この記事では代表的なメール暗号化ソフトについて比較しまとめました。自社に合ったツールを導入することで、セキュリティレベルと高め、今まで時間をかけていた暗号化などの手間を解消できます。これにより今まで時間の取られていたメールに関わる業務の効率化が期待できます。 なお、重要度を客観化するために既存のメール暗号化ソフトを紹介したサイトを調査して、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく、良質なメール暗号化ソフトを探すことができます。 【月額5,000円~】導入できるメール配信システム『Cuenote FC』

メール暗号化ソフト選び方4つのポイント

1.暗号化の種類を比較する

暗号化とは、本文やファイルを暗号化することで第三者に情報が把握されないようにするためのものです。

メール暗号化ソフト選び方4つのポイント1.暗号化の種類を比較する2.動作環境を確認するメール誤送信防止の対応内容を確認しておくメール暗号化ソフト5つ比較1.Active! gate SS(アクティブゲートエスエス)/株式会社クオリティア2.MailZipper(メールジッパー)/LRM株式会社3.シンプルメール/GMOクラウド株式会社4.Mail Dealer(メールディーラー)/株式会社ラクス5.CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)/NTTテクノクロス株式会社

主に使われているZIP暗号化は、添付ファイルに圧縮、暗号化を行い、添ファイルとは別のメールでパスワードを送信します。圧縮・解凍ともに簡単で扱いやすいため多く利用されています。 またWEBダウンロード方式は添付されたファイルをクラウドサーバへアップロードし、受信者にはファイルのURLとは別メールでパスワードを送付します。それらを用いてファイルのダウンロードを行うので容量の大きいファイルを添付するのに向いています。

2.動作環境を確認する

メールや添付ファイルを暗号化するには以下のようにいくつかのパターンがあります。 ・サーバーで暗号化する ・アプライアンスで暗号化する ・クラウド上のメールサービスで暗号化するなど 個々のPCにインストールする必要があるものや、自社で利用しているクラウドメールがある場合、メールサーバーやメーラーが対応しているか確認することも重要です。

メール誤送信防止の対応内容を確認しておく

メールセキュリティの構築は、どの企業にとっても大きな課題だといえるでしょう。 ソフトの誤送信防止機能を活用することでメール誤送信による情報漏えいを未然に防ぐ仕組みを作ることができ、企業のメールセキュリティの向上が望めます。 自社の状況、利用規模、目的に合ったものを選ぶことが重要です。

メール暗号化ソフト5つ比較

1.Active! gate SS(アクティブゲートエスエス)/株式会社クオリティア

様々なセキュリティ・運用ルールに対応できるよう、細かな条件設定が可能クラウド型のメールサービス、メールサーバーを自社内で運用しているケースなど、メール環境を問わずに導入できセキュリティ強化が可能

料金

共用タイプ 300円(月額) 初期費用50,000円 VPSタイプ 500円(月額) 初期費用100,000円

サポート

障害対応は年中無休の24時間365日体制。

暗号化の種類

自社の業態に合わせて添付ファイルのZIP暗号化やパスワードの自動発行、Webダウンロードが選択できる。

動作環境

Office 365、Gmail、LINE WORKSと連携可能。メールソフトやサーバーなどの環境に依存しないクラウドシステム。

誤送信の対応

送信メールの一時保留、Bcc強制変換、上司承認など社内の運用に合わせて誤送信防止為の条件を細かく設定することが可能。

2.MailZipper(メールジッパー)/LRM株式会社

プライバシーマーク/ISMS認証取得等の情報漏えい対策への社内ポリシーにも自動的に対応自動暗号化で添付ファイル送信時の手間を省き、仕事の“効率化”と“安全性”の両立が可能クラウド型のサービスなので専用の設備やソフトのインストールは一切不要。簡単に導入が可能

料金

共用プラン 200円(月額/アカウント)初期費用 無料 VPSプラン  300円(月額/アカウント)初期費用 無料

サポート

電話、メールでのサポートが無料。

暗号化の種類

添付ファイルをZIP形式で自動暗号化、パスワードの通知も自動送付。Webダウンロードも可能。

動作環境

Gmail等のWebメーラーなどメールソフトには依存しないのでメールソフトの環境を問わずご利用できる。

誤送信の対応

自己承認、送信一時保留、上長承認などが選べる。

3.シンプルメール/GMOクラウド株式会社

コントロールパネルでセキュリティ設定をするだけで、社員全員の送信メールがセキュリティ向上G Suiteに対応。クラウドメールと組み合わせてセキュリティを向上

料金

スタンダード 9,300円(年契約/月額) 初期費用 無料 プロ     13,800円(年契約/月額) 初期費用 無料 ビジネス   21,300円(年契約/月額) 初期費用 無料

サポート

メールでのお問い合わせは24時間365日無料。

暗号化の種類

Webアップロード機能。付属ファイルを自動でZIP暗号化、パスワード設定、ファイル圧縮方式の変換機能など。

動作環境

G Suite (Gmail)連携可。現在ご利用中のメールサーバーは引越し不要、メールサーバーでメールリレー設定をするだけで利用可能。

誤送信の対応

ログ管理機能を備えているので、誤送信してしまった場合もダウンロード前にファイルを削除したり受信者に連絡をするなど対応が可能。

4.Mail Dealer(メールディーラー)/株式会社ラクス

二重返信防止、対応履歴などによる「業務の効率化」世界62か国の言語で送受信可能ウィルス付きのメールやスパムメールを自動で振り分けが可能

料金

料金体系・価格表は問い合わせ

サポート

メール、電話で相談受付。

暗号化の種類

添付ファイルをパスワード暗号化されたzipファイルに自動変換。パスワードは別メールにて自動送信。ダウンロードURLで送信でき、送信先でのダウンロード履歴も確認ができます。

動作環境

メールディーラーからメールを送るときの自社アドレスの変更不要。 メールデータの移動が可能です。

誤送信の対応

送信内容確認機能や、送信完了後から一定時間、送信を取り消すことが可能。

5.CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)/NTTテクノクロス株式会社

ルールによる制御やヒトによるチェックでは気づきにくい誤送信の検知をAIがサポート人間工学の考えを取り入れ、直感的に操作が行えるシンプルなインターフェースを採用設定画面や誤送信防止画面は多言語対応

料金

CipherCraft/Mail 7 永年ライセンス 245,000円(50ユーザ) 年間サブスクリプション 80,000円(50ユーザ) CipherCraft/Mail 7 Server 永年ライセンス 300,000円(1機能/100ユーザ)500,000円(2機能/100ユーザ)700,000円(3機能/100ユーザ) 年間サブスクリプション 105,000円(1機能/100ユーザ)175,000円(2機能/100ユーザ)245,000円(3機能/100ユーザ)

サポート

メール、電話による受付、回答。対象ソフトウェアマイナーバージョン・アップ・サービスを無償提供。

暗号化の種類

メール送信時、添付ファイルを自動でZIPパスワード化、暗号化方式は、「ZIP」、「AES」、国産暗号「Camellia(カメリア)」を利用。メール本文も暗号化することも可能。

動作環境

パソコンへインストールし、メールソフトとメールサーバ間の通信を中継する形(SMTPプロキシ)で動作。またはクラウド環境に導入することも可能。

誤送信の対応

上長承認機能や一時保留機能など。 送信メールを定められた時間が経過するまで宛先への送信を一時保留し、一時保留されている間、送信者はメールの送信を中止できます。 【月額5,000円~】導入できるメール配信システム『Cuenote FC』

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