具体的には請求書や見積書の発行、受注処理、売掛金管理、出荷処理など、これまで人の手によって行われていた入力・管理業務をシステムが自動的に行ってくれます。人手不足が叫ばれている現在、販売管理システムを活用することで、少ない人手で組織を回せるのではないかと期待されています。 そんな販売管理システムの導入を検討する場合、
具体的にどのような業務を効率してくれるのかがわからない。詳細な料金体系について知りたい。稼働方法がわからない場合、教えてくれるサポート体制は整っているか。
など、サービスによっても違いがあり、自社にあった販売管理システムを探すのは大変です。 今回はこのような思いを抱いている方向けに、販売管理システムの比較ポイントとおすすめサービス48種を紹介します。 この記事を読むことで、探す手間をかけずに、自社にぴったりの販売管理システムを効率的に比較することができます。 なお、本記事では各販売管理システムの注目度を客観的に判断するために、「販売管理システム」で検索し、検索上位10位までの紹介サイト7個を調査し、各販売管理システムを登場回数順に並べました。ぜひ参考にしてください。
アラジンオフィス／株式会社アイル
アラジンオフィス／株式会社アイル楽楽販売（旧:働くDB）／株式会社ラクス弥生販売 21／弥生株式会社flam（フラム）／株式会社フリップロジックExeQuint（エグゼクイント）／株式会社センチュリーシステムズ楽商／株式会社日本システムテクノロジーTRADING／株式会社サンプランソフトiDempiere／株式会社ネオシステム販売王／ソリマチ株式会社天の蔵／日本ベンチャーシステム株式会社フリーウェイ販売管理／株式会社フリーウェイジャパンSmileWorks（スマイルワークス）／株式会社スマイルワークスuconnect／株式会社unlimitedShareBRIDGE／株式会社ハーツアンドソウルわくわく販売管理／株式会社コラボその他おすすめの販売管理システム販売管理システムの比較ポイント1. どのような業務を効率化してくれるのか2. 料金体系は自社に合っているか3. サポート体制はどのようなものかまとめ
導入社数5,000社以上。各業界特有の商習慣に対応しており、ユーザーリピート率は98.3%。販売管理・在庫管理に必要な機能をコンパクトにまとめたシステムで、要望に合わせたカスタマイズも柔軟に対応。
楽楽販売（旧:働くDB）／株式会社ラクス
「繰り返し作業を自動化」することで、業務の効率化とスピードアップを実現。対応履歴や進捗状況など、リアルタイムに情報共有が可能。自社仕様にカスタマイズ可能。
弥生販売 21／弥生株式会社
販売管理機能がオールインワン。さまざまな集計・分析レポートを標準搭載。明細ごとの課税区分で軽減税率8%の選択。
flam（フラム）／株式会社フリップロジック
販売・仕入・在庫業務が簡単連携。会計システムとのデータ連携も楽々。バージョンアップが全自動で常に最新。
ExeQuint（エグゼクイント）／株式会社センチュリーシステムズ
様々な業種に対応する豊富な機能を装備し、個別企業ごとのカスタマイズにも対応。拠点間でのデータエントリー・全社でのタイムリーな情報活用を実現。データ分析の経営情報支援機能が、スピーディーな経営戦略の策定をサポート。
楽商／株式会社日本システムテクノロジー
ビジネスを熟知した営業・SEが、顧客の実現したい要件を理解し、提案。顧客特有の要望も、カスタマイズにて短納期・ローコストで柔軟に対応。導入後は、顧客のビジネスに合わせた柔軟なサポートにて、安定した稼働に協力。
TRADING／株式会社サンプランソフト
輸出専用、輸入専用、輸出入及び国内販売・在庫管理を統合したERPパッケージの3つのモデルから構成。貿易ソフト・商社向けシステムとしても最適。カスタマイズは極力避け、短納期・低価格で届けられる。
iDempiere／株式会社ネオシステム
ERPとして必要な機能を一通り網羅しており、かつその中で必要な機能だけを選択して利用できる。高価な商用サーバーOSや商用DBを揃える必要がなく、低コストで導入可能。世界中で使用されており、多言語・多通貨などグローバル対応されている。
販売王／ソリマチ株式会社
軽減税率制度に完全対応。データを製品から直接クラウド保存できる簡単ストレージが無料。専属スタッフによる15ヶ月の電話サポートが利用可能。
天の蔵／日本ベンチャーシステム株式会社
中小企業に合った機能が多数詰まった販売・仕入・在庫管理クラウドシステム。初期費用がかからず、さらに最大2ヶ月間の試用期間があるので完全無料で検証できる。1人の小規模からスタートでき、アクセスに必要な人数だけ随時拡張や縮小が可能。
フリーウェイ販売管理／株式会社フリーウェイジャパン
機能を絞り込むことで、シンプルで操作しやすい画面デザイン。経営者や管理者が知りたい情報を瞬時に集計して活用できる。1,000伝票までは完全無料。
SmileWorks（スマイルワークス）／株式会社スマイルワークス
取引先との伝票・帳票のやり取り、受発注の業務管理をブラウザ上でダイレクトに連携できる「EDI」を標準装備。プロジェクトごとに、売上げ・仕入れ・経費・社内工数などを紐づけて管理できる。売上伝票・仕入伝票等をボタン一つで会計連動することで自動で振替伝票を作成できる。
uconnect／株式会社unlimited
見積書を作成すると納品書や領収書・請求書を自動で作成。会計ソフトへの連携も楽々。オンライン無料相談やデモをZoomで実施。
ShareBRIDGE／株式会社ハーツアンドソウル
国内だけに留まらず国外でも利用できるよう、多言語対応が可能。追加開発やカストマイズする場合、標準テンプレートに自社の業務ノウハウを部品化し、組み立てができる。オンプレミス型の導入も可能。
わくわく販売管理／株式会社コラボ
中小・零細企業向けの販売管理ソフト。売上伝票を入力すれば、納品書、請求書、領収書を発行できる。得意先元帳・売掛金残高・集計資料を自動作成。Excel書出機能で独自資料も作成できる。
その他おすすめの販売管理システム
商い哲人EX がるがるできる販売 販売大臣NX 大臣NX Board WorkVision販売管理 懐刀 ApaRevo DeskAssist simplex SMILE V 販売 販売指南 クラウド型間接材調達支援サービス クラウドERP ZAC Odoo GLOVIA きらら Hi-PerBT KIT3 マネーフォワード クラウド請求書 ALL-IN Microsoft Dynamics 365 EXPLANNER/Z Main販売管理 Cosmos 販売らくだプロ スマイルワークス 奉行Jシリーズ POS+（ポスタス） 商蔵奉行クラウド Plaza-i 商奉行 Salesforce Kiwami 棚番10
販売管理システムの比較ポイント
ここからは、販売管理システムを選ぶ際に比較するポイントを紹介します。この世にあまた存在する販売管理システムを、すべての面で比較するのは困難です。ですので、自社に合うサービスを効率良く選ぶためには、次の3つのポイントに着目して比較してみてください。
1. どのような業務を効率化してくれるのか
販売管理システムを選定するうえでもっとも大切なポイントは、どのような業務がどのように効率化されるのか、ということです。 たとえ機能が充実していたとしても、自社が必要とする業務をサポートしてくれる機能がついていなければ意味はありません。販売管理システムの機能は非常に充実していて、大きく分けても以下の3種類があります。 導入の検討段階では、自社で効率化したい業務や課題点を話し合っておき、最も理想的なシステムを選ぶようにしましょう。
販売管理機能
販売管理機能にもさまざまな種類がありますが、代表的な機能といえば見積書の作成・管理機能です。この機能が搭載されていることで見積情報の入力や印刷、検索まで行うことができます。 また、注文請け書をはじめとする受注情報を入力・印刷・検索できる受注管理機能も一般的です。システムによってはExcelやCSVから受注データを自動的に取り込めるものもあります 売上情報を入力したり、集計できたりする売上・売掛管理機能もメジャーです。集計されたデータを出力できるシステムも少なくありません。ただし、売上集計は簡易的にできるシステムがほとんどで、一般的に複雑な集計はBIツールなどにデータ連携をして行います。
購買管理機能
購買管理機能の代表格である発注管理では、発注情報を入力し、注文書を印刷できます。また、仕入れの予定を入力してスケジュールを管理し、仕入れが確定したら在庫計上する機能もさまざまなシステムに存在します。 この情報を基に出荷先ごとに商品と出荷数を振り分けられるのが振分処理機能です。ほかにも、入荷実績の入力や取込みを行える入荷管理、支払い依頼や伝票の消込ができる債権処理機能もよく見られます。
在庫管理機能
在庫管理機能には、社内または工場内などの在庫情報を検索・一覧できる在庫検索機能や棚卸を開始する棚卸機能、また在庫数を実数に合わせて更新する在庫調整機能などがあります。在庫を大量に抱えている企業であるほど、重宝できる機能といえます。
2. 料金体系は自社に合っているか
販売管理システムの料金は千差万別で、月額数万円単位で始められるものもあれば、100万円近い月額が発生するものもあります。また、初期費用は10～20万円が相場ですが、なかには無料としているシステムも珍しくありません。 企業の規模や導入頻度、契約期間によっても異なりますので、必ず自社専用の見積もりを作成してもらったうえで決めることをおすすめします。「ホームページの料金だけ見て決めてしまい、後から追加料金を請求されて困った」という事態を避けましょう。
3. サポート体制はどのようなものか
販売管理システムが一度止まってしまうと、受発注や出荷など重要な業務がすべてストップしてしまい、大きな損失につながります。トラブルが発生した場合にもすぐに問い合わせられる、サポート体制がしっかりしたシステムを選ぶようにしてください。特に、
メールやチャットだけではなく電話対応を行っている土日や深夜の時間帯も対応してくれる営業担当者が決まっていて、スピーディーに対応してくれる
システムは信頼度が高いといえます。見積りを取る段階ではただ料金やシステムをチェックするのではなく、サポート体制についても確認するようにしてください。
まとめ
この記事では48種類のリモートアクセスサービスを紹介しました。導入を検討する際には、効率化してくれる業務内容、料金体系、サポート体制について比較することをおすすめします。本記事の情報を参考に、自社にマッチする販売管理システムを見つけてください。
