そもそも、ポケット型WiFiとは「持ち運びができるWiFi通信端末」のことです。メリットとしては以下のようなものがあります。 ▼メリット しかし、ポケット型WiFiには契約する前に確認したい注意点がいくつかあります。 ▼注意点 今回は「ポケット型WiFiとはなにか」を解説し、メリットや注意点だけでなく、ポケット型WiFiの利用に向いているユーザーや、ポケット型WiFiのおすすめプロパイダを紹介しています。ぜひWiFiルーター選びの参考にしてみてください。 モバレコ × Broad WiMAX キャンペーン 2009年に国内初の持ち運びできる小型のWiFiルーターとして提供が開始されたことがきっかけで、他社の持ち運びできるWiFiルーターも総じて「ポケット型WiFi」として呼ばれるようになりました。 こういった端末は、正確には「ポケット型WiFi」「モバイルルーター」という名称です。本記事では、分かりやすいように持ち運びできるWiFiルーターを総称して「ポケット型WiFi」で表記します。 ▼メリット これから、各項目を詳しく解説します。

外出先でも快適なインターネット回線が使える

最大のメリットは、外出先でも高速通信でインターネットに接続できることです。 ポケット型WiFiの通信速度は下り最大速度2.7Gbps(WiMAX 5Gの場合)で、これは固定回線を上回るほどのスペックです。データ容量は無制限のプランも多く、フル充電状態なら10時間前後は継続して利用できます。 一方のテザリングは、契約しているスマホの契約状況に準じて通信速度やデータ容量が決まるのが特徴です。一般的に、スマホの通信速度よりもやや遅くなるのが普通で、スマホのデータ容量を使い切った段階で通信制限がかかります。また、スマホの電池が切れた瞬間に利用できなくなることにも注意しましょう。

工事なし・設定が簡単なので使いやすい

固定回線の場合は利用開始までに工事が必要ですが、ポケット型WiFiは工事なしですぐに使い始められます。それぞれの目安について表を使って比較しました。 固定回線の場合、工事完了までに数週間~数ヶ月かかります。工事費は2~4万円が相場です。さらに工事完了後はルーターをコンセントやLANケーブル、電話線をつないで、PCやスマホへの接続設定が必要です。原則として自分自身で行わなければなりません。 ですがポケット型WiFiは端末が届いた当日から工事なしで、パスワードを入力すれば接続できます。契約当日に端末を発送する会社が多く、早ければ契約翌日には利用を開始できます。

月額料金が安い

固定回線と比べても、ポケット型WiFiは月額料金が安いと言えるでしょう。 ▼料金表 月額料金は固定回線の方が高いであることが分かります。また、初期費用としてもポケット型WiFiは事務手数料や端末代金等ですが、固定回線の場合工事費なども発生することは認識しておく必要があります。 ▼注意点 注意点も順番にそれぞれを確認しましょう。

家族と一緒に使うのは向いていない

ポケット型WiFiは、同時接続台数に限りがあります。たとえば最大10台までの場合、テレビやPC、ゲーム機など共同で使うもの8台に接続すると、残りの接続数は2つです。3人家族の場合、誰か1人は個人のスマホ等にポケット型WiFiからの接続ができません。 また、家族がポケット型WiFiを持って外出した場合、その間は自宅でWiFiを利用できません。ポケット型WiFiを持ち歩いて使用するのが前提ならば、自宅では別途固定回線を契約して、併用することをおすすめします。

速度制限がある

各プランで定められた容量を超過すると速度制限がかかります。 ポケット型WiFiにも以前は完全無制限で利用できるWiFiもありましたが、現在では「実質無制限」と「大容量」が主流です。 「実質無制限」であればWiMAXなどがこのシステムです。「直近3日間で10GB」を消費すると、その翌日の18時~翌2時まで一時的な速度制限がかかります。ただし18時~翌2時以外は使い放題ですので、実質として提供されています。 「大容量」では、月に利用できる容量が100GB、200GBなど大きいものを指します。超過したら月末まで速度制限、翌月1日にリセットです。こちらは日で制限を気にすることがないので、よりストレスなく利用できるでしょう。ただし月末に容量が足りない!ということはありますので、注意しておきましょう。 ★2022年2月よりギガ放題プラスの速度制限が緩和されました 2022年1月まで、ギガ放題プラスでも3日で15GBの速度制限がありましたが、2月より原則無制限で使用できるようになりました。 一定期間内に大容量通信を行った場合、混雑する時間帯に通信速度制限の可能性ありとしていますが、3日あたりの制限がなくなっただけでも大きなメリットだといえるでしょう。

通信がつながりにくくなることがある

接続が多くて混雑する時間帯や、電波が届きにくい場所では通信がつながりにくくなることがあります。具体的には平日の夜間~深夜と土日の昼間、窓のない部屋、地下・トンネルのなか、山間部などで通信速度が低下しがちであることは認識しておきましょう。

途中解約で違約金がかかる可能性もある

ポケット型WiFiの契約期間は1~3年に設定されているケースが多いです。契約途中で解約すると、数千~数万円の違約金がかかります。ただし、違約金のかからない「縛りなし」のポケット型WiFiもあるので、長く使うつもりがなければ縛りなしのプランを選びましょう。 1人暮らしなら同時接続数で困ることがなく、家族に気をつかわずに持ち歩きできます。また、賃貸にお住まいの方でも工事がないのでポケット型WiFiは安心して利用することが可能です。 スマホキャリアで契約しているデータ容量だけでは足りないという場合や、外出先でインターネットやオンラインゲームを大容量・高速通信を楽しみたいという人にも、ポケット型WiFiがぴったりです。 また、ドコモやau、ソフトバンクの店舗での申し込みを検討している人も多いと思います。しかし、こういった窓口では割安なキャンペーンや回線の案内がないため、おすすめできません。その他の注意点については、これから5つの項目にわけてそれぞれを解説します。

データ量は自分に合っているか

ポケット型WiFiの月額料金はデータ容量によって変わります。まずは1GBでなにがどれくらいできるのかを表にまとめました。これをもとに、毎月どれくらいの容量を使う可能性が高いかを考えてみましょう。 ネットサーフィンやテキストメッセージのやり取りが中心なら、容量の少ないプランで問題ありません。しかし日常的にビデオ通話や動画の視聴をする場合は、大容量プランや無制限プランを選ぶべきでしょう。

月の実質料金は安いか

月額料金だけを比較して契約すると、最安だったはずの料金が割高になるリスクがあります。月額料金以外の初期費用がかかることもあれば、反対にキャンペーンで割引になることもあるので、契約期間中に支払う合計額となる「実質料金」を比較しましょう。 実質料金は、以下のように計算します。 【月額料金×契約月数+オプション料金+初期費用-キャンペーン還元額】 初期費用には「事務手数料」や「端末代」があります。キャンペーンは「月額料金割引」や「キャッシュバック」などです。これらを足し引きした合計額が「実質料金」で、これを契約月数で割ったものが「実質月額」です。

実際の速度が速いかどうか

ポケット型WiFiの通信速度は「最大1Gbps」「最大1.2Gbps」などと書かれますが、こういった公式の最大速度は常に出るわけではありません。基地局から距離が離れている場合や、コンクリートなどの遮蔽物がある場合は電波が妨害されて通信速度が下がるのです。 以下に快適にインターネットを利用するために必要な速度の目安をまとめました。 1Gbps=1,000Mbpsです。最大値の1/10程度の実測値だとしても、特に不自由を感じないことがわかりますね。

契約期間が定められているか

前述したように、ポケット型WiFiにはあらかじめ設定された契約期間があります。2年契約の場合、2年経過する前に解約すると違約金がかかるので注意しましょう。 短期間の利用と決めているなら、いつ解約しても違約金がかからない「縛りなし」のポケット型WiFiがおすすめです。縛りありのプランと比べて月額料金は割高ですが、違約金を支払う場合と比べると、合計で支払う費用は安くなる可能性が高いです。

そもそも自分の生活圏でポケット型WiFiが利用可能か

ポケット型WiFiの電波がどこまで届くかは、契約する会社によって異なります。自宅や、よく外出する先でスムーズに利用できるポケット型WiFiかどうか、各社のホームページで公表されている「対象エリア」を確認したうえで契約しましょう。 なお、「初期契約解除」を活用するという方法もあります。これは、8日以内に返送すれば違約金なしで解約できる制度です。この制度を使えば、違約金を気にせず自宅やその周辺からポケット型WiFiが使えるかどうかお試しできます。 容量別におすすめできるポケット型WiFiは以下の4つです。 ▼おすすめのポケット型WiFi窓口

【おすすめ】データ量無制限で高速通信ができる「WiMAX」

真っ先に検討すべきなのは「WiMAX」です。WiMAXは原則データ容量無制限なので、容量を気にせずインターネットに接続できることがメリットといえます。また、通信速度もクラウドSIMと比べて速く快適な傾向にあります。 特にBroad WiMAXは月額料金も安くキャンペーンも充実しておりおすすめです。Broad WiMAXWiMAXは月額料金4,413円で使い放題のポケット型WiFiです。 ▼Broad WiMAXの概要 各種割引を利用すると通常実質月額4,413円のところ、実質月額は3,238円にまで下がります。端末はどれを選んでも0円なので、初期費用はまったくかかりません。さらにauスマホをご利用中の場合、セット割の適用により月額料金が最大1,100円安くなります。 さらに、他社から乗り換える場合は、19,000円までの違約金を負担してくれます。他社が契約切れになるまで待たず、今すぐお得に乗り換えたいならば、Broad WiMAXが最適だと言えるでしょう。 契約の縛りがない新プラン登場!最大57,000円キャッシュバック

中容量(100GB程度)では「Mugen WiFi」がおすすめ!

100GB程度の中容量を希望する人にはMugen WiFiがおすすめです。1日あたり3.3GBを使える計算なので、オンラインゲームをする人や動画をよく見る人でも十分と言えます。 ▼Mugen WiFiの概要 Mugen WiFiは、クラウドSIMのなかでは珍しく最大13,500円のキャッシュバックを実施中です。 また、「30日間全額返金キャンペーン」もあり、契約から30日以内なら自己負担なしで解約できます。自宅や外出先でつながりやすいかどうか余裕を持って確認できる公式サイトから申し込みましょう。

大容量(150~200GB)では「どこよりもWiFi」がおすすめ!

毎日オンラインゲームや動画を長時間楽しむという人には、月間150GB以上を使えるどこよりもWiFiがおすすめです。概要を確認してみましょう。 ▼どこよりもWiFiの概要 どこよりもWiFiは、使った容量に応じて月額料金が変わります。20GBまでだった月は1,900円~、200GB使ったとしても4,400円~という料金で契約が可能です。 キャンペーンはありませんが、縛りあり・なしのいずれかを選択できることもメリットです。大容量を希望の方にはぴったりのプランです。 ポケット型WiFiを提供する会社は多く存在します。まずはどの程度の容量を必要としているのかを考えて、最適なプランを提供する会社を選びましょう。容量別に見たおすすめの会社は以下のとおりです。 ▼おすすめのポケット型WiFi窓口 この記事のなかでは、各社の実質料金やキャンペーンの内容などを詳しくご紹介しました 。ぜひ参考にしながら、ご自身にマッチするポケット型WiFiを選んでくださいね。

     WiFi                     5           - 22     WiFi                     5           - 43     WiFi                     5           - 75     WiFi                     5           - 20     WiFi                     5           - 16     WiFi                     5           - 59     WiFi                     5           - 70     WiFi                     5           - 30     WiFi                     5           - 34     WiFi                     5           - 10     WiFi                     5           - 26     WiFi                     5           - 32     WiFi                     5           - 41     WiFi                     5           - 62     WiFi                     5           - 73     WiFi                     5           - 34