マーケティングをする際に、これらの情報は必須です。 時には、企画書・提案書作成の際にデータを挿入することもあるでしょう。 統計サイトを利用すると、市場や消費者に関する情報・データを得ることができます。 実際に、統計サイトをよく利用している方も多いのではと思います。 様々な統計調査がなされていますが、一方で、望んだデータが得られないことも多いのではないでしょうか。 今回は、手っ取り早くお望みのデータが得られるよう、カテゴリ別に統計のデータベースを紹介いたします。 更新頻度が高く、利用しやすいサイトを厳選して紹介しますので、是非ご参考ください。 統計データを調査するなら!ネットリサーチ会社の一覧 ≫

統計データについて

そもそも「統計データってなに!?」、「使い道がわからない!!」という方に統計データとその活用法を説明します。

統計データについて企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?データの種類安価なマーケティングリサーチも登場統計レポート総合データベース4選あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-消費者意識を知りたいなら-レポセン-日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選22年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-ライフスタイルに関する意識調査-HoNote-販売データを活用した消費者調査-インテージ-IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-IT市場規模の確認に-IDC Japan-デバイス・アプリに関する調査-MM総研-200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-まとめ

企画書・提案書に使うと効果的な統計データって!?

統計データを用いるメリットとは何でしょうか??? 答えは、統計のデータを背景に話すと説得力があることです。 わかりやすく解説します。 みなさまスマートフォンをお使いでしょうか?? 使っている方も使っていない方も、スマートフォンの普及率を考えてみてください・・・ 「みんな当たり前に持っているよ!!」 「とはいえガラケーの人も良く見るよ」 「50%くらいの人が持っているんじゃない??」などなど たくさんに意見が出ると思いますが、正解が一体なになのかこのままではわかりません。 統計データは、このような問いに正しい正解を出してくれます。 今回の例でいうと、正解は59.3%の普及率だそうです。 参照元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/ このような数字の根拠(統計データ)は、「みんな当たり前に持っているよ!!」という主張よりも説得力があります。 ちなみに今回の調査では、普及率の推移も見ることができます(図の赤枠)。 統計データを活用すれば「スマホが今伸びているので、アプリ市場に参入しましょう」という意見を、「スマホ普及率が現在60%、昨年比30%伸びています。ぜひ、アプリ市場に参入しましょう!」というように根拠を出して、説得力を持たせることができます。

データの種類

統計データの調査方法は様々です。 代表的な調査方法について解説します。

市場規模についてわかる調査

「商品」に対して行われる調査です。 その商品の需要が金額的にどのくらいあるのか、将来的にどのようになるのかなど知ることができます。 商品開発・企画するときに必見の調査です。(参考:ネットリサーチ会社の一覧 ≫) 例)「食品」に関する「市場調査」 “パン市場に関する調査結果   2013年度の国内パン市場規模は、前年度比100.2%の1兆4,042億円 食事系パン(食パン、食卓パン)がシェア3割に近づき、惣菜パンは堅調に推移 小売チャネル別市場構成比は、量販店とコンビニで6割に近づく  参照元:http://www.yano.co.jp/press/press.php/001387 商品の出荷数を確認することができます。 出荷数から市場状況を確認することもできます。 例)「デバイス」に関する「出荷状況調査」 “2014年度通期国内タブレット端末出荷概況  2014年度通期のタブレット端末出荷台数は前年同期比24.2%増の929万台 Appleが408万台(シェア43.9%)で出荷統計開始から5年連続シェア1位を獲得 OS別台数シェアはAndroid 425万台(45.7%)が2年連続1位 2015年度は1,070万台で初の1,000万台超へ  参考:http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120150521700

消費者についてわかる調査

「人」に対して行う調査です。 意識調査は、ターゲット設計をする際の助けになり、是非活用したい調査です。 例)「ライフスタイル」に関する「意識調査」 “男性の美容意識調査  約4割の人が、自分は「実年齢より若く、年下に見える」と思っている スキンケア・ヘアケアに関心がある人は57.3% スキンケア・ヘアケア商品の購入する際、47.1%は男性用であることにこだわらない 商品選びで最も重視するポイントは、「効果があること」 参照元:http://www.intage.co.jp/library/20150325/ 消費者が商品・サービスをどの程度利用しているのかを調査したものです。 例)「アプリ」に関する「利用調査」 “スマートフォンアプリに関する調査 スマートフォンユーザーがよく使うアプリ、社会人と主婦は「ゲーム」、学生は「SNS」 チャットアプリの利用「LINE」が最多で87.5% 参照元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList

安価なマーケティングリサーチも登場

最近では、ネットリサーチを活用して、比較的安価にリサーチを実施できるサービスや、トライアルできるサービスが登場しています。ぜひ活用を検討してみてください。 参考:ネットリサーチとは?調査方法・価格別にリサーチ会社11社を比較 参考:ネットリサーチ会社の一覧 ≫

統計レポート総合データベース4選

民間企業、政府の調査をまとめたサイトをご紹介します。あらゆる統計データを網羅的に検索することができるので、まずこれらのサイトを確認することをお勧めします。 サイトごとに、掲載されているレポートも異なるので見比べることもよいでしょう。

あらゆる統計調査を集約したサイト-調査のチカラ-

引用元:http://chosa.itmedia.co.jp/ 「調査のチカラ」はインターネットに公開されている統計情報を集約したサイトです。 あらゆる情報を集めているので、様々な調査を網羅的に、ジャンル別で検索することができます。 「調査のチカラ」に載っているサイトは基本的に閲覧が無料ですので、見たいデータを素早く確認することができます。 「統計データを探したい!」とお考えの方は、まずこのサイトを探してみるのがよいかもしれません。 ビジネス、IT、ライフスタイルなど様々なジャンルが対象 ・意識調査 ・市場動向の調査 など

消費者意識を知りたいなら-レポセン-

引用元:http://reposen.jp/ 「レポセン」は調査のチカラと同様、各企業の統計データを集めたサイトとなっています。 消費者の動向に関する調査、消費者意識調査が約2300件まとまっています(2015/05/18現在)。 市場理解に活用するのもよいですし、興味のあるデータを眺めてみるのも面白いです。 マーケティング向けの調査が中心に様々なジャンルが対象 ・意識調査 など

日本政府の統計データのまとめ-政府統計の総合窓口-

引用元:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do 「政府の統計窓口」は日本政府が調査したデータを公開しているサイトです。 14の府省が調査してきたデータですので、様々なジャンルの調査があります。 調査内容は、国民生活の調査や国土に関する調査、地域の人口変動など国に関するものとなります。 定点調査で行われるものがほとんどなので、年次ごとの動向を追うこともできます。 民間の調査では得ることのできないデータがたくさんあるので、一読の価値があるサイトだと思います。 国民生活に関わる事項のに関して様々なジャンルに対応 ・国勢調査 など

経済のあらゆる調査がここに-経済ニュース-

引用元:http://www3.keizaireport.com/ 「経済ニュース」は国内外の経済に関連する調査がまとめてあるサイトです レポートの更新頻度が非常に高いことが特徴で、レポートの掲載数約21万件と莫大です。(2015/05/18現在) 現在の経済状況、経済の今後の展望など知りたい方は「経済ニュース」を確認することをお勧めします。 また、無料の会員登録することでレポートをブックマークする機能を利用することもできます。 経済に関わること全般が対象 レポート形式のものが多い

市場調査・消費者意識調査を公開しているサイト5選

主に民間のリサーチ会社のサイトをご紹介します。 その市場に関わっていなくとも、消費者意識に関する興味深いレポートもあるので参考に見てもらえると面白いと思います。

22年分の消費者観測データ無償公開-生活定点-

引用元:http://seikatsusoken.jp/teiten2014/ 私たちの日々の生活に関する意識調査を公開しています。他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることができます。 エクセル形式のデータもダウンロードできます。 「生活定点」は博報堂生活総合研究所が運営している無料のサイトです。 1992年から定点調査を実施しており、私たちの日常生活に関する意識調査を公開しています。 他のサイトの調査よりもカジュアルなのでサクサク眺めることもできます。 掲載調査数は多くはないですが、興味深い調査が多く載っています。 また、エクセル形式でデータをダウンロードすることもできます。 ・食 ・労働 ・ライフスタイル ・メディア ・国際関係 ・意識調査 ・自然食品(オーガニック、無添加食品など)の利用状況 ・休日のレンタルや販売されているDVDやビデオの利用状況

市場調査をお探しなら-矢野経済研究所-

引用元:http://www.yano.co.jp/ 矢野経済研究所はマーケティングリサーチ、ソリューションを行っている会社です。 本サイトは、矢野経済研究所が市場規模調査の実際の結果が載っています。 マーケティングリサーチ専門の会社のレポートであるため、かなり詳細なレポートを確認できます。 中には会員登録が必要なものもありますので注意が必要です。 ・食 ・消費財 ・ファッション ・建築 ・医療 ・ライフスタイル ・市場調査 ・理美容市場に関する調査結果 ・ブライダル市場に関する調査結果

食品や小売りに関する調査-JMR生活総合研究所-

引用元:http://www.jmrlsi.co.jp/trend/ JMR生活総合研究所はマーケティング・コンサルティングを行っている会社です。 本サイトは消費者のブランドイメージに対する調査が中心にまとまっています。 他にも市場推移、販売量などの調査もあります。 BtoCのマーケティングに関する調査が充実しているので、「流通」「消費」の調査に興味のある方は是非ご参照ください。 なお、コンテンツの中には会員登録(一部有料)が必要なものもありますのでご注意ください。 ・食 ・流通 ・消費者意識調査 ・市場推移調査 ビール22ブランドの消費者意識調査 ファーストフードの売上高等の前年比推移

ライフスタイルに関する意識調査-HoNote-

引用元:https://honote.macromill.com/ メディアに公表したデータを掲載しています。様々なジャンルの意識調査(定点調査)が載っています。 マクロミルはネットリサーチの大手です。 「HoNote(ホノテ)」は、マクロミルが公表したデータを掲載しています。 掲載内容は、日常生活に関する意識調査です。 消費に関することから、休暇の過ごし方など多彩な内容のデータが集まっています。 サイトの中身が見やすく整理されており、内容も意識調査とくだけたものなのでカジュアルに読み進めることができます。 ・ライフスタイル ・意識調査 SNS、メール、電話などのコミュニケーションツールに関する調査 副業に関する正社員1,000人の意識調査

販売データを活用した消費者調査-インテージ-

引用元:http://www.intage.co.jp/library/category/current/ 消費者意識調査、ライフスタイルの調査を公表しているサイトです。 インテージは市場調査に強みのある企業で多くの販売データを保有しています。 本サイトは販売データを基にした市場調査のデータのほかにも、多数のジャンル(環境、海外、エンタメなど)が公開されています。 意識調査が定点的に行われており、時系列を追って動向を見ることもできます。 人々の意識調査に興味がある場合に、非常に面白いサイトであると思います。 ・流通 ・ライフスタイル ・国際関係 ・エンタメ ・意識調査 仕事帰りの外飲み事情に関する調査 日本の高齢者の健康意識に関する調査

IT系のリサーチ結果を公表しているサイト5選

各企業のITにまつわるレポートは非常に充実しています。 IT系のリサーチ結果を公表している5サイトを紹介します。

モバイルデバイスに関する調査なら-MMD研究所-

引用元:https://mmdlabo.jp/?type=0#topList MMD研究所はモバイルに特化した調査研究機関です。 したがって本サイトの調査も、モバイルにかかわる消費者調査がほとんどです。 デバイスに関するユーザーの調査なので、読み手にわかりやすいサイトです。 サイト更新頻度も非常に高く、SNS上で多くの支持を集めています。 ・デバイス ・アプリ ・SNS 電子書籍利用経験に関する調査 格安スマホの利用意向に関する調査

IT市場規模の確認に-IDC Japan-

引用元:http://www.idcjapan.co.jp/Press/index.html ITに特化し、市場データや個人・企業の利用状況データなどがまとめられています IDCJapanはIT領域に特化したリサーチ会社です。 掲載内容はIT市場のデータ、個人・企業のデバイス・サービスなどの利用状況のデータです。 サイト更新率が高く、最新の市場動向が確認できるます。 IT市場を確認したいときに、おすすめのサイトです。 ・デバイス ・ITサービス ・ソフトウェア ・利用調査 ・実態調査 ・市場調査 国内サーバー市場動向 国内産業分野別タブレット稼働台数

デバイス・アプリに関する調査-MM総研-

引用元:http://www.m2ri.jp/newsreleases/top.php MM総研はIT専門のリサーチ・コンサルティング会社です。 本サイトはデバイスに関する情報を中心にIT関連の統計データがまとめられています。 調査内容は、市場調査と端末の出荷状況の調査です。 PCや携帯電話など端末の出荷状況は定点的にまとめられているので、時系列を追って動向確認ができます。 ・デバイス ・アプリ ・市場調査 ・出荷概況調査 2014年国内携帯電話端末出荷概況 スマートフォン市場規模の推移・予測

200万人のパネラーによる意識調査-NTTコム リサーチ-

引用元:http://research.nttcoms.com/database/index.html NTTコムは約200万人のパネラーを抱えるリサーチ会社で、消費者に焦点を当てた調査が強みです。 本サイトでは、消費者目線でのITサービスの利用調査や意識調査が掲載されています。 ITに関することだけでなく、その他ライフスタイルに関する調査もあります。 ITサービスに関する消費者の概況を確認しやい場合におすすめです。 ・アプリ ・ITサービス ・ライフスタイル ・意識調査 ・利用調査 ・認知度調査 「乗り換え案内」アプリに関する調査 東日本大震災発生後の企業の事業継続に係る意識調査

Webサービスに関する意識調査-日経デジタルマーケティング-

引用元:http://business.nikkeibp.co.jp/dmg/research.html 「日経デジタルマーケティング」にはITサービスに関して、消費者の調査が載せられています。 実際に存在する具体的なサービスに関する消費者の意識調査が載っています。 統計だけでなく、IT分野に関するニュースも配信されており、情報量が豊富です。 一部会員登録必要のコンテンツがあるので注意が必要です。 ・ITサービス ・SNS ・WEBマーケティング ・利用調査 ・意識調査 グルメサイト利用状況(男女別) “盛った”クチコミの投稿経験の有無に関する調査

まとめ

今回まとめました14個のサイトは2015年5月現在で更新されているもので、無料で利用できるものをご紹介しました お望みのデータは得られましたでしょうか。 市場理解、提案書作成、以外の目的でも見ていて興味深い調査は多いです。 意外と感じるリサーチ結果、ご自身のイメージに近しい結果など様々に感じられることもあるのではないでしょうか。 最後に、本記事がみなさまのご参考になれば幸いです。 参考:ネットリサーチ会社の一覧 ≫

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