これらのホームルーターを引越し先でも使うなら、どのサービスでも引越し手続きが必須です。 ホームルーターのサービスごとに必要な引越し手続きは違います。そこで本記事ではホームルーターのサービスごとに、必要な引越し手続きの流れについて解説します。 本記事を読めば、ホームルーターを引越し先で使うとき、トラブルなく通信することができます。参考にしてみてください。 ※必須の場合、変更せず引越し先で通信すると[通信制限][強制解約]の対象になります。

まずは引越し先にネット環境があるか調べよう!

賃貸物件や中古物件だと「物件に備え付けのネット環境がある」「過去の居住者が光回線を使っており、開通工事が済んでいる」可能性があります。 引越し先がインターネット完備なら、引越しのタイミングで乗り換えもおすすめです。 特に光回線の設備が導入されていたり、開通工事が終わっている物件なら、工事不要で最短8日後から高速通信が楽しめます。 管理会社への問い合わせ・契約書面の確認を行い、どのようなネット環境があるのか確認しておきましょう。

■ 引越し先がネット完備・申し込みも不要な場合

ネット完備でも、基本的にはご自身でネット回線の申し込みが必要になります。 しかし、賃貸のなかにはネット回線契約が不要で、ネット費用も家賃に含まれているような物件(※)があります。この場合、工事不要で入居日からネット回線を使うことが可能です。 このときは、ホームルーターは解約せず、引越し手続きをしておくことをおすすめします。 ネットの快適さは、周辺の環境によって大きく変わります。今まで快適に通信できていたホームルーターが引越し先では繋がらなくなったり、逆のパターンもあり得ます。 そのため、引越し先のネット回線と、ホームルーターを比較できる環境なら、いったん持っていき通信状態をチェックすることをおすすめします。 (※)例えばレオパレスには、独自のネット回線「レオネット」が完備されています。引越し当日から通信でき、申し込み不要、費用は家賃に含まれます。

引越しのタイミングでホームルーターの契約内容を見直そう

引越しのタイミングで、ホームルーターの契約内容を見直しをしましょう。 特にソフトバンクエアー・2022年7月より前のWiMAXは、期間限定の月額料金割引にて実質料金を安くしていました。基本料金が安いわけではないため、割引期間が過ぎればユーザーの負担が増えます。 また、どのホームルーターにも契約期間の縛り・高額違約金が設定されていました。 しかし近年では、ネット需要の高まりもあり、安くてわかりやすい・縛りなしで無制限なプランが主流になりました。 もし1年以上前にホームルーターを契約しているなら、乗り換えやプラン変更をおすすめします。 違約金が発生するようなら、他社違約金をキャッシュバックしてくれるキャンペーンを実施しているネット回線に乗り換えると負担もありません! ※更新月のみ0円

契約内容に問題がなければホームルーターの引越し手続きをしよう

引越し先にネット環境がなければ、契約しているホームルーターを持っていきましょう。 ホームルーターは主にドコモ home 5G・ソフトバンクエアー・WiMAXのサービスがあり、それぞれ提供エリア・引越しに必要な手続きが違います。 まずは引越し先でも使えるか提供エリア検索をしましょう。提供エリア外なら他社ネット回線を新規契約する必要があります。提供エリアに問題がなければ引越し手続きをすすめます。 「ドコモ home 5G」「ソフトバンクエアー」は、登録した利用先住所でしか通信できません。利用先住所以外で通信すると、速度制限や強制解約の対象となります。 契約住所 :お知らせや請求書の送付先のこと 「WiMAX」は利用先住所の登録がないため、変更も不要です。エリア内かつコンセントさえあればどこでも通信できます。 ただし契約住所の変更をしておかないと、トラブルが起きたときなどの書面や、請求書といった重要なお知らせが届かなくなります。忘れがちですが、手続き必須です。

ドコモ home 5Gの引越し手続きの流れ(WEB)

  1. My docomoにログイン
  2. 「お手続き」ページから「home 5G」を検索 My docomoログインして「home 5G」を検索画像:ドコモオンラインショップ[3]
  3. 「home 5G | 設置場所について」を選択
  4. 画面に従って引越し先住所を登録 ★home 5Gの住所変更は、完了後すぐに反映されます。

【注意】home 5Gは契約住所以外では使えない

ドコモ home 5Gは、登録している利用先住所以外では通信できません。手続きせずに使い続けた場合、速度制限や強制解約の対象となります。 利用先住所の変更は約5分ほどで完了できるので、必ず手続きを行ってから通信しましょう。

【注意】home 5Gを利用する住所変更は月1回まで

home 5Gの住所変更には、月1回までという回数制限があります。そのため、間違った住所で手続きを完了すると、月をまたぐまでは修正できません。手続きの完了前には、住所の間違い・入力ミスがないか、よく確認を行いましょう。 S-IDとパスワードは、契約時に書面またはSMSで送られる「ご利用開始のご案内」で確認できます。 どちらも手元にない場合は、My SoftBankのログイン画面から「S-IDを確認したい方」に進み、契約時に「日中連絡先」に指定した携帯電話番号を入力してください。 5分以内をめどに、該当の携帯電話にS-IDとパスワードが記載されたSMSが届きます。

ソフトバンクエアーの引越し手続きの流れ(WEB)

1.S-IDとパスワードでMy SoftBankにログイン 2.「お引越しのお手続き」を選択 3.「送付先の電話番号」を入力して送信 4.3で入力した電話番号に届くセキュリティ番号を入力 5.注意事項を確認し「お手続きに進む」を選択 6.引越し先の住所などを入力して登録

【注意】ソフトバンクエアーは契約住所以外では使えない

ソフトバンクエアーは、利用先住所以外では通信できません。手続きせずに使い続けた場合、速度制限や強制解約の対象となります。 なお、ソフトバンクエアーでは、引越し以外での住所変更が禁止されています。 例えば、「入院先の病院への住所変更」「出張先のホテルへの住所変更」などは、認められていません。住所変更ができるのは、あくまで移転・転居時のみです。 しかし、契約者が住んでいる住所(契約住所)の変更は必須です。契約住所は、お知らせ書面や請求書を送付するとき、本人確認を行うときなどに使われます。 「請求書は発行してないからいいや」「毎月引き落としにしているから問題ない」と利用先住所の変更をしていないと、なにかトラブルがあったとき、余計手続きが面倒になる可能性があります。 WiMAXにはさまざまなプロバイダがあり、home 5G・ソフトバンクエアーのように窓口が統一されていません。手続き方法の詳細は、契約したプロバイダの公式サイト・サポートセンターなどで確認しましょう。ほとんどのプロバイダでは、マイページから住所変更が行えます。

[例]UQ WiMAXの住所変更手続き方法(WEB)

1.my UQ WiMAXにログイン 2.「ご契約内容」を選択 my UQWiMAXにログインし「ご契約内容」を選択画像:UQ WiMAX公式サイトより引用[6] 3.「契約者情報照会/変更」を選択 4.画面下部の「契約者情報を変更する」を選択 「契約者情報照会/変更」から「契約者情報を変更する」を選択画像:UQ WiMAX公式サイトより引用[6] 5.請求先情報の変更有無を選択 6.引越し先住所を入力 「請求先情報の変更有無」から引越し先住所を入力画像:UQ WiMAX公式サイトより引用[6] ※支払いをご自身で行っている場合は、「請求先情報も一緒に変更」を選択してください。 7.内容を確認して「変更する」を選択

ホームルーターの提供エリア外の可能性

ホームルーターには、利用できる範囲(エリア)が決められています。引越し先で使う場合は、あらかじめエリア内かどうかを確認しておきましょう。 ホームルーターのエリアは、各サービスの公式サイトで確認できます。 また、ホームルーターは携帯電話と同じく、基地局からの電波をキャッチし、通信を行なっています。 光回線のように有線でつながっていないため、壁や天井の厚さ、建物内の部屋の場所など、外的要因で遅くなるケースもあります。 提供エリア内であっても今までどおり使えるとは限らないことは注意しておくべきポイントです。もし引越し先で思うように通信できなければ、乗り換えを検討しましょう。

他社ネット回線に乗り換える可能性

ホームルーターを引っ越し先で使おうと思っても、提供エリア外であったり、通信が繋がらない・不安定になってしまうことがあります。 そのため、どんなユーザーでも他社ネット回線に乗り換えが必要になる可能性があることは認識しておきましょう。 そこで確認しておくべきところが、契約期間と更新月です。契約期間があるプランなら、更新月以外で解約すると違約金が発生します。 解約金はプランによってさまざまですが、ものによっては20,000円近くもする高額請求になることも。 さらに端末購入しており、代金を分割払いしているなら、分割金の残りも支払う必要があります。 支払える金額ならよいですが、あまりに高額なら違約金を補填してくれるネット回線への乗り換えを検討する必要があります。 思わぬ高額請求にならないよう、あらかじめ解約費用を調べておきましょう。

ホームルーターの契約継続でコストが高くなる可能性

ホームルーターの新規契約には、割引やキャッシュバックなど、特別な特典が用意されています。現在利用中のホームルーターを契約する際に、利用したという方も多いのではないでしょうか? しかし、現在契約しているホームルーターを継続していると、月額料金が高くなってしまう可能性があります。 契約から数年たって割引がなくなり「気が付いたら月額料金が上がっていた」というケースもあります。端末の劣化による速度の低下や、通信の途切れなども考えられます。 「端末代の残債がない」「契約更新月が近い」など、解約費用がそれほどかからない場合は、積極的に乗り換えがおすすめです。 新規契約者向けのキャンペーンがもう一度受けられるうえ、新しい端末による通信品質の向上も期待できます。 また、ホームルーターの料金プランは、2022年7月ごろから、大幅にリニューアルされました。 現在は「基本料金が一律」かつ「解約違約金のない」プランがメインとなっており、乗り換え後に基本料金が変動したり、何年も縛られたりといったリスクもほとんどありません。 引っ越しのタイミングでホームルーター契約内容を見直すことをおすすめします。 1.各サービスの解約窓口に連絡 2.注意事項の確認・解約の申し込み 3.端末をレンタルしていた場合は返却 レンタルしていた端末は、早めに返却しましょう。返却しないと機器損害金が発生する可能性があります。

home 5G

■ 1月キャンペーン情報 ※ドコモ公式キャンペーンで実質無料 ■ 実質料金 ■ 通信速度・通信制限 ※11月~2023年1月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用) 「home 5G」は2021年8月にドコモから提供が開始されたホームルーターです。ドコモ回線を使って通信するので、全国の幅広いエリアで利用できます。 home 5Gの最大の魅力は、ドコモの5G回線を利用した圧倒的な通信速度の速さです。下り最大速度は4.2Gbpsで、平均実測値も光回線と遜色ない数値が出せています。 月額料金が高いところがデメリットですが、インターネット回線を契約しても、通信品質が悪ければ損をしてしまいます。特にテレワークやオンライン授業など、良い通信環境が必須のユーザーにおすすめのサービスです。

Broad WiMAX

■ 最新のキャンペーン WiMAXには多くのプロバイダがあり、それぞれキャッシュバック・端末レンタルや契約期間なしプランを提供していたりと、キャンペーンやサービス内容が多岐にわたります。 特にBroad WiMAXは月額料金一律・契約期間の縛りが緩く違約金も安い(もしくはなし)新しいプランの提供を開始しています。 他社から乗り換えると最大57,000円キャッシュバックされるキャンペーンも実施中です。 WiMAXは唯一、決められた住所以外でも通信できます。 「会社と自宅で使いたい」「普段は自宅で使ってるけど、実家に行くときも持っていきたい」など、コンセントがある場所であれば、持ち運んですぐにネット環境を整えることができ便利です。 契約の縛りがない新プラン登場!最大57,000円キャッシュバック

ソフトバンクエアー

ソフトバンクのソフトバンクエアーは、大手キャリアの中で唯一、レンタルができるホームルーターです。ドコモ home 5Gと同じく、無制限通信ができ、解約違約金もありません。 ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとセット割が適用できるため、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめです。 ただし、ソフトバンクエアーは他のホームルーターより割高です。ホームルーターをレンタルしたいなら「モバレコエアー」経由での申し込みをおすすめします。

■ ソフトバンクエアーを申し込むなら「モバレコエアー」がおすすめ

※端末を購入したときに適用 「モバレコエアー」は、ソフトバンクエアーのアライアンスモデルです。ソフトバンクエアーと全く同じ端末を、公式より安くレンタルできます。 モバレコエアーは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生せず、端末代金も発生しません。 さらに、レンタルだと割引対象外になることが多いですが、モバレコエアーは端末レンタルでも月額割引キャンペーンが適用されます。 特別な手続きなしで、1〜2ヶ月目は2,706円、24ヶ月目までなら4,218円で利用できるため、割安にホームルーターを使うことが可能です。 なお、契約後にエリア外だったり、回線状況に不満があったりしても、利用開始から8日以内なら無料でキャンセルできます。 レンタルできるおすすめホームルーターはこれだ!購入とどっちが安い? 「WiFiが家賃込みになっている」「光回線がお得に使える」などの場合は、実際の回線速度を確かめたうえで、ホームルーターを解約しましょう。 引越し先にネット環境がない場合は、「ホームルーターを持っていく」または「別のネット回線に乗り換える」のどちらかを選択します。 現在のホームルーターに特に不満がないならば、マイページから住所変更の手続きをして、引越し先にそのまま持って行きましょう。引越し先がエリア内かどうか、手続き前にあらかじめご確認ください。 料金が高い・速度が遅いなどの不満があるのであれば、引越しのタイミングで他社へ乗り換えがおすすめです。 解約費用を確認したうえで、好みのサービスの新規契約を行いましょう。新規契約にはキャッシュバックや割引など、お得な特典が期待できます。 引越し先のネット環境・現在のホームルーターの満足度などを考慮して、最適な選択をしてください。

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