また、現在ドコモ・au回線のプランを利用していて、逆に他の格安SIMに魅力を感じ、楽天モバイルからMNP転出をしたいと考えている人もいらっしゃるかもしれません。 今回は他社から楽天モバイルにMNPで乗換える方法、楽天モバイルから他社にMNPで乗換える手順をご紹介します。 MNPがわからないという方でもわかりやすく、シンプルな解説になっています。また、MNPにあたっては注意点もありますので、ぜひこの記事を参考に、失敗のないようスムーズに手続きをしてください。 Androidは最安1円! SIMのみでも8,000円分の楽天ポイント還元! MNPせずに契約すると、新規契約となり割り振られる電話番号も変更を余儀なくされるのですが、その問題を解決する手続きがNMPです。 MNPで電話番号が変わらなければ、各サービスの登録情報の変更等、手間のかかることが省けます。 他社から楽天モバイルにMNP乗り換えする基本的な手順は以下の5ステップです。 ■ 他社から楽天モバイルに最短でMNP乗り換えする手順 すべてWeb上で完結する手続きですから、インターネットに慣れている方はサイトからの手続きをおすすめします。 さっそく詳細をみてみましょう。
手順①:SIMロック解除をする(一部キャリア)
「SIMロック」とはドコモ・au・ソフトバンクなど、キャリアで購入した端末にかけられている、他社回線での利用を制限する機能のこと。 キャリアは自社の回線を利用してもらいたいので、他社の回線を使えなくする機能制限といったものです。例えば、ドコモで購入したSIMロック解除をしていないスマホにauのSIMカードを差しても利用できません。 MNPで楽天モバイルへ乗換えるときは、まずはお使いの端末、またはキャリアによっては、SIMロックの解除が必要です。 au、ドコモ、ソフトバンク回線で契約中のスマホを楽天回線へMNPし利用するには、SIMロック解除+楽天回線で利用できる端末かを確認する必要があります。SIMロックの解除操作は、そのスマホを購入したキャリアのサイトもしくは店頭からの2とおりです。 ただし、サイトは手数料は発生しませんが、店頭では3,300円になりますのでご注意ください。もともと、SIMフリー端末で購入されている場合はSIMロック解除は不要です。
手順②:今のスマホキャリアでMNP予約番号を取得する
次に、現在の電話番号を楽天モバイルに引継ぐMNPの準備を行います。 必要であるのは「MNP予約番号」。数字10桁の情報で、こちらはオンラインからと各キャリアの電話窓口どちらかで取得できます。 【各キャリアMNP取得窓口】 MNP予約番号の取得自体に費用がかかることはありませんが、この予約番号を使って申込みをすることによってMNP手数料3,300円の支払いが必要です。乗換え元となる現在のキャリアに対して発生する費用です。 また、MNP予約番号には有効期限があり、取得から15日となっています。期限をすぎると使えなくなってしまいますのでご注意ください。 ただし、楽天モバイルの場合は、有効期限が10日以上残っている状態でなければMNPの申込み自体ができないので注意しましょう。
手順③:楽天モバイルを申し込む
楽天モバイルへの申込みには、オンラインからと楽天モバイルショップからの2通りの方法があります。 店舗での申込みは、スタッフから直接説明を受けられ、もろもろの操作をスタッフに任せられますが、必要書類の不備や不足、MNPの対応時間などによって、複数回足を運ぶこともあります。 手順どおりに行えば特別に難しい操作ではないため、オンラインからの申込みがおすすめです。
■ 申込みに必要なもの
まず、申込みのために以下の4つを準備しておきましょう。 本人確認書類には免許証やマイナンバーカードが使えます。健康保険証やパスポートなどは単体では使えず、公共料金の領収書などの補助書類が必要です。
■ オンラインからの申込みの場合は「ご自宅MNP」を選択
MNPをともなう申込みの場合、設定項目のひとつに「MNP開通手続き方法」というものがあります。ここに「ご自宅MNPを利用する」のチェックボックスがあるため、必ず選択をしておきましょう。 これは電話番号を現在のキャリアから楽天モバイルへ移す作業をユーザー自身で行うか、自動手配に任せるかの選択です。 ご自宅MNPを選択することで今後の工程がひとつ増えますが、自動手配にすると現在のキャリアの契約が早めに解約されてしまい、通信や通話が使えなくなってしまいます。 また、月々の支払い方法を口座振替にし、回線申込みと同時にスマホ端末やアクセサリーを購入したときに、その支払いを代金引換に設定した場合、ご自宅MNPが選択できなくなるため注意しましょう。
手順④:楽天モバイルでMNP手続きをする
オンラインで申込みをすると、完了から約2〜3営業日でSIMカードが到着します。SIMカードが到着してまず行うことは楽天モバイルに現在の電話番号を移すMNP手続きです。 到着したSIMカードはそのままに、まずは以下の窓口に連絡し電話番号の引継ぎ手続きを行います。 自動音声ガイダンスが流れるためその指示に沿って操作するだけで手続きは完了です。 【楽天モバイル開通受付センター】 また、この手続きをした時間帯によってMNPが完了するタイミングが変わります。夜間に手続きをした場合、完了が翌日の朝になるため注意が必要です。 MNPが完了すると現在のSIMカードでの通信は圏外になります。確認した段階で今のSIMカードと楽天モバイルのSIMカードを入れ替えましょう。
手順⑤:APN設定をする
最後にAPNの設定を行います。 APN設定とは、インターネットに接続するための設定のことで、回線事業者によってそれぞれ違う値になっています。楽天モバイルにも固有のAPN設定情報があり、端末に設定する必要があります。 手順はお使いの端末がiPhoneかAndroidかで大きくわかれます。 ネットを介して設定することがもっとも簡単であるためWi-Fiにつなげた状態で行いましょう。
■ iPhoneでのAPN設定
iPhoneに関しては、iPhone 6s以降に発売されたシリーズであれば利用することが可能です。こちらも基本的にSIMの差し替えのみで完了します。eSIMの場合は少し方法が異なりますので、しっかり手順を確認しておきましょう。 参照:お手持ちのiPhone・iPadで楽天回線を使用するための初期設定方法 | 各種製品の初期設定 | お客様サポート | 楽天モバイル
- OSをアップデート 2. MNP転入/プラン変更(移行)手続き 3. APN構成プロファイルを削除 4. nanoSIMを挿しかえる 5. キャリア設定をアップデートする 6. 楽天回線の開通を確認する
- OSをアップデート 2. 「my 楽天モバイル」アプリをインストールする 3. 位置情報提供を選択する 4. アプリからの通知許可の設定をする 5. 位置情報の使用を許可する 6. ログインする 7. APN構成プロファイルを削除 8. スタートガイド裏面のQRコードを確認する 9. QRコードを読み込む 10. 「申し込み履歴を開く」をタップ 11. MNP転入/プラン変更(移行)手続き 12. my 楽天モバイルアプリの申込番号をタップ 13. 「開通手続きをする」をタップ 14. モバイル通信プランを追加する 15. キャリア設定をアップデートする 16. 楽天回線の開通を確認する 通信・通話の設定手順については、以下の記事を参考にしてください。
■ AndroidでのAPN設定
楽天モバイル回線に対応している端末は一部のAndroid端末です。その他の製品で利用する場合は自己責任での使用となります。SIMフリー端末だからといって全て使えるわけではないので注意しましょう。 ※参照:製品 | 楽天モバイル 楽天モバイルで購入したスマホ、楽天回線が対応しているスマホに関しては、SIMカードを挿入すると自動でネットワーク設定するようになっているため、自身でAPN設定をすることはありません。 ただ、その他のスマホで利用する場合はAPN設定を手動で行う必要があります。以下の情報を参考に設定しましょう。 ■楽天モバイルにMNP転入するメリット
メリット①:大手キャリアより料金が格段に安くなる
楽天モバイルのもっとも大きなメリットはその基本料金の安さで、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べて大きく下回ります。 どれくらい金額が違うのか、2年間継続利用した場合のシミュレーションしてみました。 条件を合わせるために、各キャリア通信量が無制限、または最大データ通信量のものを採用しています。 【4キャリア料金比較】 ※横にスクロールできます。 このように楽天モバイルは3大キャリアと比べると2年間で10万円ほどもお得です。また、楽天モバイルはさらに様々なキャンペーンや特典が用意されています。 契約方法次第で、キャッシュバックも受けられるので申し込み前にチェックしておきましょう。 iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元!
メリット②:「Rakuten Link」の利用で国内通話料無料
楽天モバイルでは、独自の通話アプリ「Rakuten Link」の利用で国内通話料が無料になります。発信側がRakuten Linkを利用すれば、Rakuten Linkを使っていない人にも無料で国内通話をかけることができます。 また、月額1,078円で海外66の国と地域への通話がかけ放題になる「国際通話かけ放題」のオプションもあります。 海外旅行が多い方や、家族の中で海外で離れて暮らしている人がいる、という方もオプションの加入で高い国際通話料金を気にせず、通話料をしっかりと節約しながら使うことが可能です。
メリット③:回線速度も申し分なし
楽天モバイルは回線の速度も申し分なく、安定しています。 ただし、注意したい点は楽天回線のエリアになります。対象のエリア内であれば、自社の楽天回線の利用で通信速度が十分に出ます。 エリア外になると、パートナー回線接続となりKDDI回線に切り替わり通信速度は楽天回線よりかは遅くなる傾向です。 とはいえ、全く使い物にならない通信速度ではありません。普段使いであれば問題なく利用可能です。パートナー回線接続時は、データ無制限ではなく5GB/月のデータ容量となり、使い切ると最大1Mbpsの通信速度で使い放題となります。 キャリアから乗り換える場合は、月額料金が抑えられる上に、キャッシュバックを受けることができるのでお得なキャンペーンです。 ■ SIMのみのりかえで、最大25,000ポイント還元キャンペーン内訳 iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! ・iPhoneSE(第3世代)・iPhone 13シリーズ・iPhone 12シリーズ・iPhone SE(第2世代)・iPhone 11シリーズ・iPhone XS / XS Max / XR・iPhone X / 8 / 8 plus・iPhone 7 / 7 plus・iPhone SE・iPhone 6s / 6s plus・ROG Phone 5・ZenFone 7 / 7 Pro・ZenFone 8 / 8 Flip・arrows RX・Pixel 4 / 4 XL・Pixel 4a / 4a(5G)・Pixel 5 / 5a・HUAWEI nova 5T・HUAWEI nova lite 3・HUAWEI P30 lite・AX7・Find X・Find X3 Pro・OPPO A5 2020・OPPO A73・OPPO Reno A 128GB・OPPO Reno3 A・OPPO Reno5 A・R17 Pro・Reno 10x Zoom・Galaxy A7・Galaxy S10・Galaxy Note10+・AQUOS R compact SH-M06・AQUOS R2 compact SH-M09・AQUOS R5G・AQUOS sense lite SH-M05・AQUOS sense plus SH-M07・AQUOS sense2 SH-M08・AQUOS sense3 SH-M12・AQUOS sense3 lite SH-RM12・AQUOS sense3 plus SH-M11・AQUOS sense4 SH-M15・AQUOS sense4 lite SH-RM15・AQUOS sense4 plus SH-M16・AQUOS sense5G SH-M17・AQUOS sense6 SH-RM19・AQUOS zero SH-M10・AQUOS zero2 SH-M13・AQUOS zero6 SH-RM18・Xperia 10 Ⅲ Lite・Xperia Ace・Redmi Note 9S・Mi Note 10 Lite・Rakuten BIG・Rakuten BIG s・Rakuten Mini・Rakuten Hand 楽天モバイルから他社にMNP乗り換えする手順
手順①:楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
まずは楽天モバイルからMNP予約番号を取得します。取得方法は楽天モバイルの会員サイト「メンバーズステーション」から可能です。 <メンバーズステーション>楽天モバイル メンバーズステーション ログイン後の画面でメニューを開き、「MNP予約番号発行・確認」を選択し、転出したい電話番号に誤りがないかを確認しましょう。 画面下部の「MNP転出予約番号発行のお手続きに進む」を選択。アンケートの記入を求められますが、必須でない項目の記入は不要です。 画面を進めていき、予約番号発行のお申込みが完了すれば、しばらく時間をおいて予約番号が発行されます。 発行された予約番号はメンバーズステーションのMNP予約番号発行・確認から確認できます。
手順②:乗り換え先で申込みをする
発行したMNP予約番号をもって、乗換え先のキャリアに申込みを行います。 実店舗窓口やオンラインからなど、各キャリアの用意する窓口から申し込みましょう。番号を引継ぐために必ずMNPでの申込みを選択するよう注意が必要です。 また、契約キャリアによっては通話・通信ができない期間が発生する可能性もあります。事前に詳しく確認しておきましょう。
手順③:楽天モバイルの解約手続きをする
MNPでの乗換えの場合、転出先での回線が使えるようになった段階で楽天モバイルは自動解約されるため、手続きは不要です。 また、楽天モバイルのSIMカードはレンタル品であるため、利用終了後は以下の住所に返却をしなくてはなりません。 【楽天モバイルSIMカード返却先】
手順④:APN設定をする
SIMカードを楽天カードのものと入れ替え、新しいキャリアのAPN設定を行います。 APN設定の値は各キャリアそれぞれで異なるため、同梱のユーザーガイドや公式サイトなどを参考に設定を行いましょう。 iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! ■楽天モバイルでMNP転入・MNP転出する際の注意点 MNPには手数料など料金がかかりますが、なかにはタイミングを計ることでそれらを軽減させます。 また、古い機種のiPhoneは新プランで使えず、解約後にSIMカードの返却が楽天モバイルでは必要です。
注意点①:MNP転出するタイミングは月の前半がベスト
楽天モバイルの契約は毎月25日締めとなっているため、それ以前に解約ができる月の前半にMNP転出の手続きを行うことをおすすめします。 もし、MNP転出完了のタイミングが25日を超えてしまうと、翌月分の基本料金が発生してしまい、ムダに1月分の支払が必要になります。
注意点②:MNPでの乗換えには必ず費用が発生する
MNPでの乗換えには各種手数料など費用がかかります。主に考えられるのは以下のようなものです。 【乗換え元で発生する費用】 【乗換え先で発生する費用】 このなかで必ず発生するものはMNP転出手数料と契約事務手数料です。MNP転出手数料はどのキャリアでも一律して3,000円。 事務手数料は微細ありますがおよそ3,000円前後に設定しているキャリアがほとんどで、楽天モバイルは0円です。 違約金は契約しているプランや、その継続年数によって変わります。主なキャリアの違約金と、縛りについて以下にまとめました。 【各キャリア違約金】
注意点③:楽天モバイルではSIMカード返却義務がある
【手順③:楽天モバイルの解約手続きをする】でも述べたように、楽天モバイルのSIMカードはレンタル品であるため、返却義務があります。 送料はユーザー負担ですが、郵便で送ればいいため切手代程度ですみます。返送先住所は以下です。 【楽天モバイルSIMカード返却先】
注意点④:解約後は前キャリアの独自サービスが使えなくなる
解約後、前キャリア独自のサービスやキャンペーンが使えなくなってしまいます。 【解約後使えなくなる主なサービス】 とくにメールアドレスは各サービスに連絡先として登録していた場合、情報変更が必要になるため注意が必要です。 また、光回線とセットにして割引を受けている場合など、解約した方がかえって通信費用が高くなる場合もあります。 iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! 【楽天ひかりの概要】 ※価格はすべて税込 楽天モバイル利用者なら、楽天ひかりの月額料金が1年間無料になるキャンペーンを実施しています。キャッシュバックのキャンペーンとは違い、もらい忘れなく特典を受けられることがポイントです。マンションタイプなら4,180円×12ヶ月=50,160円、戸建てタイプなら5,280円×12ヶ月=63,630円もお得にはじめられます。 楽天モバイルとセットでネット月額料金が1年タダ 本来であれば携帯会社によって割り振られる電話番号が制限されるのですが、「MNP(Mobile Number Portability)」手続きをすれば、これまでの番号を他社携帯に乗換えても引続き利用可能です。 他社への乗換えの際に大きな壁となっていた番号引継ぎ問題が解消され、さまざまなキャリアへの乗換えが楽になりました。
対応エリア内の方や新しい楽天モバイルが気になる方は、ぜひ利用してみてください。まだ一部の地域でしか利用できないなど、発展途上であることは否めませんが、基地局を設置、順次拡大されていますので、どんどん便利になるでしょう。これからも楽天モバイルの動向に目が離せませんね。 iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元!