：au公式ページ】 【機種変更（iPad）参照：au公式ページ】 【機種変更（Android）参照：au公式ページ】 【機種変更（ガラケー・タブレット）参照：au公式ページ】 【乗り換え（iPhone）参照：au公式ページ】 【乗り換え（Android）参照：au公式ページ】
ドコモ・ソフトバンク・Appleの下取りとの比較
ここでは、同様に下取りキャンペーンを行っているドコモ、ソフトバンク、Appleとauの査定額の差を見ていきます。 【iPhone 8・256GB】 ※横にスクロールできます。 【Galaxy S9】 ※横にスクロールできます。 このようにauの下取りプログラムは、他のキャリアと比較しても比較的高い下取り金額で設定していることがわかります。
準備：「データのバックアップ」と「初期化」を行う
下取りプログラムを利用するには端末の初期化が必ず必要になるため、その前に内部データを必ずバックアップしておき、新しい端末で復元できるように準備しておきましょう。 iPhoneであればiCloudかiTunes、Androidであれば挿入SDカードかPCにバックアップをとる方法が一般的です。下取りが完了してしまうと、その後いかなる理由があっても本体を返却してもらうことはできません。完全に手放しても問題ない状態にしておくことが重要です。
店頭での下取りの場合
auショップ店頭で手続きをする場合、下取り端末の準備が整っているのであれば、即日下取りに出すことが可能です。 機種変更であればau WALLETポイントで、他社からの乗り換えであれば新規購入端末の代金割引で、即時還元を受けることができます。 端末の準備ができていない場合は、機種変更であれば後日店頭持ち込みか郵送、乗り換えであれば後日郵送での下取りとなります。 後日店頭持ち込みの場合、端末の持ち込みは機種変更の翌月末までと期限が決まっているため注意が必要です。
郵送での下取りの場合
au Online Shopで機種を購入した場合や、auショップでの手続きで希望する場合は郵送で下取り端末を送ることができます。郵送での下取りは、専用の送付キットの使用が必須です。 au Online Shopであれば購入手続きの手順の中で、auショップで機種変更・乗り換えをした場合はショップスタッフに郵送下取りの意思を伝え、送付キットの手配をする必要があります。 郵送下取りの場合、送付キットが郵送で到着してから10日以内に端末発送しなくてはならないため期限を越えないよう事前に準備をしておきましょう。 下取り還元の最大金額はiPhone XS Maxの75,900円ですが、機種や端末の状態で金額は変わります。水濡れなどの故障したものはもちろん、どれだけ新しく綺麗な端末であっても、不正取得や改造が疑われる端末は下取り不可となるため注意してください。 手続きはauショップ店頭、またはau Online Shopから申し込み可能で、下取り端末も直接の引き渡しと、郵送の選択肢があります。 iPhone 13シリーズが値下げ！ そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ！ モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか！
