Xperia 10 Iv
コンパクトなサイズ感と持ちやすいフォルムで片手操作がしやすい仕様となっていますが、実際の使用感が気になる方も多いのではないでしょうか。 今回は、外観やデザイン、スペックやパフォーマンスに加えて、実機を触ってみて感じた良い所・悪い所について、徹底的にレビューをしていきたいと思います。 UQモバイルなら最大22,000円割引! iPhone 13シリーズが値下げ! iPhone 14シリーズ 予約受付中! iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! SIMのみ乗り換えで最大13,000円相当キャッシュバック! Xperia 10 IVは、縦長の特徴的な約6.0インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンです。比較的大画面なスマホですが、横幅が67mmと細身なため非常に持ちやすく、操作性と大画面を兼ね備えた一台となっています。 それではデザインの詳細について見ていきましょう。 前面 / 背面デザイン 約6.0インチの21:9の縦長の有機ELディスプレイで解像度は2,520×1,080(FHD+)となっています。ノッチの採用はなく、画面いっぱいにコンテンツを楽しめるのは嬉しいポイントです。 21:9の特徴を活かし、マルチウィンドウで画面を2分割してコンテンツを楽しむことも可能です。閲覧性も抜群に良く、効率的にアプリを使い分けることができます。 背面はサラッとしたマットな触り心地でシンプルにまとまっており、飽きにくいデザインとなっています。 左上部にはカメラが搭載され、中央付近には「SONY」のロゴマークが印刷されています。NFCは上部に搭載され、下部にはキャリアのロゴが印刷されているデザインとなっています。シンプルで先鋭されたデザインは人を選ばず万人に受け入れられやすいと感じました。 今回のレビューで使用した端末のカラーは「ラベンダー」です。心が落ち着くクールなカラーは、女性にはもちろん、男性が使用しても違和感のないオシャレでかわいらしいカラーとなっています。 カメラ部の出っ張りは「数ミリ程度」となっており、背面を下にして机に置いた際にもガタツキが生じにくいデザインなのは嬉しいポイントです。 とはいえ、そのままの状態ではレンズに傷がつく恐れもありますので、気になる人はケースなどを着用することをおすすめします。 側面デザイン 側面の厚さは約8.3mmになっており、持ちやすいサイズ感になっています。 角はやや丸まったデザインとなっており、こちらも持ちやすさの要因の一つとなっています。右側には指紋センサー兼電源ボタンが搭載されており、片手で端末を持ち上げた際に同時にセキュリティ解除ができるようなデザインとなっています。 サイズ感・重量 片手で持ってみた印象ですが、やはりその特徴的な横幅のおかげで、片手でも非常に持ちやすいデザインとなっており、重さは161gとかなり軽いため長時間の使用でも疲れにくいです。 手が小さい人や力に自信がない人でも、長時間片手操作ができるデザイン性は非常に良いと感じました。 カラーバリエーション カラーバリエーションは、ブラック・ホワイト・ ミント・ ラベンダーの4色展開で、マットな質感との相性は抜群です。どの色も比較的落ち着いた色合いとなっていますので、普段使いはもちろんのこと、ビジネスシーンにも問題なくマッチするカラーリングとなっています。 ■ Xperia 10 IVのスペック CPUはSnapdragon 695 5Gを搭載しているため、処理の軽いゲームであればストレスなく遊べるようなスペックとなっています。タッチ操作やスクロールなどのレスポンスは十分快適で、動画視聴やネットサーフィンをする程度なら何ら問題ない使用感です。 さらに、防水・防塵などにはしっかり対応し、おサイフケータイも搭載、指紋認証も搭載されているため、日常の中で使う分には何不自由ない仕様です。 ただ重い3Dゲームをたくさんやりたい人にはスペック不足なのは否めません。ゲームやコンテンツを全力で楽しみたい人はハイスペックのスマートフォンを買い求めると思いますが、利用用途を見極めてスマホを選定することをおすすめします。 気になるAnTuTuスコアは「389,852点」を記録しました。テスト中もバッテリーの消費は安定しており、特別おかしな挙動等も確認は出来ませんでした。 次に比較的処理の軽い3Dゲームのテストとして「白猫プロジェクト」をプレイしてみました。 スペックの低いスマホですと、敵が多く出現する箇所などは全体的にスムーズと言えない動きとなりますが、本機の場合は全くもたつくこともなく、ストレスなくプレイをすることができました。 もちろん、処理の重いゲームとなると快適にプレイすることは難しいですが、本ゲームのような比較的処理の軽い3Dゲームであれば、通常プレイは十分可能だといえます。 画素数だけを見ると近年のハイスペックスマホと比較するとやや見劣りする数字ですが、様々な撮影シーンに合わせて自動で設定を変更してくれるため、撮影技術がない人でも綺麗な写真を撮ることができ、性能としては非常に高いと感じました。 様々なシーンで撮影した際のカメラ性能について解説していきます。 日中の様子を撮影してみた まずは野外での撮影です。夕方頃の時間帯に祭りの風景を撮影してみました。 非常に明るさが綺麗に調節され色合いも鮮やかな写真が撮ることができました。夕方という時間だったので、撮影現場はそれほど明るい状況ではありませんでしたが、ここまで綺麗な写真が撮れるのは非常に驚きました。 ズームで撮影してみた 続いてはズーム撮影性について検証してみました。上記と同じ場所から超広角望遠レンズでの撮影をしています 。 カメラ性能の悪いスマホの場合、ズーム撮影をした場合、写真が劣化してしまうことがあります。ズームの性能自体が高くても、荒れた写真となってしまうことから実用的ではない端末も多く存在します。 しかし本機はズーム性能が高いことに加え、解像度の荒れが非常に少ないのも特徴のひとつです。機能としてもかなり実用的だと感じました。広角についても自然な形で撮影ができ、こちらも実用性が高いと感じました。 料理モードで撮影してみた 本機には料理モードという撮影モードが繋がっており、料理を撮影するために最適な設定で撮影をすることができます。モードの変更は被写体にカメラを向けるだけで自動的に変わるので非常に簡単です。 今回はオムライスとケーキを撮影してみました。 ケーキの撮影では、明るさは十分調整され生クリームのツヤなどはしっかりと表現された美味しそうな写真を撮ることができました。 続いてはオムライスの撮影です。 ケーキに比べ、背景等の彩色が濃いシーンでの撮影でしたが、こちらも艶やかな美味しそうな写真を撮ることができました。難しい設定なしでこれだけの写真が取れるのであれば非常に満足度も高いと感じました。 接写撮影してみた 料理の写真と続けて、ケチャップの部分を被写体として接写撮影をしてみました。 接写の機能自体は特に問題ないと感じましたが、感覚的にはもう少し被写体に近づくことが出来ると実用性も上がってくると感じました。料理モードが非常に性能が高く感じただけに、接写モードにもさらに高い性能を求めてしまいますが、普通に使用する分には問題のない撮影性能だと思います。 ポートレート撮影をしてみた ポートレートの撮影も試してみました。 今回は電車の模型を被写体にしてポートレート撮影をしてみました。被写体としてはやや捉えにくいターゲットを使用しましたが、被写体をしっかり捉え背景をぼかした味のある写真を取ることができました。...