結論からいうと、ドコモ光はドコモスマホとのセット割りが適用できるのでドコモユーザーにとって最もお得な光回線です。 本記事では「ドコモ光」の料金プランにフォーカスし、内訳をまとめて解説していきます。 料金シミュレーションした結果や、ドコモ光の料金を安くできる申込窓口も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 ■ この記事を読んで分かること ※記事中に記載の価格は特筆ない限り全て税込表記としています。 【新プランと旧プランの解約金の比較表】 旧プランよりも解約金が大幅に減額され、今までより解約金を気にせず乗り換えやすくなっています。 ただし、新プランの提供に伴い2年定期契約を更新するたびにdポイントで3,000ポイントもらえる「更新ありがとうポイント」が廃止になっています。 ▼新プランのメリット 解約金が安くなり、乗り換えやすくなった ▼新プランのデメリット 【ドコモ光の基本料金】 後ほど詳しく説明しますが、戸建てやマンションなどの住居タイプによって金額が変わってきます。 また、工事費と契約事務手数料に関しては初月のみかかるもので、それ以降の請求はありません。 この基本料金に加えて、下記のオプション料金やプランごとの差額が発生してきます。 【ドコモ光のオプション料金一覧表】 ここからはプランについて掘り下げて説明していきます。
1ギガの料金プラン
ドコモ光では、最大速度1Gbpsの「ドコモ光1ギガ」が通常プランとされており、料金が変動するポイントは3点あります。 ▼ドコモ光1ギガプランの料金が変わるポイント ここで紹介するプロバイダタイプの料金は、タイプA・タイプB・単独タイプの3種類です。 単独タイプはプロバイダがセットになっていないプランなので、別途プロバイダ料金が発生するので注意しましょう。 ▼契約タイプ別の1ギガプランの料金表 ※横にスクロールできます。 ドコモ光1ギガプランを契約するなら、タイプA対応のプロバイダを2年契約の縛りが最も安いことが分かります。 タイプAとタイプBはプロバイダ料金がセットこの料金ですが、単独タイプは回線契約のみの料金しか含んでいません。 プロバイダ料金は約数千円程度なので、合計するとタイプAより割高になります。特別な理由がない限りは単独タイプを選ぶ必要はないでしょう。
10ギガの料金プラン
続いて最大速度10Gbpsの超高速通信が可能な「ドコモ光10ギガ」の料金プランについて解説していきます。 ドコモ光10ギガは戸建てタイプ専用のプランです。単独タイプはプロバイダがセットになっていないプランなので、別途プロバイダ料金が発生するので注意しましょう。 ▼契約タイプ別の10ギガプランの料金表 ドコモ光1ギガと同様、タイプA対応のプロバイダを2年契約の縛りが最も安いことが分かります。 ドコモ光10ギガの契約を検討しているユーザーは、料金シミュレーションなどをする前にエリア確認をしておきましょう。 ドコモ光10ギガの提供エリアは限られているため、せっかく比較やシミュレーションをしても申し込みが出来ない場合があります。
ドコモ光では上記プランのほかにも、契約期間なしのプランやプロバイダ料金が別途必要な「単独タイプ」なども提供しています。ただし月額料金が高いため、契約するなら契約期間ありプランがおすすめです。 ※参考:みんなのネット回線速度に投稿された10月~12月の実測値平均 ■ 最新キャンペーン情報 ※参考:みんなのネット回線速度に投稿された10月~12月の実測値平均 ■ 最新キャンペーン情報 ドコモ光はいくつかのプロバイダがあり、自身で選ぶことが可能です。 契約するプロバイダによって速度やキャンペーンなどが異なるため、安く快適にドコモ光を使うには、プロバイダも比較して契約する必要があるでしょう。
そもそもプロバイダとは
プロバイダとは、回線をインターネットにつなぐ役割を担っています。そのためインターネットを利用するには、回線とプロバイダの契約をそれぞれ行う必要があります。 ですがドコモ光を含む光回線サービスでは、回線とプロバイダがセットで契約できるプロバイダ一体型のプランが主流です。 プロバイダ一体型の光回線では、まとめて支払いができ、回線とプロバイダを別々に契約するより月額料金もお得な傾向にあります。 また、ドコモ光ではプロバイダ一体型のプランをプランA・プランBの2つ提供しています。各プランに対応するプロバイダが複数あり、その中から好きな契約が選べる仕組みです。 タイプAとタイプBの主な違いは、契約できるプロバイダ・月額料金設定です。
契約事務手数料
ドコモ光に申し込むと、3,300円の契約事務手数料が発生します。工事費や初月の月額料金に加算されて請求が入るので、認識しておきましょう。 この契約事務手数料は、他社光回線の契約時にも、支払いが発生するケースがほとんどです。
工事費
ドコモ光を新規契約する場合、開通工事をする必要があり、工事費が発生します。工事費の金額は戸建てタイプとマンションタイプでそれぞれ異なります。 ▼ドコモ光の開通工事費 ですが、現在ドコモ光に申し込みすれば「新規工事費無料キャンペーン」で、工事費が完全無料にできます。 他社光回線でも工事費無料キャンペーンは実施されていますが、実質無料の場合がほとんどです。 実質無料とは、工事費を分割払いで申し込むと、分割金と同じ金額を毎月割引する特典が適用され、無料になる仕組みのことを指しています。 そのため、分割払いをしている期間内に解約するとその時点での工事費用残債が発生し、結局支払いが必要になってしまいます。 対して、ドコモ光では工事費の支払い自体が発生しないキャンペーンを実施しているので、いつ解約しても残債を請求されることがありません。 工事費無料キャンペーンで完全無料になる光回線は珍しいので、この点はドコモ光の大きなアドバンテージと言えるでしょう。 ただし、開通工事を土・日・祝日にした場合に発生する3,300円の追加工事費については、無料キャンペーンの対象外です。
違約金
2022年7月1日からドコモ光の解約金の金額が変更になり、新プランが提供開始されます。 ドコモ光を契約更新月以外の月に解約すると、違約金が発生します。 違約金の金額は、戸建てタイプとマンションタイプで異なるので注意が必要です。契約前に、申し込みしたい契約タイプの違約金がどれくらいかかるのか、確認しておくことをおすすめします。 違約金の支払いを避けたい方は、更新月はいつなのか把握しておきましょう。 ▼ドコモ光旧プランの解約違約金表 ※価格はすべて税込 ▼ドコモ光新プランの解約違約金表 ※価格はすべて税込 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック ドコモのスマホセット割が適用できる光回線はドコモ光のみなので、ドコモユーザーは最優先で検討すべき光回線と言えるでしょう。 ただし、セット割の割引額はスマホの契約プランによって変わります。 ▼ドコモ光セット割の割引額 セット割はドコモ光とドコモスマホの契約者名義の一致で自動適用されます。面倒な手続きやオプション加入は不要です。
離れて住んでいる家族も割引対象
ドコモ光 セット割の割引は、ファミリー割引グループ内であれば家族のスマホ料金にも適用されます。 一緒に暮らしていない家族も20台までセット割の対象になるので、ドコモユーザーの家族が多ければ大幅な通信費の節約につながります。 ▼ファミリー割引グループの対象者 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック
ahamoはセット割の対象外
ドコモの格安料金プラン「ahamo」はドコモ光セット割の対象外です。 しかし、ahamoの基本料金が低いためセット割を適用しなくとも安く利用できます。ahamoユーザーの方はセット割が対象でないので注意しましょう。 オプションにも月額料金が発生するので、回線とプロバイダ料金にプラスしてどれくらいの料金が発生するか確認する必要があります。 【ドコモ光のオプション料金一覧表】 オプションは加入すると便利な特典を受けられますが、すべてのオプションサービスに加入してしまうと利用料金が高額になってしまいます。 サービス内容を十分確認したうえで、必要なオプションに加入するようにしましょう。
光テレビサービスの月額料金
ドコモ光テレビオプションとは、地デジ・BS・CS(別料金)が見られるテレビサービスです。ひかりTV for docomo と比べ高額な初期費用はかかりますが、月額料金は安く設定されています。 【ドコモ光テレビの料金】
光電話サービスの月額料金
ドコモ光電話とは、ドコモ光回線を使った固定電話サービスです。ドコモ光回線の月額使用料に月額プラス550円で使用できます。 ただし、ドコモ光電話はドコモ光10ギガプランには対応していませんので注意しましょう。 ですが、ドコモ光を実際に契約したとき、どれくらいの総費用がかかるのかイメージすることは難しいのではないでしょうか? そこでここからは、3パターンにわけてドコモ光の料金シミュレーションをしていきます。似ているパターンを参考にイメージしてください。
①マンションに1人で住みahamoを使っている場合
シミュレーション①は、マンションに一人暮らしをしているahamoユーザーが、ドコモ光を利用しているパターンです。 下記条件を踏まえて、実質料金のシミュレーション結果を確認してみましょう。 ▼シミュレーション①の契約条件 ▼シミュレーション①の利用料金 ahamoユーザーはドコモ光セット割の対象外で割引が適用されません。 ahamoはドコモの格安プランですが、ドコモ光を契約しても特別お得になるわけではないので注意が必要です。
②マンションに1人で住みドコモのギガプランを使っている場合
シミュレーション②は、マンションに一人暮らしをしているドコモのギガプランユーザーが、ドコモ光を利用しているパターンです。 ▼シミュレーション②の契約条件 ▼シミュレーション②の利用料金 ドコモのギガプランを契約している場合は、ドコモ光 セット割で1回線あたり1,100円の割引が適用されます。 シチュエーション②は契約者が1名なので、2年間で総額26,400円の割引分だけスマホ料金がお得になります。 ドコモ光 セット割の割引は、スマホの月額料金に適用されます。しかし通信費全体で見ると26,400円も節約できるため、活用しましょう。
③戸建てに家族4人で住みドコモ回線を契約していた場合
最後のシミュレーション③は、戸建て物件でドコモ光を契約し、家族4人がドコモスマホを利用しているパターンです。 ▼シミュレーション③の契約条件 ▼シミュレーション③のドコモ光の利用料金 ドコモの上記対象プランをスマホで契約している場合は、ドコモ光 セット割で合計3,300円の割引が入ります。 契約期間までの2年分を合計すると、総額79,200円もの通信費節約に繋がります。 実質月額料金は2,558円と、ポケット型WiFiやホームルーターより安い値段で使用ができるため、ドコモ光 セット割を複数回線で適用するほどお得に運用することが可能でしょう。 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック プロバイダによっては、V6プラスに対応していたり、高性能WiFiルーターを無料レンタルできたりと、通信速度も変わってくるのであわせて確認してみてください。 同じドコモ光のプロバイダであっても、通信速度やキャンペーン内容に大きな違いがあることがわかります。 お得にドコモ光を利用したい場合は、タイプA対応のプロバイダであること、キャッシュバック額が高額であることの2点に注目する必要があります。
プロバイダは「GMOとくとくBB」がおすすめ!
ドコモ光のプロバイダは、キャッシュバックが高額で通信速度が速い「GMOとくとくBB」がもっともおすすめです。 GMOとくとくBBはお得なタイプAに対応しているうえ、20,000円の高額キャッシュバックが受けられます。 速度面を考慮する際、V6プラス接続に対応しています。 V6プラスに対応していれば、従来のIPv4と最新のIPv6のどちらも利用できます。簡単にいうと、V6プラスに対応していることで、速度の低下を抑えられます。 最新のIPv6接続を利用したい場合は、専用のWiFiルーターを用意する必要がありますが、GMOとくとくBBなら無料でレンタルが可能です。 レンタルできるWiFiルーターは、V6プラスが設定された状態で届くので、設定の手間も必要ありません。 お得にかつ快適にドコモ光を利用したい方は、GMOとくとくBBをプロバイダに選ぶことをおすすめします。 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック
①お得な代理店から申し込む
ドコモ光をお得に契約したいなら、代理店経由で申し込むことをおすすめします。 代理店からの申し込みがおすすめな理由は、各窓口の独自キャンペーンに加えて、公式キャンペーンが併用できるからです。 ドコモ光の公式サイトから申し込みすると、公式の特典とプロバイダ特典のみしか適用できません。 代理店から申し込みする際は、ドコモ光公式代理店の「ネットナビ」が最もおすすめです。 ネットナビからの申し込みで、オプション加入なしで最短翌月15,000円のキャッシュバックがもらえたり、開通まで無料でポケット型WiFiをレンタル可能です。
②プロバイダはタイプAを契約する
ドコモ光の料金を安くするためには、タイプA対応のプロバイダを契約しましょう。タイプA対応のプロバイダの月額料金は、タイプBよりも220円安く設定されています。 タイプAとタイプBでは契約できるプロバイダが違いますが、通信速度が悪かったり、サービス内容が劣っている、オプション加入が必須などの条件はありません。 とくにプロバイダにこだわりが無いようであれば、ドコモ光 Aプランを契約することで料金を抑えることをおすすめします。
③ドコモスマホとのセット割を活用する
ドコモ光の料金も含めた通信費全体を安く抑える方法として、ドコモスマホとのセット割を活用しましょう。 先述したとおり、ドコモ光ではドコモスマホとのセット割で、1回線あたり最大1,100円のスマホ料金の割引が受けられます。 家族もドコモユーザーなら最大20台まで割引が適用されるため、大幅な通信費の節約に繋げることができるでしょう。 ドコモ光の契約をするタイミングでスマホの契約キャリアやプランを見直すのも有効です。ドコモ光 セット割で受けられる割引は、ドコモスマホの月額料金に適用されます。
④不要なオプションは解約する
ドコモ光ではオプションプランも充実していますが、不要なオプションに加入すると請求が高くなってしまうため注意しましょう。 オプションサービスは便利なものばかりですが、月額料金が発生する場合がほとんどです。 不要だと思うオプションや契約したもののそれほど利用しなかったサービスは、この機会にすべて解約しましょう。解約は「My docomo」「ドコモショップ」「ドコモインフォメーションセンター」で手続きできます。 ▼ドコモ光の問い合わせ窓口
⑤解約は違約金のかからないタイミングで行う
ドコモ光では契約更新月以外の月に解約した場合、違約金が発生します。 ドコモ光の解約違約金が無料になるタイミングは、契約満了月の当月と翌月、翌々月の3ヶ月です。 契約期間は2年間なので、契約満了月の24ヶ月目・25ヶ月目・26ヶ月目に解約すれば違約金を無料にできます。 もしドコモ光を解約することがあれば、契約期間の把握は必須であることを認識しておきましょう。 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック 代理店ネットナビからドコモ光に申し込みすれば、20,000円の独自キャッシュバックが最短翌月にもらえます。 また代理店ネットナビでは、工事が完了するまでの間、ポケット型WiFiを無料でレンタルできるなどサポートも充実しています。仕事でインターネットを利用する頻度が高い方でも、安心してドコモ光に申し込みできるはずです。 代理店ネットナビから申し込みする際は、プロバイダを「GMOとくとくBB」に選ぶことが可能です。 オプションなしでも現金15,000円キャッシュバック ドコモ光のWEB料金明細は「My docomo」にアクセスできれば簡単に閲覧可能です。パソコンからWEB明細を確認する手順は以下のとおりです。 ▼WEB明細の確認の手順 料金明細はドコモの公式アプリ「My docomo」にアクセスしても閲覧できます。 ドコモの大容量プランである「5Gギガホ プレミア」では、利用データ量が少なかった月に自動で割引がされるので、固定回線を既に契約中の人にもおすすめです。 家族のうち一人でもドコモの固定回線を利用していれば、離れて暮らしていても「ドコモ光セット割」が適用されます。 さらに、ドコモユーザーの家族が3人以上いれば「みんなドコモ割」でさらに割引されるので、ドコモ光の契約を機にスマホの契約も見直してみてはいかがでしょうか? また、ドコモでは最新機種が最大22,000円の割引が適用して購入できるだけでなく、「いつでもカエドキプログラム」も利用することで、iPhone 13シリーズであれば、実質27,368円〜から購入することも可能です。 固定回線を申し込むタイミングは、スマホの料金も見直したり、新しい端末を購入するには絶好のタイミングです。 固定回線と携帯キャリアをそろえるメリットはたくさんあるので、ぜひ検討してみてください。 iPhone 14シリーズ 最大22,000円割引! 料金の支払いにクレジットカードは利用できるのか、引っ越し先でも利用したい場合について記載しているので、ぜひ参考にしてください。
料金の支払い方法はクレジットカードは使える?
A.使えます ドコモ光の支払い方法は、下記の2種類です。 ▼ドコモ光の支払い方法 ただし、カード払いや口座振替による支払いがうまくできなかった時に請求書払いを求められる場合があります。
引っ越し先でもドコモ光を利用したい場合は?
A.移転の手続きを申し込む 引っ越し先でもドコモ光を利用したい場合は、移転の手続きを行いましょう。 詳しくは下記の記事にて説明しているので、移転の際は参考にしてください。
ドコモ光を申し込むならどこがおすすめ?
A.代理店ネットナビです ドコモ光の申し込みはドコモ光公式代理店の「ネットナビ」からがおすすめです。 代理店ネットナビからの申し込みだと、20,000円の独自キャッシュバックが最短翌月にもらえます。 また、代理店ネットナビから申し込みする際は、V6プラス接続対応プロバイダの「GMOとくとくBB」を選ぶことが可能です。 ドコモ光にはいくつかの料金プランがあり、料金プランの中でもタイプが分かれています。違いは申し込めるプロバイダですが、月額料金も違うためコストを抑えたい方は事前に料金を確認しておきましょう。 また、ドコモ光の料金を少しでも抑えたいと考えている方は、以下5つのコツを意識することが大切です。 ▼ドコモ光の料金を安くするための5つのコツ 上記ポイントも踏まえたうえで、ドコモ光をお得に利用するなら、代理店ネットナビからGMOとくとくBBをプロバイダに指定して申し込みするのがベストな選択です。 ドコモ光の料金を少しでも安くしたい方は、今回の記事を参考に契約を検討してみてください。