Xperia 5
縦長ディスプレイが特徴的なハイエンドモデルのスマートフォンで、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルから購入が可能です。コンパクトな横幅と持ちやすいフォルムが特徴で片手操作のしやすく、ハイスペックで定評のあるモデルですが、その実態はどのようなものなのでしょうか。 今回のレビューでは、外観デザインやカメラ性能、スペックやパフォーマンスに加えて、実機を触ってみて感じた、良い所・悪い所について、徹底的にレビューをしていきたいと思います。 ※本記事ではKDDI版のグリーンを使用しています。 iPhone 13シリーズが値下げ! iPhone 14シリーズ 予約受付中! iPhone 14シリーズ最大24,000円相当ポイント還元! Xperia 5 Ⅳは、縦長の特徴的な約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンです。比較的大きな画面のスマホですが、横幅が67mmと細身なため非常に持ちやすく、操作性と大画面を兼ねそろえた一台となっています。それではデザインの詳細について見ていきましょう。 前面 / 背面デザイン 約6.1インチの縦長のディスプレイは、有機ELディスプレイとなっており解像度は2,520×1,080(FHD+)となっています。 ノッチの採用はなく、画面をフルに活用しコンテンツを楽しめるのもXperiaシリーズの特徴の一つです。 この縦長ディスプレイの特徴を活かし、マルチウィンドウで画面を2分割してコンテンツを楽しむことも可能。 閲覧性も抜群に良く、効率的にアプリを使い分けることができます。 背⾯のガラスにはシルキーに輝く「フロストガラス」が採用され、マットで高級感のあるデザインとなっています。 そのシンプルで洗練されたデザインは飽きがきにくいデザインであり、長期間の利用でも愛着を持って愛用できるデザインといえます。 左上部には同機種の売りでもあるトリプルカメラが搭載され、存在感を醸し出しています。中央付近には「SONY」のロゴマークが印刷され、上部にはNFCが搭載されています。 シンプルで上質感のあるデザインなので、場所やシーンを選ばず万人に受け入れられやすいと感じました。 今回のレビューで使用した端末のカラーリングは「グリーン」です。やさしくてやわらかい色合いが手元で非常に映えます。 男性はもちろん、女性が使用しても違和感のない、オシャレで落ち着いたカラーリングとなっています。 カメラ部の出っ張りは「1.5mm程度」となっています。そこまで大きなでっぱりではありませんが、背面を下にして机に置いた際にはややガタツキが生じます。 レンズに傷がつくこともありますので、気になる人はケースなどを着用しレンズを守ると良いでしょう。 側面デザイン 側面の厚さは約8.2mmになっており、持ちやすいサイズ感になっています。角はやや丸まったデザインとなっており、こちらも持ちやすさの要因の一つとなっています。 右側には指紋センサー兼電源ボタンが搭載されており、片手で端末を持ち上げた際に同時にセキュリティ解除ができるようなデザインとなっています。 側面フレームも背面ガラスと合わせてマット調のフロスト加工仕上げとなっており、高級感を醸し出している点も洗練されたデザインといえる。 サイズ感・重量 片手で持ってみた印象ですが、やはりその特徴的な横幅のおかげで、片手でも非常に持ちやすいデザインとなっており、重さは172gと比較的軽いため長時間の使用でも疲れにくいです。 手が小さい人や力に自信がない人でも、長時間片手操作ができるデザイン性は非常に良いと感じました。 カラーバリエーション カラーバリエーションは、ブラック、エクリュホワイト、グリーン、ブルー、パープルの5色展開ですが、キャリアによって取り扱っているカラーが異なるので注意しましょう。 どの色もマットな質感との相性は抜群です。 全体的に落ち着いた色合いのラインナップとなっていますので、普段使いはもちろんのこと、ビジネスシーンにも問題なくマッチするカラーリングとなっています。 それでは詳細についてみていきたいと思います。 Xperia 5 Ⅳのスペック表 ※引用元:SONY[2] CPUは最新クアルコムの「Snapdragon 8 Gen1」を搭載しているため、全体的な動作も快適に行えるようになっており、処理の重い3Dゲームを楽しみたい人にもおすすめの性能となっております。 タッチ操作やスクロールなどのレスポンスも快適で、動画視聴やネットサーフィンをするのもノンストレスで快適におこなえました。 さらに、防水・防塵などにはしっかり対応し、おサイフケータイも搭載、指紋認証も搭載されているため、日常の中で使う分には何不自由のない仕様です。 気になるAnTuTuスコアは「841,288点」を記録しました。Android端末の中でもトップクラスの処理性能といっても過言ではないでしょう。 テスト中もバッテリーの消費は安定しており、特別おかしな挙動も確認は出来ませんでした。 処理の重い3Dゲームのテストとして「PUBG」をプレイしてみました。 スペックの低いスマホの場合、PUBGをプレイした場合、全体的にモッサリな動きとなり操作性が悪いことがありますが、本機の場合は全くもたつくこともなく、ストレスなくプレイをすることができました。 ゲームをとことん楽しみたいという人にも強くおすすめ出来る安心の性能となっています。 デジタル一眼カメラ「α™」のノウハウを受け継いでおり、カメラ性能には定評のあるXperiaシリーズですが、同機種の実力はどのようなものでしょうか。 今回も様々なシーンで実際に撮影してきましたので、 Xperia 5 Ⅳのカメラ性能について評価いただければと思います。 日中の様子を撮影してみた まずは野外での撮影です。天気の良い日のお昼ごろに、イベントでにぎわう公園で撮影をしました。 極端な加工や味付けはなく、色合いも鮮やかでかつ自然な写真が撮ることができました。 ササっと取り出して、簡単に撮影をしてこれだけの写真が撮影できるのであれば十分合格点といえる印象です。 ズーム撮影性能について 続いてはズーム撮影性について検証してみました。先ほどと同じ場所から超広角・望遠レンズでの撮影をしてみました 。 カメラ性能の悪いスマホの場合、ズーム撮影をした場合、写真が劣化してしまうことがあります。 ズームの性能自体が高くても、荒れた写真となってしまうことから実用的ではない端末も多く存在しますが、本機はズーム性能が高いことに加え解像度の荒れが非常に少ないのも特徴のひとつです。 機能としてもかなり実用性が高いと感じました。 超広角レンズを用いた撮影についても、通常撮影時よりもかなり広い範囲を撮影できていますので、野外だけでなく狭い室内などでもその実力を発揮してくれそうです。 どちらも実用性は非常に高いと感じました。...